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【新潟市中央区新潟駅の歯医者でインプラント】インプラント治療と脳梗塞の関係について

脳梗塞は、脳血管の動脈硬化などの原因で脳の血管が詰まってしまうことにより、血流が滞り、細胞が死滅してしまう病気です。

こちらは死亡のリスクもある疾患であり、インプラント治療との関連性があることでも知られています。

今回は、具体的にどのような関係があるのかについて解説します。

 

〇脳梗塞を患っている場合のインプラント治療について

 

脳梗塞を患っている場合、治療によって全身状態が悪化するリスクがあるため、インプラント治療を受けることはできません。

また、過去に脳梗塞を発症したことがある方は、すでに治療が完了していたとしても、すぐにインプラント治療を受けることが難しくなります。

ただし発症してから6ヶ月以上が経過し、その後の経過も良好であれば、治療を受けられる可能性があります。

 

〇抗血栓療法を受けている場合の注意点

 

脳梗塞を患ったことのある方は、抗血栓療法を受けていることも考えられます。

抗血栓療法は、血液をサラサラにする薬を服用し、発作の原因となる血栓という血の塊を予防する治療法です。

このような薬を常に服用している場合、インプラント治療に伴う外科手術で出血が止まらなくなるおそれがあります。

そのため、事前に十分な検査を行わなければいけません。

以前は抗血栓療法を受けている方がインプラント治療を行う場合、一時的に薬剤の服用を中止するケースが一般的でした。

現在は、服用を中止せずに治療を進めることが可能になりましたが、それでも複数本のインプラント治療は避けるなどの工夫が必要です。

 

〇脳梗塞のある方はまず主治医に相談を

 

脳梗塞を患っている方、もしくは患ったことのある方は、インプラント治療を受けるにあたって必ず主治医に相談しなければいけません。

前述した内容はあくまで一般的なものであり、病気の発症状況や現在の健康状態などによっては、判断が異なる場合もあります。

また脳梗塞だけに限らず、持病を持っている方は必ず治療ができるかどうか、主治医に確認することが大切です。

もちろん歯科医師に対しても、現在の病状や服用している薬の種類について伝えるのを忘れてはいけません。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・脳梗塞の方は全身状態が悪化するリスクがあるため、インプラント治療を受けられない

・脳梗塞を発症したことがある方は、発症後6ヶ月以上が経過すれば治療を受けられる

・抗血栓療法を受けている方は、インプラント治療で出血が止まらなくなる場合がある

・インプラント治療を受けられるかについては主治医や歯科医師に相談すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】虫歯予防のサプリメントは効果があるのか?

虫歯予防を行うにあたって、サプリメントの力を借りたいという方は多いでしょう。

近年はあらゆる栄養素を含むサプリメントが存在し、その中には虫歯対策として摂取できるものもあります。

では、このようなサプリメントには、一体どれくらいの効果があるのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

 

〇虫歯予防に効くサプリメントとは?

 

虫歯予防に効くサプリメントとは、ビタミンCやカルシウム、オリゴ糖などが含まれているものを指しています。

ビタミンCは、エナメル質や象牙質の生成に関与する栄養素であり、抗酸化作用によって歯の表面に付着した菌の繁殖を抑制します。

さらに、唾液の分泌を促進し、口内の環境を整える効果もあります。

またカルシウムやフッ素、リンやビタミンAなどの栄養素は、強く健康な歯を維持し、虫歯のリスクを軽減してくれます。

その他、オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになり、善玉菌を増やす働きがあります。

 

〇虫歯予防のサプリメントにおける効果について

 

虫歯を予防したり、歯を強くしたりするサプリメントは確かに存在しますが、これらはあくまで栄養補助が目的です。

そのため、本当に虫歯を予防するには、食事によって栄養バランスを保たなければ意味がありません。

またサプリメントは、大量に摂取しても大きな効果を得られないばかりか、健康被害の危険性もあります。

特に薬との飲み合わせは注意しなければいけないため、疾患やケガで内服薬を服用している方は、必ず医師薬剤師に確認してください。

 

〇虫歯を予防するにはブラッシングも必要不可欠

 

