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【新潟市中央区新潟駅の歯医者でインプラント】インプラントのケアにおすすめの歯ブラシとは?

インプラント治療を受けた後は、治療箇所周辺を丁寧にブラッシングしなければいけません。

ケアを怠ると、インプラント周囲炎を発症してしまい、最悪の場合治療がやり直しになってしまいます。

今回は、インプラント治療後のケアにおすすめの歯ブラシについて、その特徴を解説します。

 

〇毛の細さ

 

インプラントのケアに使用する歯ブラシは、なるべく毛先が細いものを選ぶべきです。

なぜなら、細い方がインプラントと歯茎の間の汚れをかき出しやすいからです。

インプラント周囲炎を防止するには、汚れが溜まりやすいインプラントと歯茎の間をしっかりブラッシングしなければいけません。

そのため、インプラント治療後は毛先が細い歯ブラシを新たに購入しましょう。

ちなみにヘッドが小さいタフトブラシも、インプラントと歯茎の間を磨くのには有効です。

 

〇ヘッドの大きさ

 

インプラント治療後のブラッシングでは、ヘッドが小さめの歯ブラシを使用するのもポイントです。

サイズが大きすぎるものだと、インプラント周辺や歯間などの狭い部分に毛先が届かず、食べカスやプラークが残ってしまいます。

またインプラントは奥歯に適用されることも多く、特に一番奥の奥歯はヘッドが小さい歯ブラシでなければ十分に清掃できません。

ちなみに適切なヘッドの大きさの目安は、上の前歯2本分程度です。

これより大きいものはインプラント周辺だけでなく、歯列全体をくまなく磨くのも難しくなります。

 

〇毛の硬さ

 

インプラントのケアを行う歯ブラシとして適しているのは、毛の硬さが普通もしくはやわらかめのものです。

治療を終えた後、特に歯茎に炎症などの問題が生じていない場合は、普通の硬さの歯ブラシで構いません。

逆にうっすら赤みが見られる場合や、つい磨く力が強くなってしまいがちな方は、やわらかめのものを選びましょう。

硬めの歯ブラシは、刺激が強くブラッシングをしたときの爽快感がありますが、口内環境が悪化する原因になり得ます。

インプラントの場合、硬い歯ブラシで磨いたことで歯茎が擦り減ってしまい、埋入した人工歯根が露出してしまう危険性もあります。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・毛先が細い歯ブラシを選ぶことで、インプラントと歯茎の間の汚れをかき出しやすくなる

・ヘッドが小さい歯ブラシであれば、インプラント周辺や歯間などの狭い部分に毛先が届く

・治療後に歯茎の赤みが見られる場合や、磨く力が強くなりがちな方は、毛先がやわらかい歯ブラシがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・歯科口腔外科】顎関節症の運動療法におけるポイント

顎関節症の治療法にはさまざまなものがありますが、運動療法は代表的な治療法の一つです。

こちらは顎関節の可動範囲を広げるための訓練をしたり、正しい口の使い方を意識したりすることで、症状を改善させるというものです。

今回は、顎関節症の運動療法における主なポイントについて解説します。

 

〇咬筋、側頭筋のマッサージを行う

 

顎関節症の運動療法としては、主に咬筋と側頭筋のマッサージが挙げられます。

咬筋は耳たぶの近くにある筋肉であり、噛み締めると盛り上がるのが特徴です。

こちらの部分に1~2本の指を当て、朝晩5~10分程度、少し痛みがある程度の強さで円を描くように動かすことで、適切なマッサージができます。

また側頭筋についてはこめかみや耳の上あたりに広がる筋肉であり、咬筋と同じような方法でマッサージすることで、顎関節症の症状改善につながります。

 

〇顎のモビライゼーション

 

顎関節症の運動療法としては、顎のモビライゼーションも必要不可欠です。

モビライゼーション(Mobilization)は、関節を動かして可動域を広げたり、痛みを軽減したりするストレッチです。

具体的な方法としては、まず舌を口の中の上方につけ、顎の指を当てて顎関節の動きを確認します。

その後、口を軽く開けた状態で、反対側の手を使って顎を後方に押し込みます。

最終的に、顎が後方に動くのを感じたら元に戻します。

それほど強い痛みを感じない範囲で、これらの動きを10回ほど繰り返すことで、効果的な運動療法となります。

 

