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【新潟市中央区新潟駅の歯医者・小児歯科】子どもがマウスウォッシュを使用する際の注意点は?

マウスウォッシュは、口内を洗浄する液体状のデンタルケアアイテムです。

洗口液とも呼ばれ、ブラッシングとあわせて使用することでより虫歯の予防効果が大きくなります。

では子どもがマウスウォッシュを使用する際は、どのような点に注意すべきなのでしょうか?

今回はこちらのポイントを解説します。

 

〇対象年齢をチェックして商品を選ぶ

 

親御さんが子どもにマウスウォッシュを使用させる場合、必ず対象年齢をチェックして商品を選びましょう。

マウスウォッシュの刺激は強く、子どものやわらかい粘膜では痛みや粘膜異常を引き起こすことがあります。

またアルコール成分が含まれるものも多いため、アレルギーにも注意が必要です。

そのため、もし使用させるのであれば、原則子ども専用のマウスウォッシュを選ぶことをおすすめします。

 

〇誤飲しないように注意する

 

子どもがマウスウォッシュを使用する場合、親御さんは誤飲しないようにしっかり見張っておかなければいけません。

特に小さな子どもは飲み込んでしまうリスクが高いため、ブクブクうがいができるようになってから使い始める方が安全です。

また万が一誤飲してしまった場合、少量であれば問題ありませんが、大量に飲み込んだ場合は応急処置を行いましょう。

具体的には、コップ1~2杯の水や牛乳を飲ませる方法がおすすめです。

もし子どもの体調に異変が見られるのであれば、使用したマウスウォッシュの容器を持参し、速やかに歯科医師に相談してください。

 

〇ブラッシングと併用する

 

マウスウォッシュは、あくまでブラッシングをサポートするためのアイテムです。

そのため、子どもに使用する際は、ブラッシングと併用することを忘れてはいけません。

特におすすめなのは、就寝前のブラッシングの後に仕上げとして使用する方法です。

こうすることで、口内にフッ化物を含むマウスウォッシュの成分が長くとどまりやすくなります。

逆にマウスウォッシュばかり使用させていると、いつまで経ってもブラッシングの技術が身につきませんし、虫歯を発症するリスクも高くなってしまいます。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもにマウスウォッシュを使用させる場合、必ず対象年齢をチェックして商品を選ばなければいけない

・子どもがマウスウォッシュを使用する場合、親御さんは誤飲しないように見張っておく必要がある

・大量に誤飲した場合はコップ1~2杯の水や牛乳を飲ませる

・子どもにマウスウォッシュを使用する際は、必ずブラッシングと併用する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】シュガーレスの食品における注意点について

シュガーレスの食品には、虫歯の原因となる砂糖が含まれていないため、虫歯の発症リスクを下げることができます。

しかしシュガーレスの食品には、砂糖が含まれる食品にはない注意点がいくつかあるため、摂取のしすぎは禁物です。

今回は、こちらの注意点の内容について解説します。

 

〇糖尿病のリスクが高まる

 

シュガーレスの食品ばかり摂取していると、糖尿病のリスクが高まる可能性があります。

こちらは血糖値に及ぼす影響が関係しています。

シュガーレスの場合、砂糖の代わりに人工甘味料が使用されていますが、人工甘味料にはブドウ糖が含まれていないため、血糖値が上昇しません。

しかし、甘味は感じているにもかかわらず血糖値が上がらないことから、糖代謝に悪影響を及ぼすことが考えられます。

また、これによってインスリン抵抗性が増加したり、糖尿病のリスクが高まったりすることがあります。

 

〇太りやすくなる

 

シュガーレスの食品を過剰に摂取すると、かえって太りやすくなる可能性もあります。

こちらは、通常の砂糖と比べて満足感を得にくいことが理由です。

つまり満足感を得にくいことから、「もっと摂取したい」と考えるようになり、過食のリスクが高まるということです。

また人工甘味料には、味覚を鈍らせるリスクもあります。

そのため普段から習慣的に摂取していると、強い甘味や塩味を求めるようになり、知らず知らずのうちに摂取カロリーが増加するおそれがあります。

 

〇腹痛を起こしやすくなる

 

