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【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】シュガーレスの食品における注意点について

シュガーレスの食品には、虫歯の原因となる砂糖が含まれていないため、虫歯の発症リスクを下げることができます。

しかしシュガーレスの食品には、砂糖が含まれる食品にはない注意点がいくつかあるため、摂取のしすぎは禁物です。

今回は、こちらの注意点の内容について解説します。

 

〇糖尿病のリスクが高まる

 

シュガーレスの食品ばかり摂取していると、糖尿病のリスクが高まる可能性があります。

こちらは血糖値に及ぼす影響が関係しています。

シュガーレスの場合、砂糖の代わりに人工甘味料が使用されていますが、人工甘味料にはブドウ糖が含まれていないため、血糖値が上昇しません。

しかし、甘味は感じているにもかかわらず血糖値が上がらないことから、糖代謝に悪影響を及ぼすことが考えられます。

また、これによってインスリン抵抗性が増加したり、糖尿病のリスクが高まったりすることがあります。

 

〇太りやすくなる

 

シュガーレスの食品を過剰に摂取すると、かえって太りやすくなる可能性もあります。

こちらは、通常の砂糖と比べて満足感を得にくいことが理由です。

つまり満足感を得にくいことから、「もっと摂取したい」と考えるようになり、過食のリスクが高まるということです。

また人工甘味料には、味覚を鈍らせるリスクもあります。

そのため普段から習慣的に摂取していると、強い甘味や塩味を求めるようになり、知らず知らずのうちに摂取カロリーが増加するおそれがあります。

 

〇腹痛を起こしやすくなる

 

腹痛を起こしやすくなることも、シュガーレスの食品における注意点の一つです。

シュガーレスの食品には、砂糖の代替として還元水飴やキシリトールといった糖アルコールを使用しているケースがあります。

糖アルコールを摂取すると、体質によっては一時的にお腹がゆるくなることが考えられます。

もちろん、この場合の下痢は病原性のあるものではないため、長期的に続く心配も基本的にはありません。

しかし体質には個人差があるため、あまりにも腹痛が起こる頻度が高い方などは、糖アルコールの摂取を控えることをおすすめします。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・シュガーレスの食品はインスリン抵抗性の増加、糖尿病のリスクの上昇につながるおそれがある

・シュガーレスの食品は満足感を得にくく、太りやすくなる可能性がある

・シュガーレスの食品に含まれる人工甘味料には、味覚を鈍らせるリスクがある

・糖アルコールを摂取すると、体質によっては一時的にお腹がゆるくなることが考えられる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!