〇ストレスを解消しながら行う

 

前述したような顎関節症の運動療法は、なるべくストレスを解消した状態で行うべきです。

なぜなら、ストレスが溜まると無意識に歯ぎしりをしたり、歯を食いしばったりする可能性が高まるからです。

またストレスを軽減するためには、適度な運動を心掛けたり、ヨガや瞑想などを採り入れたりすることが大切です。

その他趣味やリラックスできる活動を行ったり、十分な睡眠を取ったりすることでも、ある程度ストレスは減少します。

仕事や子育てなどをしている以上、完全にストレスをゼロにすることは難しいですが、減らすための工夫を怠ってはいけません。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・顎関節症の運動療法としては、主に咬筋と側頭筋のマッサージが挙げられる

・関節を動かして可動域を広げたり、痛みを軽減したりするモビライゼーションも運動療法の一つ

・顎関節症の運動療法を実践する際は、なるべくストレスを軽減させた状態にするべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】バリアフリーの歯科クリニックにおけるメリット

バリアフリーは、高齢の方や障害を持つ方など、さまざまな方が社会生活において障壁(バリア)を感じることなく生活できる取り組みです。

歯科クリニックの中には、患者さんのことを考慮し、バリアフリー設計が採用されているところもあります。

今回は、バリアフリーの歯科クリニックにおけるメリットについて解説します。

 

〇スムーズに移動できる

 

バリアフリーの歯科クリニックであれば、身体が不自由な患者さんでもスムーズに移動できます。

車椅子や松葉杖の方にとって屋内を移動するのは大変ですし、段差の上り下りなど小さな動作一つをとっても、思うように体が動かない方にとっては危険です。

しかし段差が少なく、スムーズな動線で間取りを組んだ歯科クリニックであれば、家族などの補助がなくても自由に移動できますし、ストレスも軽減されます。

 

〇転倒防止につながる

 

バリアフリーの歯科クリニックは、患者さんの転倒も防止しやすくなります。

高齢になればなるほど筋力が衰えるため、転倒事故は発生しやすくなります。

そのため、通常であれば気にならない程度の段差や揺れた床であっても、細心の注意をはらって移動しなければいけません。

一方玄関や待合室、診察室やトイレなどがバリアフリー化されている歯科クリニックであれば、転倒を未然に防ぐことができます。

こちらは患者さんだけでなく、歯科クリニックにとってのメリットでもあります。

 

〇治療を継続しやすい

 

虫歯治療を継続しやすくなるというのも、バリアフリーの歯科クリニックにおけるメリットです。

なぜなら、院内での身体への負担が小さく、通院が億劫になりにくいからです。

身体が不自由な方は、歯科クリニックに通院するだけでも一苦労です。

そのため、近所の歯科クリニックを選ぶなど、なるべく身体に負担がかからないような工夫を行います。

その工夫の一環としてバリアフリーの歯科クリニックを選ぶことで、虫歯などの治療を継続して行いやすくなります。

虫歯治療を中断してしまうと、また一から治療し直さなければいけない可能性があるため、最後までやり遂げることが大切です。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・バリアフリーの歯科クリニックであれば、身体が不自由な患者さんでもスムーズに移動できる

・バリアフリーの歯科クリニックは段差が少ないため、患者さんの転倒も防止しやすくなる

・院内での身体への負担が小さく、通院が億劫になりにくいのもバリアフリーの歯科クリニックのメリット

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・小児歯科】フッ素塗布における注意点とは?

フッ素塗布は、小児歯科のメニューとして非常にポピュラーなものです。

名前の通り、歯面にフッ素を塗布することにより、虫歯になりにくい丈夫な歯をつくることができます。

しかし、こちらの処置にはいくつかの注意点があります。

今回は、親御さんに向けて注意点の詳細を解説します。

 

〇施術後の生活について

 