腹痛を起こしやすくなることも、シュガーレスの食品における注意点の一つです。

シュガーレスの食品には、砂糖の代替として還元水飴やキシリトールといった糖アルコールを使用しているケースがあります。

糖アルコールを摂取すると、体質によっては一時的にお腹がゆるくなることが考えられます。

もちろん、この場合の下痢は病原性のあるものではないため、長期的に続く心配も基本的にはありません。

しかし体質には個人差があるため、あまりにも腹痛が起こる頻度が高い方などは、糖アルコールの摂取を控えることをおすすめします。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・シュガーレスの食品はインスリン抵抗性の増加、糖尿病のリスクの上昇につながるおそれがある

・シュガーレスの食品は満足感を得にくく、太りやすくなる可能性がある

・シュガーレスの食品に含まれる人工甘味料には、味覚を鈍らせるリスクがある

・糖アルコールを摂取すると、体質によっては一時的にお腹がゆるくなることが考えられる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・矯正歯科】裏側矯正の注意点について

裏側矯正はワイヤー矯正の一種であり、名前の通り歯の裏側に矯正装置を装着し、歯を動かす方法です。

舌側矯正とも呼ばれます。

こちらは外から見たとき、矯正治療を受けていることに気付かれにくいのがメリットですが、注意点もいくつかあります。

今回は、裏側矯正の主な注意点を解説します。

 

〇表側矯正よりも高額

 

歯の表面に矯正装置を装着する表側矯正と比べて、裏側矯正は費用が高額になりやすいです。

こちらは目立ちにくいことや、歯の裏側に装置をつけるのに高度な技術が必要になることなどが理由です。

一般的に表側矯正が70~100万円程度なのに対し、裏側矯正は100万円以上かかるケースも珍しくありません。

歯科クリニックによって多少金額に差はありますが、表側矯正の1.5倍程度になることが多いため、できる限り費用を抑えたいという方にはおすすめできません。

 

〇口内炎ができやすい

 

口内炎ができやすいという点も、裏側矯正の注意点の一つです。

裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を装着するため、装置が擦れて舌に口内炎ができることがあります。

こちらは、会話のときや食事のときに痛みが出ることにつながります。

特に下顎の一番奥の歯に装置をつけた場合、舌の根元の部分で口内炎ができやすくなります。

ちなみに、矯正装置を裏側につけなければいけないことから、裏側矯正の場合は最初から発音に支障が出やすくなります。

つまり口内炎ができてしまうと、異物感と痛みでかなり発音への影響が大きくなるということです。

 

〇ブラッシングがしにくい

 

裏側矯正を受けようと考えている方は、ブラッシングがしにくくなることもあらかじめ理解しておきましょう。

表側矯正の場合、矯正装置がついている部分について、鏡を見ながら丁寧に磨くことができます。

しかし裏側矯正の場合、鏡を見ても矯正装置の位置が確認できません。

そのため、装置の間に詰まった食べカスやプラークを除去しにくくなります。

もちろん食べカスやプラークが詰まったままだと、痛みが生じやすくなりますし、虫歯を発症するリスクも高まります。

ちなみに裏側矯正の装置を確認しながら磨くには、棒の先に小さな鏡がついたデンタルミラーなどが必要になります。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯の表面に矯正装置を装着する表側矯正と比べて、裏側矯正は費用が高額になりやすい

・裏側矯正は歯の裏側に矯正装置を装着するため、装置が擦れて舌に口内炎ができることがある

・裏側矯正の場合、矯正装置がついている部分について、鏡を見ながら丁寧に磨くことができない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でマウスピース】ナイトガード使用時の注意点について

ナイトガードは就寝時に装着するマウスピースであり、無意識のうちに行っている歯ぎしりや食いしばりから歯を守ってくれます。

また顎関節へのダメージも軽減されますが、使用するにあたってはいくつか注意すべきこともありません。

今回は、こちらの注意点の内容について解説します。

 

〇使い始めは違和感がある

 

ナイトガードを装着し始めた頃は、口内が異物に慣れておらず違和感が生じます。

そのため、なかなか眠れない可能性があります。

またこれまでとは違う位置で歯ぎしりや食いしばりをすることになるため、朝起きたときに顎の痛みやだるさを感じることも考えられます。

さらに、少しだけ口を開けて寝る状態になるため、口内の乾燥を感じやすくなる方もいます。

ただしこれらの違和感については、装着から数週間もすればほとんどなくなります。

 