サプリメントや食事で虫歯を予防できる栄養素を摂取していても、ブラッシングがおろそかだと虫歯のリスクは高まります。

正しく虫歯を予防するには、毛先がやわらかく、細かい部分まで届く歯ブラシを選びましょう。

ヘッドがコンパクトで薄めの歯ブラシは、奥歯や頬側にも毛先が届きやすいです。

また磨くときは歯と歯茎の境目に歯ブラシを45度の角度で当て、小刻みに動かします。

さらに歯の表面だけでなく、奥歯や歯の裏側、噛む面までしっかり磨くことで、虫歯予防効果はアップします。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防に効くサプリメントとは、ビタミンCやカルシウム、オリゴ糖などが含まれているものを指す

・虫歯を予防したり、歯を強くしたりするサプリメントは、あくまで栄養補助が目的

・サプリメントは、大量に摂取しても大きな効果を得られない

・虫歯を予防するには正しいブラッシングも必要不可欠

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】気付きにくい虫歯の特徴について

虫歯を発症していることが判明した場合、基本的にはすぐに治療を受けなければいけません。

しかし、すべての虫歯でわかりやすい症状が出るとは限らず、場合によっては発症していてもなかなか気付かないことがあります。

今回は、発症していることに気付きにくい虫歯の主な特徴について解説します。

 

〇初期虫歯

 

初期虫歯は、脱灰が起こっているものの、まだ歯に穴が開いていない虫歯です。

C0と言われることもあります。

脱灰は、歯の表面のエナメル質が酸によって分解され、カルシウムやリン酸が溶け出す現象です。

初期虫歯の場合、まだ脱灰によって歯に穴が開く手前であるため、痛みなどの自覚症状はありません。

また見た目に関しても、歯質が溶け始めている部分が白い斑点のように見える程度であるため、しっかり見なければ気付くことができません。

ちなみに初期虫歯の状態で発見できれば、歯を削らずに治療できる可能性が高いです。

 

〇停止齲蝕

 

虫歯には停止齲蝕と急性齲蝕があります。

急性齲蝕は、急速に進行するタイプの虫歯であり、停止齲蝕は進行が遅く気付きにくい虫歯です。

大人の虫歯の多くは、後者に該当します。

また停止齲蝕は、痛みを感じることなくゆっくり進行するため、気付いたら重度になっていることが多いです。

ただし歯の色は黒くなっているため、日頃からよく鏡を見てブラッシングをしていれば、発症に気付ける可能性は高いです。

歯科クリニックの定期検診を受けていれば、より早期発見できる可能性は高まります。

 

〇見えにくい部分の虫歯

 

目視しにくい部分の虫歯も、なかなか発症に気付くことができません。

例えば歯の裏側については、前歯や奥歯に関係なく、鏡で見ても確認しづらいです。

また奥歯の溝についても、きちんと確認しなければ黒くなっているのかどうかがわかりません。

さらに歯と歯の間も、歯がちょうどくっついているところであるため、変色が広範囲に渡らない限り気付けないことがあります。

ちなみに、一度虫歯を治療した部分が再び虫歯になることを二次虫歯といいます。

二次虫歯は詰め物や被せ物の下で起こるため、非常に気づくのが難しいです。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・初期虫歯は症状が少なく、早期に発見するのが難しい

・停止齲蝕は痛みを感じることなくゆっくり進行するため、気付いたら重度になっていることが多い

・歯の裏側や奥歯の溝、歯と歯の間などにある虫歯も、目視では気付きにくい

・詰め物や被せ物の下で起こる二次虫歯も発見するのは困難

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でセラミック治療】ハイブリッドセラミックの見た目に関する注意点

ハイブリッドセラミックは、セラミックと歯科用プラスチックのレジンを混ぜ合わせた素材です。

セラミック素材の中では比較的安価であり、ある程度の強度と耐久性も兼ね備えています。

しかし見た目については、他の自費診療のセラミック素材よりも劣る部分がいくつかあります。

今回はこちらの点について解説します。

 

〇審美性が極めて高いとは言えない

 

ハイブリッドセラミックはある程度の白さを持った素材ですが、オールセラミックなどに比べると、そこまで極端に審美性が高いというわけではありません。

オールセラミックの場合、透明感があり、自然な歯の見た目を限りなく再現することができます。

一方ハイブリッドセラミックは、白さがあるものの透明感が少なく、どうしても人工物というイメージになってしまいます。

 