歯科クリニックでフッ素塗布を行った後は、食事やうがいなどの生活習慣に関する注意が必要です。

食事に関しては、フッ素塗布後30分程度、可能であれば1~2時間程度、食事を摂らないようにしましょう。
うがいに関しても同様です。

こちらは、すぐに食事やうがいをしてしまうと、口内にフッ素がととまらず効果が薄れてしまうからです。

また口内にとどまっているフッ素については、できる限り飲み込まずに吐き出さなければいけません。

飲み込んでしまうと、吐き気や嘔吐などにつながる可能性があります。

 

〇施術の頻度について

 

フッ素塗布の効果は、永久に続くわけではありません。

通常、数ヶ月~半年程度で効果が少しずつ薄れていきます。

つまり、何度も施術を受けなければいけないということです。

また再塗布のタイミングについては、個々の口内状態や生活習慣によって異なりますが、一般的には3~6ヶ月に一度は行うことが推奨されています。

特に虫歯のリスクが高い子どもや、矯正治療を受けている子どもについては、フッ素塗布の頻度を高めることが望ましいです。

もちろん、フッ素塗布は施術を行うたびに費用がかかります。

 

〇ブラッシングとの併用について

 

フッ素塗布は虫歯になりにくい歯をつくるためのものですが、これだけで虫歯が発症しなくなるわけではありません。

ブラッシングをあわせて行うことにより、初めて効果を発揮します。

具体的には、ブラッシングが不十分で歯にプラークが付着したままになると、フッ素を塗布していても虫歯になってしまいます。

また子どもがまだ自分で十分なブラッシングを行えない場合、親御さんが責任を持って歯を磨かなければいけません。

フッ素塗布を受ける際には、こちらの仕上げ磨きの知識についても、歯科医師から学んでおきましょう。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・フッ素塗布後30分程度、可能であれば1~2時間程度、食事やうがいは控えるべき

・口内にとどまっているフッ素は、できる限り飲み込まずに吐き出さなければいけない

・フッ素塗布の効果は、通常数ヶ月~半年程度で少しずつ薄れていく

・フッ素塗布はブラッシングをあわせて行うことにより、初めて効果を発揮する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で訪問歯科治療】訪問歯科治療時、患者さんが行う準備について

訪問歯科治療は、寝たきりもしくは身体が不自由で外出が難しい方に向けて実施される治療です。

歯科医師や歯科衛生士が直接患者さんの自宅や施設に出向き、歯科クリニックで受けるものと変わらないクオリティの歯科治療を提供します。

今回は、訪問歯科治療時に患者さんが行う準備について解説します。

 

〇証明書関連の準備

 

訪問歯科治療を受ける患者さんは、自身の健康保険証や介護保険証といった証明書を準備する必要があります。

これらの証明書がなければ、訪問歯科治療の対象外になってしまいます。

また上記の証明書とあわせて、介護負担割合証も忘れずに用意してください。

介護負担割合証があることにより、訪問歯科治療を受ける際の患者さんの負担割合が何割かがわかります。

 

〇おくすり手帳やデンタルケアアイテムの準備

 

訪問歯科治療を受ける際、患者さんはおくすり手帳を準備し、歯科医師に提出しなければいけません。

こちらは歯科医師に薬の服用状況を把握してもらうことで、安全な治療を受けられるからです。

例えば、血液をサラサラにする薬を服用している場合、出血を伴う治療では十分な止血と予後の観察が必要になります。

また骨粗鬆症の薬を服用している場合、抜歯治療などで顎骨壊死のリスクがあるため、当該治療では細心の注意を払わなければいけません。

そのため、事前にお薬手帳を提出し、薬の服用状況を把握してもらうことはとても大切です。

また訪問歯科治療を受けるにあたっては、うがい用コップと普段使用している歯ブラシも用意する必要があります。

デンタルケアアイテムは、歯科クリニック側で用意されるわけではなく、患者さんがいつも使用しているものを使用します。

 

〇その他の準備

 

その他の準備としては、電源がすぐに使用できるようにしておくことが挙げられます。

訪問歯科治療では、治療機器を使用するために電源が必要なケースがあります。

また治療に際し、洗面台も使用するケースが多いため、こちらもできればすぐ使用できるような状態にしておきましょう。

ちなみに、その日の処置内容によってはお湯を使用することもあります。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・訪問歯科治療を受ける患者さんは健康保険証や介護保険証、介護負担割合証といった証明書を準備する必要がある