〇破損することがある

 

ナイトガードは歯ぎしりや食いしばりの対策として用いられるものですが、一度作製すれば一生涯使用できるというわけではありません。

特に歯ぎしりや食いしばりが極端に強い場合は、早めに破損してしまい、つくり直さなければいけないこともあります。

もちろん、破損したナイトガードを再作製するには費用もかかります。

保険が適用されるため、そこまで高額な費用がかかることは考えにくいですが、一度の作成で4,000~5,000円程度はかかります。

またナイトガードは歯ぎしりや食いしばりの負担を軽減するもので、治療するものではありません。

そのため、何度も破損を繰り返すことも十分考えられます。

 

〇定期的なメンテナンスが必要

 

ナイトガードを使用した後は、しっかり洗浄して清潔な状態を維持しなければいけません。

そのため、バタバタしがちな朝の時間がさらに慌ただしくなる可能性があります。

また使用中の噛み合わせに問題がないか、破損していないかといった点については、患者さんが自らチェックしきれない部分もあります。

このことから、定期的に歯科クリニックに通い、ナイトガードの調整などのメンテナンスを受けなければいけません。

こちらは、歯科クリニックに通う時間が確保できない方にとってはデメリットと言えます。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・ナイトガードの使い始めは違和感があり、顎の痛みや口の乾きなどを感じやすくなる

・歯ぎしりや食いしばりが極端に強い場合、ナイトガードが破損するおそれがある

・ナイトガードは歯ぎしりや食いしばりを根本的に治療するものではない

・ナイトガードはメンテナンスによって清潔な状態を維持しなければいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でインプラント】インプラントのケアにおすすめの歯ブラシとは?

インプラント治療を受けた後は、治療箇所周辺を丁寧にブラッシングしなければいけません。

ケアを怠ると、インプラント周囲炎を発症してしまい、最悪の場合治療がやり直しになってしまいます。

今回は、インプラント治療後のケアにおすすめの歯ブラシについて、その特徴を解説します。

 

〇毛の細さ

 

インプラントのケアに使用する歯ブラシは、なるべく毛先が細いものを選ぶべきです。

なぜなら、細い方がインプラントと歯茎の間の汚れをかき出しやすいからです。

インプラント周囲炎を防止するには、汚れが溜まりやすいインプラントと歯茎の間をしっかりブラッシングしなければいけません。

そのため、インプラント治療後は毛先が細い歯ブラシを新たに購入しましょう。

ちなみにヘッドが小さいタフトブラシも、インプラントと歯茎の間を磨くのには有効です。

 

〇ヘッドの大きさ

 

インプラント治療後のブラッシングでは、ヘッドが小さめの歯ブラシを使用するのもポイントです。

サイズが大きすぎるものだと、インプラント周辺や歯間などの狭い部分に毛先が届かず、食べカスやプラークが残ってしまいます。

またインプラントは奥歯に適用されることも多く、特に一番奥の奥歯はヘッドが小さい歯ブラシでなければ十分に清掃できません。

ちなみに適切なヘッドの大きさの目安は、上の前歯2本分程度です。

これより大きいものはインプラント周辺だけでなく、歯列全体をくまなく磨くのも難しくなります。

 

〇毛の硬さ

 

インプラントのケアを行う歯ブラシとして適しているのは、毛の硬さが普通もしくはやわらかめのものです。

治療を終えた後、特に歯茎に炎症などの問題が生じていない場合は、普通の硬さの歯ブラシで構いません。

逆にうっすら赤みが見られる場合や、つい磨く力が強くなってしまいがちな方は、やわらかめのものを選びましょう。

硬めの歯ブラシは、刺激が強くブラッシングをしたときの爽快感がありますが、口内環境が悪化する原因になり得ます。

インプラントの場合、硬い歯ブラシで磨いたことで歯茎が擦り減ってしまい、埋入した人工歯根が露出してしまう危険性もあります。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・毛先が細い歯ブラシを選ぶことで、インプラントと歯茎の間の汚れをかき出しやすくなる