〇経年劣化が見られやすい

 

ハイブリッドセラミックには、他の自由診療のセラミック素材と比べて、経年劣化が見られやすいという特徴もあります。

こちらは、すべてがセラミックでできているわけではなく、レジンが含まれていることが理由です。

レジンは保険診療で多く用いられる歯科用プラスチックであり、安価ではあるものの、見た目の美しさはそれほど考慮されていません。

そのため仕上がり直後だけでなく、治療から時間が経過したときの見た目についても、白さを重視している方にとっては物足りなく感じるでしょう。

ちなみにレジンの見た目が経年劣化しやすい理由としては、少しずつ水分を吸収することが挙げられます。

 

〇キズやプラークが付着しやすい

 

キズやプラークが付着しやすいという点についても、ハイブリッドセラミックの見た目に関するデメリットの一つです。

オールセラミックの場合、表面がツルツルしているため、キズやプラークはそれほど付着しません。

一方、ハイブリッドセラミックはキズが付きやすく、その分隙間にプラークが入り込みやすくなります。

こちらは二次虫歯のリスクを高めることにもつながります。

ちなみに、ハイブリッドセラミックで二次虫歯が発生すると、さらに深く歯を削らなければいけません。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・ハイブリッドセラミックはオールセラミックなどに比べると、そこまで審美性が高くない

・ハイブリッドセラミックは、他の自由診療のセラミック素材と比べて経年劣化が見られやすい

・キズやプラークが付着しやすいという点も、ハイブリッドセラミックの見た目に関するデメリット

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・小児歯科】子どもに歯医者を好きになってもらうためには?

親御さんは子どもの歯をブラッシングするだけでなく、状況に応じて歯科クリニックにも通わさなければいけません。

しかし、子どもが歯医者に対して嫌悪感を抱いていると、スムーズに連れて行くのは難しくなります。

今回は、子どもに歯医者を好きになってもらうための方法について解説します。

 

〇定期的に歯医者に連れていく

 

子どもに歯医者を好きになってもらうには、どれだけ口で安全性について説明するより、定期的に連れていく方が効果は期待できます。

子どもが歯医者を嫌がるのは、たまに訪れて怖い思いをするからです。

ならば、日頃から定期検診に通わせることで、恐怖心や不安は軽減されます。

また定期検診に通えば、歯医者に慣れるだけでなく、歯科医師との関係性を築くこともできます。

やはり知っている人物の施術を受ける方が、子どもも警戒心を解きやすくなります。

 

〇子どもに嘘をつかない

 

嘘をつかないことも、子どもに歯医者を好きになってもらうためには必要なことです。

例えば「絶対に痛くない」「今日は治療しない」などと伝え、実際は虫歯治療に訪れるというケースがあるとします。

このとき、子どもは親御さんの言葉を信じて歯医者を訪れるため、心の準備ができておらず、歯医者に対してトラウマを抱きやすくなります。

また、単純に「だまされた」という気持ちになってしまい、今後の親子関係に亀裂が生じることも考えられます。

そのため、「今日は頑張って歯をキレイにしようね」など、嘘をつかずにポジティブな言葉で子どもの緊張をほぐしてあげましょう。

 

〇親子で治療を受ける

 

子どもに歯医者を好きになってもらうためには、親御さんも一緒に治療を受けるという方法がおすすめです。

お父さんお母さんが治療を受けている姿を見た子どもは、「怖いのは自分だけじゃない」「自分もやってみよう」という気持ちになりやすいです。

もちろん、親御さんの歯に悪いところがない場合は、歯科検診でも構いません。

施術を受けているところを間近で見せることにより、多少は子どもの歯医者に対する嫌悪感が薄れる可能性があります。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもに歯医者を好きになってもらうには、定期的に歯医者に連れていくことが大切

・「絶対に痛くない」「今日は治療しない」などと嘘をつくと、子どもは歯医者に対するトラウマを抱えてしまう可能性がある

・親御さんも一緒に治療を受けることで、子どもは「自分もやってみよう」という気持ちになりやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】ストレスが歯周病を引き起こすって本当?

