子どもは大人と比べて、前後左右や足元への注意力が散漫です。
またバランス感覚も未熟であるため、転倒したりぶつけたりする可能性が高く、このとき前歯をケガしてしまうことも考えられます。
今回は、このような状況を防ぐための主なポイントについて解説します。
食事中の姿勢改善と足の裏の接地
イスに座って食事やおやつを食べているとき、足をぶらぶらさせたり椅子を後ろに傾けたりして遊んでいると、バランスを崩して転落し、机の角や床で前歯を打つことがあります。
食事の際は、子どもの成長に合わせた椅子を選び、足の裏がしっかりと床や椅子の足置き台につくように調整してください。
足がしっかりと接地していると、体の軸が安定し、万が一のときにも踏ん張りがきくため転落を防げます。
また食事中は立ち上がらない、スプーンやフォークを口に入れたまま上を向かないといった食事マナーの徹底も安全につながります。
出っ歯の早期相談と治療
上の前歯が前方に大きく突出している、いわゆる出っ歯の子どもは、転倒した際に一番最初にその前歯が地面や障害物に激突します。
そのため、正常な噛み合わせの子どもに比べて前歯をケガするリスクが数倍高いことが分かっています。
もし子どもの上の前歯が目立って出ていると感じるのであれば、成長期に合わせた小児矯正について早めに歯科クリニックに相談することをおすすめします。
顎の成長をコントロールしながら前歯の位置を適切な位置に下げることで、将来的な見た目や噛み合わせの改善だけでなく、前歯のケガの予防にも直結します。
周囲の大人との安全意識の共有
前歯のケガを防ぐためのルールや対策は、母親や父親だけでなく、同居する祖父母、通っている保育園・幼稚園の先生など、すべての大人で一貫して共有しなければいけません。
「我が家では歯ブラシを持ったまま歩かせない」「この遊具ではこう遊ばせる」という方針を周囲に伝えておくことで、大人の見守りの目がどこに行っても同じ基準で機能します。
大人の意識が統一されていると、子ども自身も“どこにいてもやってはいけない危険な行動”を正しく理解し、自ら危険を避ける習慣が身につきやすくなります。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・食事の際は、子どもの成長に合わせた椅子を選び、足の裏がしっかりと床や椅子の足置き台につくように調整すべき
・子どもが出っ歯の場合はケガのリスクが高まるため、小児矯正について早めに歯科クリニックに相談するのがおすすめ
・前歯のケガを防ぐためのルールや対策は、子どもに関わるすべての大人で共有しなければいけない
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!