・ヘッドが小さい歯ブラシであれば、インプラント周辺や歯間などの狭い部分に毛先が届く

・治療後に歯茎の赤みが見られる場合や、磨く力が強くなりがちな方は、毛先がやわらかい歯ブラシがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・歯科口腔外科】顎関節症の運動療法におけるポイント

顎関節症の治療法にはさまざまなものがありますが、運動療法は代表的な治療法の一つです。

こちらは顎関節の可動範囲を広げるための訓練をしたり、正しい口の使い方を意識したりすることで、症状を改善させるというものです。

今回は、顎関節症の運動療法における主なポイントについて解説します。

 

〇咬筋、側頭筋のマッサージを行う

 

顎関節症の運動療法としては、主に咬筋と側頭筋のマッサージが挙げられます。

咬筋は耳たぶの近くにある筋肉であり、噛み締めると盛り上がるのが特徴です。

こちらの部分に1~2本の指を当て、朝晩5~10分程度、少し痛みがある程度の強さで円を描くように動かすことで、適切なマッサージができます。

また側頭筋についてはこめかみや耳の上あたりに広がる筋肉であり、咬筋と同じような方法でマッサージすることで、顎関節症の症状改善につながります。

 

〇顎のモビライゼーション

 

顎関節症の運動療法としては、顎のモビライゼーションも必要不可欠です。

モビライゼーション(Mobilization)は、関節を動かして可動域を広げたり、痛みを軽減したりするストレッチです。

具体的な方法としては、まず舌を口の中の上方につけ、顎の指を当てて顎関節の動きを確認します。

その後、口を軽く開けた状態で、反対側の手を使って顎を後方に押し込みます。

最終的に、顎が後方に動くのを感じたら元に戻します。

それほど強い痛みを感じない範囲で、これらの動きを10回ほど繰り返すことで、効果的な運動療法となります。

 

〇ストレスを解消しながら行う

 

前述したような顎関節症の運動療法は、なるべくストレスを解消した状態で行うべきです。

なぜなら、ストレスが溜まると無意識に歯ぎしりをしたり、歯を食いしばったりする可能性が高まるからです。

またストレスを軽減するためには、適度な運動を心掛けたり、ヨガや瞑想などを採り入れたりすることが大切です。

その他趣味やリラックスできる活動を行ったり、十分な睡眠を取ったりすることでも、ある程度ストレスは減少します。

仕事や子育てなどをしている以上、完全にストレスをゼロにすることは難しいですが、減らすための工夫を怠ってはいけません。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・顎関節症の運動療法としては、主に咬筋と側頭筋のマッサージが挙げられる

・関節を動かして可動域を広げたり、痛みを軽減したりするモビライゼーションも運動療法の一つ

・顎関節症の運動療法を実践する際は、なるべくストレスを軽減させた状態にするべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】バリアフリーの歯科クリニックにおけるメリット

バリアフリーは、高齢の方や障害を持つ方など、さまざまな方が社会生活において障壁(バリア)を感じることなく生活できる取り組みです。

歯科クリニックの中には、患者さんのことを考慮し、バリアフリー設計が採用されているところもあります。

今回は、バリアフリーの歯科クリニックにおけるメリットについて解説します。

 

〇スムーズに移動できる

 

バリアフリーの歯科クリニックであれば、身体が不自由な患者さんでもスムーズに移動できます。

車椅子や松葉杖の方にとって屋内を移動するのは大変ですし、段差の上り下りなど小さな動作一つをとっても、思うように体が動かない方にとっては危険です。

しかし段差が少なく、スムーズな動線で間取りを組んだ歯科クリニックであれば、家族などの補助がなくても自由に移動できますし、ストレスも軽減されます。

 

〇転倒防止につながる

 

バリアフリーの歯科クリニックは、患者さんの転倒も防止しやすくなります。

高齢になればなるほど筋力が衰えるため、転倒事故は発生しやすくなります。

そのため、通常であれば気にならない程度の段差や揺れた床であっても、細心の注意をはらって移動しなければいけません。

一方玄関や待合室、診察室やトイレなどがバリアフリー化されている歯科クリニックであれば、転倒を未然に防ぐことができます。

こちらは患者さんだけでなく、歯科クリニックにとってのメリットでもあります。

 

〇治療を継続しやすい

 

