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【新潟市中央区新潟駅の歯医者】歯周病による歯茎からの出血を抑える方法

歯周病における症状の一つに、歯茎からの出血があります。

こちらはプラークが歯の表面や周辺に蓄積され、炎症を起こすことで引き起こされる症状です。

しかし、こちらは生活習慣の改善によってある程度抑えることができます。

今回は、歯周病による歯茎からの出血を抑える方法を解説します。

 

〇ブラッシングを見直す

 

歯茎からの出血が頻繁に見られる方は、ブラッシングに使用するアイテムから磨き方まで、一から見直してみましょう。

まず歯ブラシですが、出血を抑えるためには毛先がやわらかく丸いもの、もしくは電動歯ブラシを選ぶことをおすすめします。

これらは歯茎に与える刺激が少ないからです。

またブラッシングの方法については、歯ブラシの先を歯と歯茎の境目に当て、45度の角度で小刻みに振動させるのが望ましいです。

炎症があるにもかかわらず強く磨いてしまうと、簡単に出血してしまいます。

ちなみに、使用する歯磨き粉はジェルタイプのものがおすすめです。

ジェルタイプであれば、ブラッシング時の摩擦が少なくなりますし、適度な歯茎のマッサージ効果も得られます。

 

〇冷たい水で口をゆすぐ

 

歯周病が原因で、ブラッシングをする際などに出血が見られる場合は、冷たい水で口をゆすぐのも一つの手です。

こうすることで、血流が抑えられ、出血が止まりやくなります。

このとき使用するのは、そこまで極端に冷たい水である必要はありません。

お湯さえ使わなければ、一般的な温度の水で大丈夫です。

逆に、冬場などは温かいお湯で口をゆすぐ方もいるかと思いますが、お湯でゆすぐことはおすすめできません。

なぜならお湯だと歯茎の血行が良くなり、出血量が増えたり、血が止まらなくなったりするおそれがあるからです。

 

〇なかなか血が止まらない場合は?

 

こちらは稀なケースですが、歯周病が原因の出血がなかなか止まらないということがあります。

例えば強いブラッシングを行い、歯ブラシの毛先が歯茎に激しく触れた場合などには、このような状況になり得ます。

血が止まらない場合は、清潔なガーゼで患部を優しく押さえましょう。

こうすることで、血液が固まることを促し、止血につながります。

もし自宅にガーゼがなければ、ティッシュで代用しても構いません。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯茎からの出血は、歯周病の原因であるプラークが歯の表面など蓄積され、炎症を起こすことで引き起こされる

・ブラッシングに使用するアイテムや磨き方を意識すると、ある程度出血が抑えられる

・冷たい水で口をゆすぐと、血流が抑えられ歯茎の止血につながる

・一向に血が止まらない場合は、清潔なガーゼで患部を優しく押さえる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者】間違った歯周病予防の方法とは?

歯周病を予防するためには、とにかくブラッシングを徹底し、口内からプラークを除去することが大切です。

また食生活の改善など、生活習慣についても見直すことで、さまざまな角度から歯周病を予防できます。

今回は、間違った歯周病予防の方法をいくつか紹介したいと思います。

 

〇歯ブラシのみでブラッシングをする

 

冒頭で触れた通り、歯周病を予防するにあたって、ブラッシングの徹底はとても重要です。

しかし、歯ブラシと歯磨き粉だけでブラッシングを行っても、十分にプラークは除去できません。

徹底的にプラークを取り除くのであれば、デンタルフロスや歯間ブラシも併用するべきです。

これらのデンタルケアグッズがあれば、歯と歯の間など歯ブラシでは除去しにくい部分のプラークも除去できます。

ちなみに、デンタルフロスと歯間ブラシは、その両方を歯ブラシと併用することが望ましいです。

 

〇研磨剤入りの歯磨き粉で磨く

 

間違った歯周病予防の方法としては、研磨剤入りの歯磨き粉で磨くことも挙げられます。

こちらが間違いである理由は、研磨剤が歯周病の症状を悪化させる可能性があるからです。

研磨剤は、歯についた汚れを落としやすくするためのごく小さな粒子です。

リン酸水素ナトリウムや炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウムや無水ケイ酸などの成分が該当します。