歯周病は、口内に溜まったプラークや歯石などが原因で発症するものです。

そのため、予防するには丁寧なブラッシングなどのセルフケアが欠かせません。

しかし、丁寧に汚れを除去していても、歯周病のリスクが高まることはあります。

今回は、ストレスが歯周病を引き起こす仕組みや対策などについて解説します。

 

〇ストレスが歯周病につながる仕組み

 

ストレスが歯周病のリスクを高める仕組みには、交感神経や免疫力などが関係しています。

普段の生活でストレスを感じる場面が多くなると、交感神経が優位になり、唾液がうまく分泌されなくなります。

唾液にはプラークを洗い流す作用があったり、歯周病菌に対する免疫物質が含まれていたりするため、分泌量が減ると歯周病を引き起こしやすくなります。

また人はストレスが溜まると、副腎からコルチゾールなどの副腎皮質ホルモンが多く分泌されるようになります。

コルチゾールは、免疫活動を担うリンパ球の働きを阻害するため、これによって免疫力が下がり、歯周病のリスクが高まります。

ちなみにストレスが溜まると暴飲暴食をしたり、ブラッシングが不十分になったりすることも多く、こちらも歯周病を誘発します。

 

〇ストレスが溜まる原因

 

日常生活においてストレスが溜まる主な原因は、人間関係や仕事、家庭環境です。

上司や部下、ご近所さんとうまくいっていなかったり、仕事が忙しかったりすると、どうしてもストレスは溜まりやすくなります。

また家事や育児など、数ある家庭での事柄をストレスに感じることもあります。

これらのストレスの原因は、なかなか避けては通れないものです。

つまり、ストレスが歯周病のリスクを高めることも、避けるのは難しいということです。

 

〇ストレスや歯周病のリスクを軽減するには?

 

ストレスから来る歯周病を予防するには、1日のうちわずかでも良いので、とにかく自身の好きなことをする時間、一息つける時間をつくることが大切です。

また、睡眠時間をしっかり確保することも重要です。

毎日しっかり睡眠を取るだけでも、自律神経のバランスが整い、ストレスによる悪循環から抜け出しやすくなります。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・ストレスによって交感神経が優位になると、唾液の分泌量が減って歯周病を引き起こしやすくなる

・ストレスから来る副腎皮質ホルモンの分泌による免疫力低下も、歯周病を発症する原因

・日常生活におけるストレスをゼロにすることは難しい

・ストレスから来る歯周病を予防するには、リラックスできる時間や十分な睡眠が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングで痛みが出ることはあるのか?

口元の審美性を高めたい方の多くは、ホワイトニングに興味を持っていることでしょう。

しかし、初めての施術では、さまざまなことが不安になるものです。

例えば、費用や通院の手間などについて気になる方は多いかと思いますが、痛みも気になるポイントの一つです。

では、ホワイトニングで痛みが出ることはあるのでしょうか?

 

〇ホワイトニングで痛みが出ることはある?

 

ホワイトニングは、歯や歯茎に薬剤が触れる可能性のある施術です。

そのため、一切痛みが出ないというわけではありません。

一般的に、ホワイトニングを受けた方のおよそ2割は、施術後に痛みを感じていると言われています。

もちろん痛みの感じ方には個人差があるため、耐え難い痛みなのか、軽い痛みなのかは患者さんによって変わってきます。

 

〇ホワイトニングで痛みが出る原因

 

虫歯がある状態でホワイトニングを受けた場合、歯の表面にあるエナメル質が溶けてしまい、内部にまで薬剤が入り込みます。

これにより、痛みを生じることがあります。

また歯周病で歯茎が退縮している場合も、歯の内部の象牙質が露出することから、ホワイトニング後に痛みが出やすくなります。

その他、薬剤の濃度が高すぎる場合も痛みが出やすく、こちらはオフィスホワイトニングの直後に見られやすい現象です。

ちなみにホワイトニング直後に生じる痛みについては、歯の表面のペリクルという膜が剥がれ、一時的に知覚過敏の症状が出ていることが原因です。

知覚過敏の症状は、長くても術後24時間程度で治まりますが、それ以上に痛みが続く場合は上記の問題が考えられます。

 

〇ホワイトニングの痛みにおける対処法

 

