マウスウォッシュは、口内を洗浄する液体状のデンタルケアアイテムです。
洗口液とも呼ばれ、ブラッシングとあわせて使用することでより虫歯の予防効果が大きくなります。
では子どもがマウスウォッシュを使用する際は、どのような点に注意すべきなのでしょうか?
今回はこちらのポイントを解説します。
〇対象年齢をチェックして商品を選ぶ
親御さんが子どもにマウスウォッシュを使用させる場合、必ず対象年齢をチェックして商品を選びましょう。
マウスウォッシュの刺激は強く、子どものやわらかい粘膜では痛みや粘膜異常を引き起こすことがあります。
またアルコール成分が含まれるものも多いため、アレルギーにも注意が必要です。
そのため、もし使用させるのであれば、原則子ども専用のマウスウォッシュを選ぶことをおすすめします。
〇誤飲しないように注意する
子どもがマウスウォッシュを使用する場合、親御さんは誤飲しないようにしっかり見張っておかなければいけません。
特に小さな子どもは飲み込んでしまうリスクが高いため、ブクブクうがいができるようになってから使い始める方が安全です。
また万が一誤飲してしまった場合、少量であれば問題ありませんが、大量に飲み込んだ場合は応急処置を行いましょう。
具体的には、コップ1~2杯の水や牛乳を飲ませる方法がおすすめです。
もし子どもの体調に異変が見られるのであれば、使用したマウスウォッシュの容器を持参し、速やかに歯科医師に相談してください。
〇ブラッシングと併用する
マウスウォッシュは、あくまでブラッシングをサポートするためのアイテムです。
そのため、子どもに使用する際は、ブラッシングと併用することを忘れてはいけません。
特におすすめなのは、就寝前のブラッシングの後に仕上げとして使用する方法です。
こうすることで、口内にフッ化物を含むマウスウォッシュの成分が長くとどまりやすくなります。
逆にマウスウォッシュばかり使用させていると、いつまで経ってもブラッシングの技術が身につきませんし、虫歯を発症するリスクも高くなってしまいます。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・子どもにマウスウォッシュを使用させる場合、必ず対象年齢をチェックして商品を選ばなければいけない
・子どもがマウスウォッシュを使用する場合、親御さんは誤飲しないように見張っておく必要がある
・大量に誤飲した場合はコップ1~2杯の水や牛乳を飲ませる
・子どもにマウスウォッシュを使用する際は、必ずブラッシングと併用する
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!