入れ歯と聞くと、高齢の方が装着するものいう印象を抱く方も多いでしょう。
確かに、高齢になると歯が抜け落ちるリスクが高まりますが、20代などの若い方であっても入れ歯を装着する可能性はあります。
今回は、若くして入れ歯を装着する原因とそのメリットについて解説します。
虫歯や歯周病が悪化すると若くても入れ歯を装着しなければいけない
虫歯や歯周病は、若くして歯を失う原因の中でも、特に大きな割合を占めます。
虫歯は早期に治療を行えば、歯を失う原因にまでならないことがほとんどですが、重度にまで進行すると抜歯をしなければいけないこともあります。
特に若い方の中には、歯科クリニックの定期検診に通うという習慣がない方も多く、虫歯が手遅れの状態になるケースも少なくありません。
また歯周病についても、高齢の方だけでなく、若い方の罹患率も高い疾患です。
20代であっても2~3割の方は罹患していると言われていて、歯周病で歯茎がブヨブヨになると、歯が抜けて落ちて入れ歯でカバーしなければいけないことがあります。
転倒や事故で入れ歯になるケースも
年齢に関係なく、転倒や事故のリスクというのは誰にでもあるものです。
例えば顔から転倒したり、交通事故で強い衝撃を受けたりした場合、歯が大きく破損することがあります。
特に事故による破損の場合、頬や唇など周囲の組織にも損傷が見られることが多く、歯根や神経にまでダメージを与えます。
このとき治療で修復するのが不可能なほど歯が破損した場合、感染のリスクが高い場合は、残念ながら抜歯・入れ歯を選択しなければいけません。
若い方が入れ歯を装着するメリット
若くして入れ歯を装着するのに嫌悪感を抱く方もいるかと思いますが、若い方ならではのメリットもあります。
まず若い方は適応能力が高いため、入れ歯に慣れるまでの期間は短縮できます。
そのため、天然歯と同様に噛んだり話したりできる可能性が高いです。
また虫歯や歯周病などの問題がない場合、入れ歯が安定しやすいのもメリットです。
歯茎がまだ強く健康な時期に入れ歯を装着すれば、安定感を得ることができ、使用してもずれる心配がありません。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・虫歯や歯周病が悪化すると、若くても入れ歯を入れなければいけない可能性がある
・顔から転倒して歯に外傷を負った場合も、若いうちから入れ歯が必要になる
・事故による破損は歯根や神経にまでダメージを与え、抜歯のリスクが高まる
・若い方は入れ歯への適応能力が高く、安定感も得やすい
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!