施術後数日経過しても痛みが治まらない場合は、まず歯磨きやうがいを行い、口内を清潔に保つことが大切です。

また香辛料が含まれる料理や、極端に熱いもの・冷たいものを避け、施術を行った歯に刺激を与えないことも大切です。

ちなみに、どうしても痛みが消えない場合は、ロキソニンなど市販の鎮痛剤を飲むのも効果的です。

歯科クリニックで処方してもらえるのであれば、そちらを優先して服用するようにしましょう。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニングを受けた方のおよそ2割は、施術後に痛みを感じていると言われている

・虫歯や歯周病の症状がある方は、ホワイトニング後に痛みが出やすい

・ホワイトニング直後の知覚過敏の症状は、長くても術後24時間程度で治まる

・なかなか痛みが治まらない場合は、ブラッシングや食事などの工夫が必要

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・矯正歯科】矯正治療のクリアライナーとは?

矯正治療の方法は多種多様であり、表側矯正や裏側矯正(舌側矯正)などが一般的です。

また大人子ども問わずに用いられる人気の矯正方法として、クリアライナーが挙げられます。

こちらは透明なマウスピースを装着し、歯列を整えていく方法です。

今回は、クリアライナーのメリットや注意点、費用などについて解説します。

 

〇クリアライナーのメリット

 

クリアライナーは、透明なプラスチックでできたマウスピース型矯正装置であり、従来のワイヤー矯正よりも着け心地が良いです。

透明であることから、周囲に気付かれる心配もほとんどありません。

また外した状態で食事やブラッシングができるため、矯正期間中のストレスも軽減されます。

さらに、ワイヤーやブラケットによる歯への負担や痛みもなく、快適な治療が行えます。

 

〇クリアライナーの注意点

 

クリアライナーは審美性や快適性に長けた矯正装置ですが、必ずしもすべての方に適用できるとは限りません。

例えば抜歯が必要な矯正治療や、奥歯の矯正などには向いていないため、注意が必要です。

またクリアライナーは、1日最低でも17時間は装着する必要があります。

こちらの装着時間を守れないと、患者さんが望む治療効果を得ることができず、当初の予定よりも矯正期間が長引いてしまいます。

さらにクリアライナーは樹脂製のため、食べ物などによって着色してしまうことがあります。

いくら審美性が高いクリアライナーであっても、汚れてしまった場合は見た目が悪くなります。

 

〇クリアライナーの費用相場

 

クリアライナーは人気の治療ですが、治療費は基本的に自由診療です。

そのため、患者さんが費用を全額負担する必要があります。

また金額については歯科クリニックによって異なりますが、大体50万円前後が相場です。

そのため、治療を受けるのであれば、なるべくこちらの相場に近い金額で提供している歯科クリニックを選ぶようにしましょう。

ちなみに、歯科クリニックによってクリアライナー費用に含まれている費用、含まれていない費用は異なります。

予想よりも金額が高くならないように、治療前にはこちらの内訳を確認しておきましょう。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・クリアライナーは、透明なプラスチックでできたマウスピース型矯正装置

・審美性が高く、痛みや矯正期間中のストレスが少ないのがメリット

・クリアライナーは抜歯が必要な矯正治療、奥歯の矯正などには向いていない

・クリアライナーの費用相場は大体50万円前後

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でインプラント】GBR法で使用するメンブレンとは?

GBR法は骨誘導再生法とも呼ばれるもので、インプラントを支える骨が足りない場合に行われる治療です。

またこちらの治療では、骨補填材や粉砕した患者さん自身の歯骨のほか、メンブレンという材料も使用されます。

今回は、GBR法で使用するメンブレンの概要や特徴などについて解説します。

 

〇メンブレンの概要

 

メンブレンは、顎の骨が痩せてしまった部分に対して充填する骨補填材、自家骨をカバーする人工の膜です。

こちらを装着することにより、GBR法をスムーズに進められます。

メンブレンがないと、歯茎が先に増殖してしまいうまく骨が増えません。

 

〇メンブレンの種類と特徴

 