・訪問歯科治療を受ける場合、お薬手帳で薬の服用状況を把握してもらうことが重要

・デンタルケアアイテムや電源、洗面台お湯なども事前に用意しておく必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】半個室の診療室で虫歯治療を受けるメリット

半個室とは、密閉空間ではなく、完全に仕切られていない個室のことをいいます。

歯科クリニックの中には、半個室の診療室を完備しているところもあり、こちらで虫歯治療を受けることにはさまざまなメリットがあります。

今回はこちらのメリットの内容について解説します。

 

〇プライバシーを保ちながら開放感を得られる

 

半個室の場合、密閉空間ではないため、プライバシーを保ちながらもある程度の開放感を得られます。

完全個室の場合、患者さんと歯科医師、歯科衛生士しかいない空間になるため、歯科治療が苦手な方は緊張感が高まる可能性があります。

一方半個室の場合、他の患者さんやレイアウトによっては屋外の景色などが見える可能性もあるため、安心して治療が受けられます。

またリラックスすることにより、治療時の痛みが軽減されることも考えられます。

 

〇遠慮せずに相談できる

 

半個室の診療室で虫歯治療を受けることにより、虫歯やその治療に関することを遠慮なく相談できます。

こちらは、周りの目を一切気にする必要がないからです。

オープンになっている診療室の場合、すぐ隣の見えるところに別の患者さんがいるため、気になっていることがあっても恥ずかしくて聞けない可能性があります。

半個室であれば、声は聞こえても姿は見えないため、歯科医師や歯科衛生士に気になるポイントについて質問しやすいです。

もちろん相談や質問によって得た知識は、虫歯治療後のセルフケアなどで活かすことができます。

 

〇治療がスムーズに進む可能性が高い

 

半個室の診療室は、完全個室に比べて治療がスムーズに進む可能性が高いです。

なぜなら、個室風ではあるものの、中では従業員の動線がしっかり確保されているからです。

さらにすぐに出入りできる造りであることも、スムーズな治療を実現しやすい理由です。

歯科クリニックの雰囲気や虫歯治療が苦手な方は、「少しでも早く治療を終わらせたい」と考えるでしょう。

また虫歯治療は何回かに分けて行われるケースも多いため、1回1回の治療がスムーズに終わるということは、苦手な方にとって大きなメリットです。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・半個室の場合、密閉空間ではないため、プライバシーを保ちながらもある程度の開放感を得られる

・半個室の診療室はリラックスしやすく、治療時の痛みが軽減されることもある

・半個室であれば周りの目を気にせず、気になる点を遠慮なく相談できる

・完全個室よりも半個室の方が、治療がスムーズに進む可能性も高い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でインプラント】インプラント治療と脳梗塞の関係について

脳梗塞は、脳血管の動脈硬化などの原因で脳の血管が詰まってしまうことにより、血流が滞り、細胞が死滅してしまう病気です。

こちらは死亡のリスクもある疾患であり、インプラント治療との関連性があることでも知られています。

今回は、具体的にどのような関係があるのかについて解説します。

 

〇脳梗塞を患っている場合のインプラント治療について

 

脳梗塞を患っている場合、治療によって全身状態が悪化するリスクがあるため、インプラント治療を受けることはできません。

また、過去に脳梗塞を発症したことがある方は、すでに治療が完了していたとしても、すぐにインプラント治療を受けることが難しくなります。

ただし発症してから6ヶ月以上が経過し、その後の経過も良好であれば、治療を受けられる可能性があります。

 

〇抗血栓療法を受けている場合の注意点

 

脳梗塞を患ったことのある方は、抗血栓療法を受けていることも考えられます。

抗血栓療法は、血液をサラサラにする薬を服用し、発作の原因となる血栓という血の塊を予防する治療法です。

このような薬を常に服用している場合、インプラント治療に伴う外科手術で出血が止まらなくなるおそれがあります。

そのため、事前に十分な検査を行わなければいけません。

以前は抗血栓療法を受けている方がインプラント治療を行う場合、一時的に薬剤の服用を中止するケースが一般的でした。

現在は、服用を中止せずに治療を進めることが可能になりましたが、それでも複数本のインプラント治療は避けるなどの工夫が必要です。

 

〇脳梗塞のある方はまず主治医に相談を

 