研磨剤は、通常の歯磨き粉では落としきれない汚れを落としてくれるというメリットがありますが、すでに歯周病の症状が出始めている方には不向きです。

歯周病になりかけている方は、象牙質という歯の内部のやわらかい部分が露出するため、研磨剤入りの歯磨き粉で磨くと象牙質を削ってしまう可能性があります。

 

〇野菜ばかりを摂取する

 

歯周病予防の一環として食生活の改善は必要ですが、野菜ばかりを摂取するのはおすすめできません。

野菜の中には、免疫力向上機能を持つピーマンやホウレンソウ、歯の清掃効果を持つゴボウやレタスなどがあります。

これらは歯周病予防に効果的ですが、大事なのは他の食材とあわせてバランス良く摂取することです。

例えば歯槽骨を強化するために、カルシウムが豊富な乳製品を摂取することなども意識しましょう。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病を予防するのであれば、歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシも併用すべき

・歯周病の症状が出始めている方は、研磨剤入りの歯磨き粉でのブラッシングがおすすめできない

・歯周病を予防するには、野菜だけでなく他の食材もバランス良く摂取する必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者】歯周病の原因や種類について

歯周病という病名ついて、一切聞いたことがないという方はほぼいないでしょう。

しかし、歯周病に関する詳しいことがあまり知られていないというのも事実です。

歯周病は誰もが感染する可能性のあるおそろしい病気であるため、原因や種類などについては最低限知っておきましょう。

今回はこちらの内容について解説します。

 

〇歯周病の原因

 

歯周病の原因は、プラーク・歯石が歯や歯茎に付着することです。

プラークが溜まると石化して歯石になり、そこから歯周病菌が増殖して、歯を支えている骨が徐々になくなっていきます。

他にも歯並びの悪さ、噛み合わせの負担などにより、局所的に負担がかかることも影響しています。

また一度発症した歯周病は、自然に治ることがありません。

放置していると、糖尿病などの病気を併発し、さらに症状が悪化することが考えられます。

 

〇歯周病の種類

 

歯周病は進行具合によって、歯肉炎、歯周炎と名称が変わります。

これらの症状を総称して歯周病と呼んでいます。

歯肉炎は、プラークが蓄積した状態を放置することで発症し、歯茎の軽い炎症や2~3mm程度の歯周ポケットが見られるのが特徴です。

さらに進行すると歯周炎となり、軽度の場合は歯茎の炎症程度で収まりますが、中度にまで進行すると炎症がさらに広がり、歯槽骨の破壊が進んで歯が動揺します。

それでも治療せずにいると、歯槽骨が半分以上破壊され、歯は今にも抜け落ちそうなくらいグラグラになります。

ここまで進行すると重度という扱いになり、基本的な歯周病治療で対処するのは難しいため、抜歯で対応しなければいけません。

 

〇歯周病を予防するには?

 

歯周病を予防するには、自宅で行うセルフケアを徹底しなければいけません。

具体的には、食後のブラッシングの際、しっかりプラークを除去することを意識する必要があります。

ブラッシングの際は、力を入れすぎず歯ブラシの毛先を歯面に直角に当て、全体を磨くようにします。

このとき表面だけでなく、歯と歯茎の間をケアすることも大切です。

またセルフケアでは、歯ブラシ以外のデンタルケアグッズも使用しましょう。

例えば歯間ブラシやデンタルフロスを併用すれば、歯ブラシだけでは除去しにくいプラークもしっかりと落とすことができます。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病の原因は、プラーク・歯石が歯や歯茎に付着すること

・歯周病は症状の進行具合により、歯肉炎と歯周炎に分けられる

・重度の歯周炎は基本歯周治療で改善させるのが難しい

・歯周病を予防するには、自宅でのセルフケアを徹底する必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者】歯周病の主な感染経路について

歯周病は、歯周病菌というウイルスに感染することによって起こる病気です。

またこちらのウイルスは、人から人にうつるというケースも多いです。

そのため、ブラッシングなどのセルフケアだけでは、歯周病を防ぎきれません。

今回は、歯周病の主な感染経路について解説します。

 

〇子どもへの食べ与えや食器の共有

 