虫歯治療を継続しやすくなるというのも、バリアフリーの歯科クリニックにおけるメリットです。

なぜなら、院内での身体への負担が小さく、通院が億劫になりにくいからです。

身体が不自由な方は、歯科クリニックに通院するだけでも一苦労です。

そのため、近所の歯科クリニックを選ぶなど、なるべく身体に負担がかからないような工夫を行います。

その工夫の一環としてバリアフリーの歯科クリニックを選ぶことで、虫歯などの治療を継続して行いやすくなります。

虫歯治療を中断してしまうと、また一から治療し直さなければいけない可能性があるため、最後までやり遂げることが大切です。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・バリアフリーの歯科クリニックであれば、身体が不自由な患者さんでもスムーズに移動できる

・バリアフリーの歯科クリニックは段差が少ないため、患者さんの転倒も防止しやすくなる

・院内での身体への負担が小さく、通院が億劫になりにくいのもバリアフリーの歯科クリニックのメリット

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・小児歯科】フッ素塗布における注意点とは?

フッ素塗布は、小児歯科のメニューとして非常にポピュラーなものです。

名前の通り、歯面にフッ素を塗布することにより、虫歯になりにくい丈夫な歯をつくることができます。

しかし、こちらの処置にはいくつかの注意点があります。

今回は、親御さんに向けて注意点の詳細を解説します。

 

〇施術後の生活について

 

歯科クリニックでフッ素塗布を行った後は、食事やうがいなどの生活習慣に関する注意が必要です。

食事に関しては、フッ素塗布後30分程度、可能であれば1~2時間程度、食事を摂らないようにしましょう。
うがいに関しても同様です。

こちらは、すぐに食事やうがいをしてしまうと、口内にフッ素がととまらず効果が薄れてしまうからです。

また口内にとどまっているフッ素については、できる限り飲み込まずに吐き出さなければいけません。

飲み込んでしまうと、吐き気や嘔吐などにつながる可能性があります。

 

〇施術の頻度について

 

フッ素塗布の効果は、永久に続くわけではありません。

通常、数ヶ月~半年程度で効果が少しずつ薄れていきます。

つまり、何度も施術を受けなければいけないということです。

また再塗布のタイミングについては、個々の口内状態や生活習慣によって異なりますが、一般的には3~6ヶ月に一度は行うことが推奨されています。

特に虫歯のリスクが高い子どもや、矯正治療を受けている子どもについては、フッ素塗布の頻度を高めることが望ましいです。

もちろん、フッ素塗布は施術を行うたびに費用がかかります。

 

〇ブラッシングとの併用について

 

フッ素塗布は虫歯になりにくい歯をつくるためのものですが、これだけで虫歯が発症しなくなるわけではありません。

ブラッシングをあわせて行うことにより、初めて効果を発揮します。

具体的には、ブラッシングが不十分で歯にプラークが付着したままになると、フッ素を塗布していても虫歯になってしまいます。

また子どもがまだ自分で十分なブラッシングを行えない場合、親御さんが責任を持って歯を磨かなければいけません。

フッ素塗布を受ける際には、こちらの仕上げ磨きの知識についても、歯科医師から学んでおきましょう。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・フッ素塗布後30分程度、可能であれば1~2時間程度、食事やうがいは控えるべき

・口内にとどまっているフッ素は、できる限り飲み込まずに吐き出さなければいけない

・フッ素塗布の効果は、通常数ヶ月~半年程度で少しずつ薄れていく

・フッ素塗布はブラッシングをあわせて行うことにより、初めて効果を発揮する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で訪問歯科治療】訪問歯科治療時、患者さんが行う準備について

訪問歯科治療は、寝たきりもしくは身体が不自由で外出が難しい方に向けて実施される治療です。

歯科医師や歯科衛生士が直接患者さんの自宅や施設に出向き、歯科クリニックで受けるものと変わらないクオリティの歯科治療を提供します。

今回は、訪問歯科治療時に患者さんが行う準備について解説します。

 

〇証明書関連の準備

 

訪問歯科治療を受ける患者さんは、自身の健康保険証や介護保険証といった証明書を準備する必要があります。

これらの証明書がなければ、訪問歯科治療の対象外になってしまいます。

また上記の証明書とあわせて、介護負担割合証も忘れずに用意してください。

介護負担割合証があることにより、訪問歯科治療を受ける際の患者さんの負担割合が何割かがわかります。

 

