歯科クリニックを選ぶ際は、費用や診療内容、歯科医師の評判などさまざまなポイントをチェックしなければいけません。
このとき、場合によっては自宅から離れた歯科クリニックを選択することもありますが、電車で通院する場合は注意が必要です。
今回は、電車での通院における主な注意点について解説します。
交通費がかかる
徒歩や自転車で歯科クリニックに通う場合、基本的に交通費は発生しません。
しかし電車の場合、必ず電車賃がかかります。
それほど遠くない歯科クリニックであれば往復数百円程度で済みますが、虫歯治療で通院する回数を考えると、トータルではなかなかの金額になります。
また距離的には離れていない歯科クリニックであっても、乗り換えをする場合はさらに電車賃がかさみやすくなります。
場合によっては、1回の通院で1,000円以上かかることもあります。
通院時間が長くなる
電車で歯科クリニックに通う場合、通院時間が長くなることにも注意が必要です。
例えば、自転車で2駅分移動した場合と、電車で2駅分移動した場合で比較してみましょう。
自転車の場合、家を出てそのまま歯科クリニックに直接向かうだけであるため、そこまで長い時間はかからないことが予想されます。
一方電車の場合、ホームで電車を待つ時間がありますし、駅構内に入ったり出たりする時間も考慮しなければいけません。
そのため、同じ距離でも電車の方が通院時間は長くなりやすいです。
もちろん遠く離れた歯科クリニックの場合、自転車で通うわけにはいかないため、時間がかかっても電車での通院を選択するしかありません。
治療後の体調変化に対応しにくい
歯科クリニックで虫歯治療を受ける場合、麻酔を施すことも多いです。
また麻酔後には、稀に患者さんの体調が悪化してしまうことがあります。
このような場合、電車での通院ではすぐに帰宅できないため、体調の変化に対し迅速に対応できません。
また電車内で急に気分が悪くなった場合などは、周囲の乗客に迷惑をかけてしまう可能性があります。
もちろん体調が優れないからといって、途中で下車して休憩できるところを探すのも、それはそれで身体の負担になります。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・電車で歯科クリニックに通う場合、必ず交通費がかかる
・通院期間が長い場合や乗り換えが多い場合などは、電車賃がかさみやすくなる
・電車はホームで待つ時間や駅を出入りする時間があるため、通院に時間がかかる
・電車の場合、すぐに帰れないため、治療後の体調変化に対応しにくい
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!