ホワイトニングは、一度歯を白くすれば永久に白さをキープできるわけではありません。
審美性を保つために、定期的に歯をケアする必要があります。
またそのとき必要になるのがタッチアップですが、こちらはメリットがある反面注意しなければいけないこともあります。
今回はこれらの点について解説します。
タッチアップの概要
タッチアップは、ホワイトニングの効果が薄れた場合に、再びホワイトニングを行うというものです。
“わずかな調整”という意味があります。
冒頭でも触れたように、タッチアップを行うことで、一度ホワイトニング受けた歯の白さを長持ちさせられます。
また初めてホワイトニングを行う場合よりも施術時間が短く、費用もそれほど高くありません。
さらにタッチアップは、白さを維持するだけでなく、歯列全体の白さを一定のレベルに保つことにもつながります。
タッチアップを行う場合の注意点
先ほど、タッチアップは初めてホワイトニングに比べて、それほど費用がかからないという風に説明しました。
もちろん、1回の施術における費用で言えばそうですが、何度もタッチアップを行う場合は費用が高額になります。
つまりホワイトニングによる歯の白さを長持ちさせればさせるほど、費用がかさんでいくということです。
そのため、ホワイトニングを受ける際は、ランニングコストとしてタッチアップ代がかかることを頭に入れておきましょう。
またタッチアップを行う回数が増えるということは、その分歯に薬剤が触れる機会も増えるということになります。
ホワイトニングの薬剤が何度も口内に触れると、知覚過敏を発症するリスクが高まります。
タッチアップの正しいタイミングについて
ホワイトニングの効果について、なるべく持続させるために行うのがタッチアップです。
そのため、完全に歯の色が元に戻ったタイミングで行っていては遅いです。
タッチアップはあくまで“わずかな調整”であり、完全に後戻りしてしまった歯に施しても満足のいく効果を得られません。
定期的に歯科クリニックに通っていれば、タッチアップのタイミングを歯科医師から伝えてもらうことができます。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・タッチアップは、ホワイトニングの効果が薄れた場合に再びホワイトニングを行うもの
・ホワイトニングの効果を長持ちさせ、白さを一定に保つ効果がある
・タッチアップを何度も行うと費用がかさみ、なおかつ知覚過敏のリスクも高くなる
・タッチアップは完全に色が元に戻る前に行うべき
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!