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【新潟市中央区新潟駅の歯医者で入れ歯治療】入れ歯の着色汚れにおける意外な原因について

入れ歯は人工歯であり、天然歯とは違ってそのものが虫歯になることはありません。
しかし、天然歯と同じように色がつき、審美性が低下することはあります。
また入れ歯の着色汚れの原因は、カレーやコーヒーなど色が濃いものを摂取すること以外にもあります。
今回は、入れ歯の着色汚れにおける意外な原因について解説します。

緑黄色野菜

入れ歯の着色汚れは、冒頭でも触れたカレーやコーヒーなど色の濃い食べ物・飲み物、ケチャップやソースなどの調味料が原因のことが多いです。
その他、着色のイメージがない食べ物でも色が付くことがあります。
その一つが緑黄色野菜です。

緑黄色野菜は確かに色が濃いですが、摂取することで着色が見られるイメージは少ないかと思います。
しかし、実際はポリフェノールが含まれているため、頻繫に摂取すると入れ歯が変色してしまいます。

特にホウレンソウやニンジン、カボチャなどは摂取しすぎにように注意しましょう。

健康食品

特定の健康食品を口にすることでも、入れ歯は着色してしまう可能性があります。
ここでいう健康食品には、二日酔いの予防や肝臓の解毒作用の強化などが期待できるものが該当します。

このような健康食品には、ウコンが含まれていることがあります。
またウコンの根茎に含まれるクルクミンという黄色色素は、着色の原因になります。

ちなみにウコンは、カレーに含まれる黄色い色素であるターメリックと同じものです。
つまりウコンが含まれる健康食品を口にすることは、カレーを食べるのと同じような着色の原因になるということです。

入れ歯を装着したまま寝る

入れ歯の着色汚れにおける意外な原因としては、入れ歯を装着したまま寝ることも挙げられます。

入れ歯は基本的に、睡眠時は外して浸け置き洗いをしておくものです。
装着したまま眠ると、入れ歯と歯茎の間に細菌が繁殖しやすくなり、口内環境が悪化します。

また入れ歯そのものも細菌の影響を受けて劣化し、特にレジンのものだと表面がザラザラになることも考えられます。
このようなザラザラになった入れ歯は、色素が入り込みやすくすぐに着色します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・入れ歯の着色汚れの主な原因はカレーやコーヒー、ケチャップやソースなどを摂取すること
・緑黄色野菜にはポリフェノールが含まれていて、入れ歯を変色させることがある
・ウコンが含まれる健康食品を口にすることも、入れ歯が変色してしまう原因
・入れ歯を装着したまま寝ると入れ歯が劣化し、着色汚れがつきやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!