脳梗塞を患っている方、もしくは患ったことのある方は、インプラント治療を受けるにあたって必ず主治医に相談しなければいけません。

前述した内容はあくまで一般的なものであり、病気の発症状況や現在の健康状態などによっては、判断が異なる場合もあります。

また脳梗塞だけに限らず、持病を持っている方は必ず治療ができるかどうか、主治医に確認することが大切です。

もちろん歯科医師に対しても、現在の病状や服用している薬の種類について伝えるのを忘れてはいけません。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・脳梗塞の方は全身状態が悪化するリスクがあるため、インプラント治療を受けられない

・脳梗塞を発症したことがある方は、発症後6ヶ月以上が経過すれば治療を受けられる

・抗血栓療法を受けている方は、インプラント治療で出血が止まらなくなる場合がある

・インプラント治療を受けられるかについては主治医や歯科医師に相談すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】虫歯予防のサプリメントは効果があるのか?

虫歯予防を行うにあたって、サプリメントの力を借りたいという方は多いでしょう。

近年はあらゆる栄養素を含むサプリメントが存在し、その中には虫歯対策として摂取できるものもあります。

では、このようなサプリメントには、一体どれくらいの効果があるのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

 

〇虫歯予防に効くサプリメントとは?

 

虫歯予防に効くサプリメントとは、ビタミンCやカルシウム、オリゴ糖などが含まれているものを指しています。

ビタミンCは、エナメル質や象牙質の生成に関与する栄養素であり、抗酸化作用によって歯の表面に付着した菌の繁殖を抑制します。

さらに、唾液の分泌を促進し、口内の環境を整える効果もあります。

またカルシウムやフッ素、リンやビタミンAなどの栄養素は、強く健康な歯を維持し、虫歯のリスクを軽減してくれます。

その他、オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになり、善玉菌を増やす働きがあります。

 

〇虫歯予防のサプリメントにおける効果について

 

虫歯を予防したり、歯を強くしたりするサプリメントは確かに存在しますが、これらはあくまで栄養補助が目的です。

そのため、本当に虫歯を予防するには、食事によって栄養バランスを保たなければ意味がありません。

またサプリメントは、大量に摂取しても大きな効果を得られないばかりか、健康被害の危険性もあります。

特に薬との飲み合わせは注意しなければいけないため、疾患やケガで内服薬を服用している方は、必ず医師薬剤師に確認してください。

 

〇虫歯を予防するにはブラッシングも必要不可欠

 

サプリメントや食事で虫歯を予防できる栄養素を摂取していても、ブラッシングがおろそかだと虫歯のリスクは高まります。

正しく虫歯を予防するには、毛先がやわらかく、細かい部分まで届く歯ブラシを選びましょう。

ヘッドがコンパクトで薄めの歯ブラシは、奥歯や頬側にも毛先が届きやすいです。

また磨くときは歯と歯茎の境目に歯ブラシを45度の角度で当て、小刻みに動かします。

さらに歯の表面だけでなく、奥歯や歯の裏側、噛む面までしっかり磨くことで、虫歯予防効果はアップします。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防に効くサプリメントとは、ビタミンCやカルシウム、オリゴ糖などが含まれているものを指す

・虫歯を予防したり、歯を強くしたりするサプリメントは、あくまで栄養補助が目的

・サプリメントは、大量に摂取しても大きな効果を得られない

・虫歯を予防するには正しいブラッシングも必要不可欠

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】気付きにくい虫歯の特徴について

虫歯を発症していることが判明した場合、基本的にはすぐに治療を受けなければいけません。

しかし、すべての虫歯でわかりやすい症状が出るとは限らず、場合によっては発症していてもなかなか気付かないことがあります。

今回は、発症していることに気付きにくい虫歯の主な特徴について解説します。

 

〇初期虫歯

 

初期虫歯は、脱灰が起こっているものの、まだ歯に穴が開いていない虫歯です。

C0と言われることもあります。

脱灰は、歯の表面のエナメル質が酸によって分解され、カルシウムやリン酸が溶け出す現象です。

初期虫歯の場合、まだ脱灰によって歯に穴が開く手前であるため、痛みなどの自覚症状はありません。

また見た目に関しても、歯質が溶け始めている部分が白い斑点のように見える程度であるため、しっかり見なければ気付くことができません。

ちなみに初期虫歯の状態で発見できれば、歯を削らずに治療できる可能性が高いです。

 