GBR法で用いられるメンブレンには、吸収性メンブレンと非吸収性メンブレンがあります。

前者は骨の不足量が比較的小さい場合に使用する、体内で自然に吸収されるタイプです。

こちらは手術を一度で完了できるため、患者さんの身体にかかる負担が少ないという特徴があります。

また、手術後の回復の期間が短縮できるのもメリットであり、非吸収性メンブレンよりも早くこれまで通りの生活に戻ることが可能です。

一方、後者は骨の欠損が大きく、かなりの量の骨造成が求められるケースで使用されるタイプです。

主にチタンで作られていて、2回目の手術でメンブレンを取り除くとき、骨がどれだけ再生しているかを直接確認できます。

そのため、治療の効果を正確に把握することが可能です。

ただし複数回手術を行うことから、身体の負担や感染リスクについては、吸収性メンブレンよりも大きくなります。

 

〇メンブレンを使用する際の流れ

 

GBR法でメンブレンを使用するタイミングは、人工歯根を埋入し、骨補填材や自家骨を入れた後です。

骨補填材や自家骨を填入した露出部に対し、歯茎などの軟線維の混入を防ぐために、被せるような形で覆います。

またメンブレンの被覆が完了したら、歯茎を元に戻して骨の造成を待ちます。

骨の造成速度には個人差がありますが、一般的には4~6ヶ月程度で造成されます。

ちなみに非吸収性メンブレンを使用する場合は、骨造成後に患部から取り出す治療を行います。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・メンブレンは顎の骨が痩せた部分に対して充填する骨補填材、自家骨をカバーする人工膜

・メンブレンには吸収性メンブレン、非吸収性メンブレンの2種類がある

・骨の不足量が少ない場合は吸収性、不足量が多い場合は非吸収性を使用する

・一般的には、メンブレンを被覆して4~6ヶ月経つと骨が造成される

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】虫歯予防につながる正しい食べ方について

「虫歯を予防するためには、ブラッシングさえしっかりしておけば良い」と考えている方もいるでしょう。

確かにブラッシングは予防歯科における基本中の基本ですが、虫歯はそれだけで予防できるほど楽なものではありません。

今回は、虫歯予防につながる正しい食べ方について解説します。

 

〇すべての歯を正しく使う

 

虫歯予防を意識するのであれば、いずれかの歯だけでなく、すべての歯をしっかり使うことが大切です。

例えば、前歯の本来の役割は食べ物を噛み切ることであり、奥歯は噛み切ったものをすり潰すために使用します。

しかし、中には奥歯で噛み切ったり、前歯付近ですり潰したりしている方もいます。

また噛み切ることやすり潰すことをすべて同じ歯で行っているケースもあり、こちらは噛み合わせの悪化やプラークの残存リスク増大を招き、虫歯につながります。

 

〇正しい順番で食べる

 

虫歯を予防するためには、食事を正しい順番で食べることも意識しなければいけません。

具体的には、まず硬いものや歯ごたえのあるものから食べるようにします。

例えば食物繊維の多い野菜、ミネラルの多い海藻類などです。

こちらは、よく噛むことで食材と歯が擦れ合い、歯が清潔になるからです。

また唾液の量が多くなり、口内の雑菌が洗い流されることも、硬いものや歯ごたえのあるものから食べるべき理由です。

さらに噛み応えのあるものを先に食べることで、顎の骨のトレーニングにつながり、歯並びもある程度改善される可能性があります。

 

〇1回で噛み切らない

 

食事を摂る際は、食材を1回で噛み切らないようにしましょう。

硬いものなどを1回で噛み切ってしまうと、歯のダメージが蓄積され、虫歯のリスクが高まります。

またすでに虫歯や歯周病を発症している方は、症状が悪化して腫れがひどくなったり、歯がグラグラになってしまったりすることもあります。

おすすめの噛み切り方は、噛む力を少し加減しながら、何度か噛んでやわらくなった状態で噛み切るという方法です。

こうすることで歯へのダメージは軽減されますし、噛み切るまでの間に唾液も分泌されやすくなります。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯を予防するには、すべての歯を役割通りにしっかり使うことが大切

・硬いものや歯ごたえのあるものから食べることで、唾液の量が増えて虫歯を予防しやすくなる

・正しい順番で食べることで歯並びが改善される可能性もある

・硬いものなどを1回で噛み切ってしまうと、歯のダメージが蓄積され虫歯のリスクが高まる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!