歯周病の垂直感染における主な原因は、子どもへの食べ与えや食器の共有です。

垂直感染とは、親から子どもへの感染のことを指しています。

赤ちゃんに食事を食べ与えるとき、親御さんは一度自身で咀嚼をし、やわらかい状態にして食べさせることがあります。

しかし親御さんが歯周病を発症している場合、歯周病菌が含まれた唾液が子どもの口内に入り、感染してしまう可能性があります。

また家族ではコップやお皿、赤ちゃんと親御さんではお箸やスプーンも共有することが多いかと思います。

こちらも歯周病の感染経路となるため、なるべく控えるようにしましょう。

 

〇キス

 

歯周病の垂直感染における原因としては、親御さんから子どもへのキスも挙げられます。

スキンシップの一つとして子どもにキスをする親御さんもいるかと思いますが、こちらも食べ与えや食器の共有と同様、少なからず歯周病菌がうつる原因になります。

もちろん、キスによる歯周病感染のリスクは、夫婦やカップルなどのパートナー同士にも存在します。

そのため、歯周病予防の観点から見ると決して良い行為ではありません。

このような夫婦間、カップル間などのウイルス感染は水平感染と呼ばれます。

ちなみに妊娠中の女性はホルモンバランスの変化により、歯周病感染のリスクが高まるため、この時期のキスは控えることをおすすめします。

 

〇歯ブラシの接触

 

家族やカップル同士の歯ブラシの接触することも、歯周病の感染経路の一つです。

歯ブラシについては、食器のように共有するケースはほとんどありませんが、同じ場所に保管している場合は毛先が接触する可能性があります。

またこのとき、いずれかの歯ブラシに歯周病菌が付着していると、接触した別の歯ブラシに歯周病菌がうつることが考えられます。

そのため、保管時はなるべく離れた場所に置いたり、毛先にカバーをつけたりすることが望ましいです。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・親御さんが一度咀嚼したものを子どもに食べさせると、歯周病感染のリスクが高まる

・お箸やお皿、コップなどの共有も歯周病の感染経路の一つ

・親子間、カップル間のキスでも歯周病感染が起こる可能性がある

・歯ブラシの毛先が接触すると歯周病菌が移動することがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者】災害時の虫歯予防のポイントについて

日本は世界的に見ても治安の良い国ですが、自然災害が発生する頻度は極めて高いです。

今年の元日に発生した能登半島地震でも、北陸地方を中心に甚大な被害が出ています。

また、このような災害が発生した場合でも、可能な限り虫歯予防は行わなければいけません。

今回は、災害時の虫歯予防のポイントについて解説します。

 

〇災害時のために用意しておくべき虫歯予防グッズ

 

虫歯予防を徹底するには、日頃から災害時を想定し、以下のような関連グッズを用意しておくことが望ましいです。

・歯ブラシ
・マウスウォッシュ
・デンタルリンス
・ティッシュ
・ウェットティッシュ
・ハンカチ など

歯ブラシは、基本的に歯磨き粉とセットで使用するものですが、災害時は満足に水が使えない可能性があります。

そのため、口をゆすぐ必要がある歯磨き粉は使いにくいと言えます。

一方、マウスウォッシュやデンタルリンスは、水がなくても使用できる可能性が高いです。

また、ブラッシング後の歯ブラシのケア、口周りのケアにはウェットティッシュが便利です。

 

〇歯ブラシやマウスウォッシュがない場合の虫歯予防方法

 

災害時に歯ブラシやマウスウォッシュ、デンタルリンスなどを用意できない場合は、食後にお茶などでうがいをすることをおすすめします。

うがいだけでも、食後の口内をそのままにするよりは、虫歯のリスクが軽減されます。

またティッシュやウェットティッシュ、ハンカチなどがあれば、歯ブラシの代わりに使用することが可能です。

具体的には、少し濡らした状態で指に巻き付け、歯ブラシと同じように歯を磨きます。

 

〇災害時はガムを噛むのもおすすめ

 

