インプラント治療を受けた後は、食べ物の温度に注意しなければいけません。
例えば熱いものは、デリケートになっている患部にとって刺激が強いため、痛みや炎症を引き起こしてしまう可能性があります。
今回は、インプラント治療直後に避けるべき熱い食べ物について解説します。
インプラント治療直後に避けたい熱い食べ物
インプラント治療直後に避けるべき熱いものとしては、スープや麺類などが挙げられます。
スープは基本的に熱い状態で食べるものであるため、インプラント治療をしたばかりの患部とは相性が悪いです。
特に注意したいのは鍋料理であり、こちらは食卓で常に加熱されているため、非常に温度が高く危険です。
またラーメンやうどんなどの麺類にも熱いものが多いため、注意が必要です。
さらにカレーライスやビーフシチュー、クリームシチューといったものは、熱さを維持するため避けるのが無難です。
特に避けたい熱い食べ物
基本的にスープや麺類には熱いものが多いですが、特に避けたい食べ物としては鍋焼きうどんやあんかけ料理などが挙げられます。
鍋焼きうどんは、数ある麵料理や汁物の中でも、トップクラスに熱いです。
そのため、注意しなければインプラント治療を行った箇所だけでなく、他の粘膜にもダメージを与えてしまう可能性が高いです。
また天津飯などのあんかけ料理も、一口目はすぐに食べられないほど高温なことが多いです。
これらの食べ物は、インプラント治療を受けてからある程度時間が経ったタイミングで摂取すべきです。
熱くて辛いものはより危険
熱いものはインプラント治療を行った箇所にダメージを与えますが、熱くて辛いものはそのダメージがより大きくなります。
辛み成分は、傷口に刺激を与え、炎症を引き起こす原因になります。
また辛いものには血行を促進させる作用もあるため、治療箇所から出血が見られる可能性もあります。
ちなみに熱くて辛いものとしては、カレーライスや辛いラーメンなどが挙げられます。
普段からこれらを摂取している方は、インプラント治療を受けた直後だけでも控えるようにしましょう。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・インプラント治療を受けた箇所はデリケートなため、熱いものとの相性が悪い
・スープや麺類などはどれも基本的に熱いため、インプラント治療直後は摂取すべきではない
・鍋焼きうどん、あんかけ料理などは特に熱いため注意が必要
・熱くて辛いカレーや辛いラーメンは、特にインプラント治療を受けた箇所へのダメージが大きい
以上のポイントはしっかりと押さえておき