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【新潟市中央区新潟駅の歯医者で訪問歯科治療】訪問歯科治療時、患者さんが行う準備について

訪問歯科治療は、寝たきりもしくは身体が不自由で外出が難しい方に向けて実施される治療です。

歯科医師や歯科衛生士が直接患者さんの自宅や施設に出向き、歯科クリニックで受けるものと変わらないクオリティの歯科治療を提供します。

今回は、訪問歯科治療時に患者さんが行う準備について解説します。

 

〇証明書関連の準備

 

訪問歯科治療を受ける患者さんは、自身の健康保険証や介護保険証といった証明書を準備する必要があります。

これらの証明書がなければ、訪問歯科治療の対象外になってしまいます。

また上記の証明書とあわせて、介護負担割合証も忘れずに用意してください。

介護負担割合証があることにより、訪問歯科治療を受ける際の患者さんの負担割合が何割かがわかります。

 

〇おくすり手帳やデンタルケアアイテムの準備

 

訪問歯科治療を受ける際、患者さんはおくすり手帳を準備し、歯科医師に提出しなければいけません。

こちらは歯科医師に薬の服用状況を把握してもらうことで、安全な治療を受けられるからです。

例えば、血液をサラサラにする薬を服用している場合、出血を伴う治療では十分な止血と予後の観察が必要になります。

また骨粗鬆症の薬を服用している場合、抜歯治療などで顎骨壊死のリスクがあるため、当該治療では細心の注意を払わなければいけません。

そのため、事前にお薬手帳を提出し、薬の服用状況を把握してもらうことはとても大切です。

また訪問歯科治療を受けるにあたっては、うがい用コップと普段使用している歯ブラシも用意する必要があります。

デンタルケアアイテムは、歯科クリニック側で用意されるわけではなく、患者さんがいつも使用しているものを使用します。

 

〇その他の準備

 

その他の準備としては、電源がすぐに使用できるようにしておくことが挙げられます。

訪問歯科治療では、治療機器を使用するために電源が必要なケースがあります。

また治療に際し、洗面台も使用するケースが多いため、こちらもできればすぐ使用できるような状態にしておきましょう。

ちなみに、その日の処置内容によってはお湯を使用することもあります。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・訪問歯科治療を受ける患者さんは健康保険証や介護保険証、介護負担割合証といった証明書を準備する必要がある

・訪問歯科治療を受ける場合、お薬手帳で薬の服用状況を把握してもらうことが重要

・デンタルケアアイテムや電源、洗面台お湯なども事前に用意しておく必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!