災害時に虫歯予防グッズや水が一切使用できない場合でも、ガムがあればある程度虫歯のリスクは下がります。

ガムを噛むことで唾液の分泌量が増え、口内環境が良くなるからです。

ただしこのとき噛むのは、砂糖が含まれていないシュガーレスのものにしなければいけません。

砂糖が入っていると、かえって虫歯を発症しやすくなります。

もちろん、ガムが用意できないケースもありますが、そのような場合は手元にある食べ物の咀嚼回数を増やすことを意識しましょう。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防を徹底するには、災害時に備えてあらかじめ関連グッズを用意しておくべき

・満足に水が使えない可能性のある災害時には、歯磨き粉の使用が不向き

・歯ブラシがなくてもウェットティッシュやハンカチで代用できる

・ガムを噛んで唾液の分泌量を増やす方法もおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者】高齢の方が虫歯治療を受けることのメリット

虫歯は虫歯菌が出す酸によって歯が溶かされる病気で、誰にでも発症のリスクがあるものです。

特に子どもの乳歯は弱く、虫歯になる可能性が高いですが、年齢を重ねても虫歯を発症する可能性はあります。

今回は、高齢の方が虫歯治療を受けることのメリットについて解説します。

 

〇認知症を予防できる

 

高齢の方が虫歯治療を受けることで、認知症の予防につながるケースがあります。

認知症はアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症の2種類に分かれます。

このうちアルツハイマー型認知症は、食事の際によく咀嚼し、刺激を脳に伝達することで予防できます。

また虫歯を治療することで、しっかりとものを噛める状態になります。

ちなみに脳血管性認知症は脳の血管が硬化することで発症しますが、虫歯をきちんと治療しておけば、動脈硬化のリスクも軽減します。

 

〇丈夫な身体をつくれる

 

高齢の方における虫歯治療は、丈夫な身体づくりにもつながります。

なぜなら、虫歯治療によって噛み合わせが良化し、身体のバランスも整うことが期待できるからです。

虫歯ができている場合、穴が開いて噛み合わせが悪化することがあります。

また噛み合わせが悪くなると、一部の歯や顎の骨、筋肉に負担がかかり、自律神経にまで悪影響を及ぼします。

一方、虫歯を治療して噛み合わせが良くなると、左右の口周りの筋肉を均等に使えます。

その結果全身のバランスも良くなるため、身体が丈夫になったり、不調が改善されたりすることがあります。

 

〇消化吸収が良くなる

 

消化吸収が良くなることも、高齢の方が虫歯治療を受けるメリットの一つです。

虫歯が残っている状態だと、痛みや噛み合わせの悪さにより、食べ物を十分に細かくすることができません。

そのため、形が残った状態で飲み込むことになり、胃腸には大きな負担がかかります。

逆に虫歯を治療して歯が健康な状態にすれば、咀嚼を妨げる要素が少なくなるため、しっかりと細かく食べ物を噛み砕けます。

こちらは胃腸の負担軽減だけでなく、唾液の分泌量増加や消化酵素の分泌促進、栄養の吸収率の向上などのメリットにつながります。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯を治療すると咀嚼による刺激が脳に伝わり、アルツハイマー型認知症を予防できる

・虫歯を治療することで動脈硬化、脳血管性認知症のリスクも軽減される

・虫歯を受けると噛み合わせが良くなり、丈夫な身体づくりにつながる

・消化吸収が良くなることも、高齢の方が虫歯治療を受けることのメリット

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者】虫歯を市販薬で治すことはできるのか?

虫歯を患っている方の中には、仕事などが忙しく、なかなか歯科クリニックに通う時間がないという方もいるでしょう。

また、そもそも歯科クリニックが苦手な方は、通うのが億劫になるケースも多いです。

では、通院せずに市販薬で虫歯を治すことは可能なのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

 

〇市販薬で虫歯を治すことはできる?