〇おくすり手帳やデンタルケアアイテムの準備

 

訪問歯科治療を受ける際、患者さんはおくすり手帳を準備し、歯科医師に提出しなければいけません。

こちらは歯科医師に薬の服用状況を把握してもらうことで、安全な治療を受けられるからです。

例えば、血液をサラサラにする薬を服用している場合、出血を伴う治療では十分な止血と予後の観察が必要になります。

また骨粗鬆症の薬を服用している場合、抜歯治療などで顎骨壊死のリスクがあるため、当該治療では細心の注意を払わなければいけません。

そのため、事前にお薬手帳を提出し、薬の服用状況を把握してもらうことはとても大切です。

また訪問歯科治療を受けるにあたっては、うがい用コップと普段使用している歯ブラシも用意する必要があります。

デンタルケアアイテムは、歯科クリニック側で用意されるわけではなく、患者さんがいつも使用しているものを使用します。

 

〇その他の準備

 

その他の準備としては、電源がすぐに使用できるようにしておくことが挙げられます。

訪問歯科治療では、治療機器を使用するために電源が必要なケースがあります。

また治療に際し、洗面台も使用するケースが多いため、こちらもできればすぐ使用できるような状態にしておきましょう。

ちなみに、その日の処置内容によってはお湯を使用することもあります。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・訪問歯科治療を受ける患者さんは健康保険証や介護保険証、介護負担割合証といった証明書を準備する必要がある

・訪問歯科治療を受ける場合、お薬手帳で薬の服用状況を把握してもらうことが重要

・デンタルケアアイテムや電源、洗面台お湯なども事前に用意しておく必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】半個室の診療室で虫歯治療を受けるメリット

半個室とは、密閉空間ではなく、完全に仕切られていない個室のことをいいます。

歯科クリニックの中には、半個室の診療室を完備しているところもあり、こちらで虫歯治療を受けることにはさまざまなメリットがあります。

今回はこちらのメリットの内容について解説します。

 

〇プライバシーを保ちながら開放感を得られる

 

半個室の場合、密閉空間ではないため、プライバシーを保ちながらもある程度の開放感を得られます。

完全個室の場合、患者さんと歯科医師、歯科衛生士しかいない空間になるため、歯科治療が苦手な方は緊張感が高まる可能性があります。

一方半個室の場合、他の患者さんやレイアウトによっては屋外の景色などが見える可能性もあるため、安心して治療が受けられます。

またリラックスすることにより、治療時の痛みが軽減されることも考えられます。

 

〇遠慮せずに相談できる

 

半個室の診療室で虫歯治療を受けることにより、虫歯やその治療に関することを遠慮なく相談できます。

こちらは、周りの目を一切気にする必要がないからです。

オープンになっている診療室の場合、すぐ隣の見えるところに別の患者さんがいるため、気になっていることがあっても恥ずかしくて聞けない可能性があります。

半個室であれば、声は聞こえても姿は見えないため、歯科医師や歯科衛生士に気になるポイントについて質問しやすいです。

もちろん相談や質問によって得た知識は、虫歯治療後のセルフケアなどで活かすことができます。

 

〇治療がスムーズに進む可能性が高い

 

半個室の診療室は、完全個室に比べて治療がスムーズに進む可能性が高いです。

なぜなら、個室風ではあるものの、中では従業員の動線がしっかり確保されているからです。

さらにすぐに出入りできる造りであることも、スムーズな治療を実現しやすい理由です。

歯科クリニックの雰囲気や虫歯治療が苦手な方は、「少しでも早く治療を終わらせたい」と考えるでしょう。

また虫歯治療は何回かに分けて行われるケースも多いため、1回1回の治療がスムーズに終わるということは、苦手な方にとって大きなメリットです。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・半個室の場合、密閉空間ではないため、プライバシーを保ちながらもある程度の開放感を得られる

・半個室の診療室はリラックスしやすく、治療時の痛みが軽減されることもある

・半個室であれば周りの目を気にせず、気になる点を遠慮なく相談できる

・完全個室よりも半個室の方が、治療がスムーズに進む可能性も高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!