〇停止齲蝕

 

虫歯には停止齲蝕と急性齲蝕があります。

急性齲蝕は、急速に進行するタイプの虫歯であり、停止齲蝕は進行が遅く気付きにくい虫歯です。

大人の虫歯の多くは、後者に該当します。

また停止齲蝕は、痛みを感じることなくゆっくり進行するため、気付いたら重度になっていることが多いです。

ただし歯の色は黒くなっているため、日頃からよく鏡を見てブラッシングをしていれば、発症に気付ける可能性は高いです。

歯科クリニックの定期検診を受けていれば、より早期発見できる可能性は高まります。

 

〇見えにくい部分の虫歯

 

目視しにくい部分の虫歯も、なかなか発症に気付くことができません。

例えば歯の裏側については、前歯や奥歯に関係なく、鏡で見ても確認しづらいです。

また奥歯の溝についても、きちんと確認しなければ黒くなっているのかどうかがわかりません。

さらに歯と歯の間も、歯がちょうどくっついているところであるため、変色が広範囲に渡らない限り気付けないことがあります。

ちなみに、一度虫歯を治療した部分が再び虫歯になることを二次虫歯といいます。

二次虫歯は詰め物や被せ物の下で起こるため、非常に気づくのが難しいです。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・初期虫歯は症状が少なく、早期に発見するのが難しい

・停止齲蝕は痛みを感じることなくゆっくり進行するため、気付いたら重度になっていることが多い

・歯の裏側や奥歯の溝、歯と歯の間などにある虫歯も、目視では気付きにくい

・詰め物や被せ物の下で起こる二次虫歯も発見するのは困難

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でセラミック治療】ハイブリッドセラミックの見た目に関する注意点

ハイブリッドセラミックは、セラミックと歯科用プラスチックのレジンを混ぜ合わせた素材です。

セラミック素材の中では比較的安価であり、ある程度の強度と耐久性も兼ね備えています。

しかし見た目については、他の自費診療のセラミック素材よりも劣る部分がいくつかあります。

今回はこちらの点について解説します。

 

〇審美性が極めて高いとは言えない

 

ハイブリッドセラミックはある程度の白さを持った素材ですが、オールセラミックなどに比べると、そこまで極端に審美性が高いというわけではありません。

オールセラミックの場合、透明感があり、自然な歯の見た目を限りなく再現することができます。

一方ハイブリッドセラミックは、白さがあるものの透明感が少なく、どうしても人工物というイメージになってしまいます。

 

〇経年劣化が見られやすい

 

ハイブリッドセラミックには、他の自由診療のセラミック素材と比べて、経年劣化が見られやすいという特徴もあります。

こちらは、すべてがセラミックでできているわけではなく、レジンが含まれていることが理由です。

レジンは保険診療で多く用いられる歯科用プラスチックであり、安価ではあるものの、見た目の美しさはそれほど考慮されていません。

そのため仕上がり直後だけでなく、治療から時間が経過したときの見た目についても、白さを重視している方にとっては物足りなく感じるでしょう。

ちなみにレジンの見た目が経年劣化しやすい理由としては、少しずつ水分を吸収することが挙げられます。

 

〇キズやプラークが付着しやすい

 

キズやプラークが付着しやすいという点についても、ハイブリッドセラミックの見た目に関するデメリットの一つです。

オールセラミックの場合、表面がツルツルしているため、キズやプラークはそれほど付着しません。

一方、ハイブリッドセラミックはキズが付きやすく、その分隙間にプラークが入り込みやすくなります。

こちらは二次虫歯のリスクを高めることにもつながります。

ちなみに、ハイブリッドセラミックで二次虫歯が発生すると、さらに深く歯を削らなければいけません。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・ハイブリッドセラミックはオールセラミックなどに比べると、そこまで審美性が高くない

・ハイブリッドセラミックは、他の自由診療のセラミック素材と比べて経年劣化が見られやすい

・キズやプラークが付着しやすいという点も、ハイブリッドセラミックの見た目に関するデメリット

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!