 

結論から言うと、市販薬で虫歯を治すことはできません。

市販薬を服用しても、虫歯菌に侵食された部分やプラークなどは除去できないからです。

市販薬として購入できるいわゆる痛み止めは、あくまで一時的に痛みを緩和させるためのものです。

こちらは対症療法といって、虫歯の原因にアプローチするものではありません。

そのため、服用後に痛みが消えたとしても、虫歯は進行しつづけます。

また市販薬を使用すれば確かに痛みは軽減されますが、重度にまで進行している虫歯に気付くのが遅れるリスクがあります。

重度にまで進行した虫歯は治療するのが困難であり、抜歯で対応するしかないケースがほとんどです。

 

〇通院するまでの応急処置としては有効

 

市販薬で虫歯を治すことはできませんが、歯科クリニックに通うまでの応急処置として使用するのには有効です。

そのため、なかなか通院の時間を確保できない方は、ドラッグストアなどで購入して服用しましょう。

また市販の痛み止めにはいくつかの種類があり、飲み薬の主な成分としては、ロキソプロフェンやアセトアミノフェンなどがあります。

ロキソプロフェンは鎮痛効果が高く、アセトアミノフェンはロキソプロフェンと比べて鎮痛効果が緩やかなものの、胃に優しいという特徴があります。

 

〇正露丸を詰める方法もおすすめ

 

腹痛のときに用いられるイメージの強い正露丸ですが、こちらは実は虫歯の応急処置にも使用できます。

具体的には正露丸の大きさを整え、虫歯の痛む部分に詰めることで、痛みが軽減されます。

こちらの方法は飲み薬とは違い、直接患部に作用することから、即効性が高いという特徴があります。

ただし、正露丸を詰めるのも痛み止めと同じく対症療法のため、虫歯を治すことはできません。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・市販薬は虫歯の原因にアプローチするものではないため、虫歯を治すことはできない

・市販薬を使用し続けると、重度にまで進行している虫歯に気付くのが遅れるリスクがある

・通院までの応急処置として市販薬を使用するのはおすすめ

・患部に正露丸を詰めることでも、虫歯の痛みは一時的に軽減できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者】虫歯の定期検診に関するコト

虫歯を発症したタイミングで、初めて歯科クリニックを訪れるという方も多いかと思います。

しかし、実際はそうではなく、普段から歯科クリニックで虫歯の定期検診を受けることが望ましいです。

今回は、虫歯の定期検診における内容やメリット、頻度などについて解説します。

 

〇虫歯の定期検診の一般的な内容

 

虫歯の定期検診では、まず問診とあわせて歯茎の状態をチェックし、レントゲン撮影を行います。

その後、専用の器具を使用して歯周ポケットの深さを計測したり、歯茎の出血や腫れがないかを確認したりします。

また、プラークが染まる薬剤を歯に塗り、プラークが付いている部分と染まっている色のチェックも行います。

その他、エアフローによるプラークの除去、フッ素塗布なども定期検診の一環として行われることがあります。

 

〇虫歯の定期検診におけるメリット

 

虫歯の定期検診におけるメリットは、何と言っても虫歯の早期発見・早期治療につながることです。

虫歯を痛みが出るまで放置すると、完治させるまでには時間がかかります。

重度にまで進行している場合、抜歯でしか対応できなくなり、大事な天然歯を失う可能性もあります。

一方、初期段階で治療できれば、基本的にはすぐに完治させることが可能です。

場合によっては、1回の治療だけで済むこともあります。

また、虫歯の定期検診を受けることで、歯石も除去できます。

歯石はプラークが石化したものであり、虫歯や歯周病の原因になります。

しかし硬度が高いことから、自宅でのブラッシングでは除去することができません。

定期検診に伴うクリーニングやスケーリングにより、歯石を除去すれば、今後虫歯を発症するリスクは大幅に軽減されます。

 

〇虫歯の定期検診の頻度

 

虫歯の定期検診は、3ヶ月に1回程度の頻度で受けるのが望ましいです。

こちらは、クリーニングなどを受けた後、およそ3ヶ月で口内の細菌の数が元に戻るからです。

ただし糖尿病などの全身疾患がある方、喫煙をしている方などは、虫歯が進行しやすくなることが考えられます。

そのため、1~2ヶ月に1回は定期検診を受けなければいけないこともあります。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯の定期検診では、歯茎の状態のチェックや歯のクリーニングなどが行われる

・虫歯の定期検診を受けることで、虫歯の早期発見・早期治療につながる

・自宅では除去できない歯石を除去できるのも、定期検診のメリット

・虫歯の定期検診は、3ヶ月に1回程度の頻度で受けるのが望ましい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者】女性が虫歯になりやすいのはなぜ?

