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【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】虫歯になりにくいおやつの組み合わせについて

子どもはおやつが大好きです。
またおやつには、食事で補えなかった栄養素を補うという目的もあるため、親御さんは適宜食べ与えなければいけません。
しかし虫歯を防ぐには、どのようにおやつを食べ与えるのかが重要です。
今回は、虫歯のリスクを下げるための組み合わせについて年齢別に解説します。

1~2歳児に与えるおやつの組み合わせ

子どもがまだ1~2歳の場合、そこまで与えられるおやつの種類は多くありません。
基本的には野菜や果物など、自然な甘味を持つものと牛乳を合わせるのが一般的です。

例えばバナナ半分と牛乳、ふかし芋2~3切れと牛乳といった組み合わせがおすすめです。

牛乳は子どもの健康な歯をつくるために必要不可欠なものです。
またバナナやさつまいもにも多少は虫歯のリスクがありますが、牛乳を合わせることでそのリスクを軽減してくれます。

3~5歳児に与えるおやつの組み合わせ

3~5歳の子どもに対しては、ある程度歯ごたえのあるおやつを食べ与えても問題ありません。

またおやつ自体が虫歯リスクの低いものであれば、麦茶などと合わせても良いでしょう。
例えば、せんべいは糖分が少なく粘着性も低いため、麦茶とあわせて食べ与えても虫歯のリスクはそこまで高くなりません。

ちなみに蒸しパンなど、ある程度虫歯のリスクがあるものを与える場合は、牛乳と組み合わせることをおすすめします。
蒸しパンと牛乳をあわせれば、予防歯科につながるだけでなく、蒸しパンが牛乳の水分でやわらかくなって食べやすくなります。

小学校低学年の子どもに与えるおやつの組み合わせ

小学校低学年くらいまで成長した子どもに対しては、一般的に虫歯リスクが高いとされているものを食べ与えても大丈夫です。
ただし、ここでも当然組み合わせは意識する必要があります。

例えばジャムパンなどの菓子パンを与える場合は、必ず牛乳と合わせることが大切です。
またスナック菓子はお菓子の中では比較的虫歯リスクが低いため、100%ジュースや炭酸飲料と組み合わせても良いでしょう。

ちなみにケーキと炭酸飲料、チョコレートと炭酸飲料など甘いものの組み合わせはNGです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・1~2歳児に食べ与えるおやつは、野菜や果物など自然な甘味を持つものと牛乳を合わせるのが一般的
・3~5歳の子どもに対しては、ある程度歯ごたえのあるおやつを食べ与えても問題
・小学校低学年くらいまの子どもに対しては、組み合わせを考慮すれば虫歯リスクが高いものを食べ与えても大丈夫

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!