虫歯を発症するリスクは、老若男女問わず誰もが抱えています。

そのため、基本的には永久にデンタルケアを行わなければいけません。

また、発症した方の男女比については、実は男性より女性の方が割合は多いです。

今回は、女性が虫歯になりやすい主な理由について解説します。

 

〇唾液の分泌量が少ない

 

女性が虫歯になりやすい原因としては、まず男性と比べて唾液の分泌量が少ないことが挙げられます。

こちらは、ホルモンの影響によるものと言われています。

女性は月経周期や妊娠などの生理的な変化に伴い、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの分泌量が変動します。

これらのホルモンは、唾液腺の働きに影響を与え、唾液の分泌量や組成を変化させます。

また唾液の分泌量が少なくなると、歯の表面に付着したプラークを洗い流す力が弱くなり、虫歯のリスクが高まります。

 

〇歯が薄くやわらかい

 

男性に比べて歯が薄くやわらかいことも、女性が虫歯になりやすい理由の一つです。

男性の歯は骨密度が高く硬い傾向があるため、虫歯になりにくいとされています。

一方、女性の歯は骨密度が低くやわらかいため、虫歯菌に侵食される可能性が高いです。

また女性はホルモンバランスの変化によってカルシウムの再吸収量が減り、骨密度が低下したり、骨粗しょう症になったりしやすいです。

つまり、ただでさえ歯がやわらかいにもかかわらず、さらにやわらかくなるリスクも高いということです。

そのため、男性よりも徹底したプラークコントロールが必要だと言えます。

 

〇甘いものを好みやすい

 

女性は男性に比べて甘いものを好みやすく、こちらも虫歯のリスクを高めている原因です。

もちろん、好き嫌いは人それぞれであり、男性でも毎日甘いものを食べるという方はいます。

しかし、甘いものを食べるイメージはいまだに女性の方が強く、実際多くの女性が間食として甘いものを口にしています。

糖分は虫歯菌がもっとも好むものであるため、日頃から甘いものを多く摂取していればしているほど、虫歯を発症しやすくなります。

特に、ゆっくりとお菓子やお茶を楽しみながら会話をするお茶会などは、虫歯につながりやすい習慣です。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・女性はホルモンの影響で唾液の分泌量が少なく、男性より虫歯を発症しやすい

・女性の歯は骨密度が低くやわらかいため、虫歯菌に侵食される可能性が高い

・甘いものを好む傾向にあるのも、女性が虫歯になりやすい原因の一つ

・ゆっくりお菓子やお茶を楽しみながら会話をするお茶会は虫歯につながりやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者】虫歯治療をなるべく早く終わらせるには?

虫歯治療は、基本的に1回で終了することがありません。

何度か歯科クリニックに通い、段階を踏んで治療する必要があります。

しかし、歯科クリニックが苦手な方などは、早めに終わらせたいと考えるでしょう。

今回は、虫歯治療をなるべく早く終わらせる方法について解説します。

 

〇初期虫歯の段階ですぐに通院する

 

虫歯治療をなるべく早く終わらせたい方は、初期虫歯の段階ですぐ歯科クリニックに通院しましょう。

初期虫歯は、痛みなどの症状が一切なく、1回で治療が完了することもあります。

逆に虫歯になっているにもかかわらず、面倒がってなかなか歯科クリニックに通わずにいると、治療期間は長くなります。

特に歯の神経にまで達しているような虫歯は、根管治療が必要であるため、治療期間だけでなくコストもかかりやすいです。

 

〇定期検診に通う

 

虫歯治療を早く終わらせるには、歯科クリニックの定期検診に通うことも大切です。

先ほど、初期虫歯の段階で通院すれば、虫歯治療は早く終わりやすいという話をしました。

しかし、患者さん自身では、なかなか初期虫歯があるかどうかを判断できません。

色などが変わっている歯があっても、それが虫歯かどうか判断するのは難しいです。

一方、日頃から定期検診を受けていれば、虫歯を初期段階で発見できる可能性が飛躍的にアップします。

また、定期検診では歯のクリーニングなども受けられるため、虫歯や歯周病のリスクを軽減させることにもつながります。

一般的には2~3ヶ月に1回、最低でも半年に1回は定期検診に訪れることをおすすめします。

 

〇設備が豊富な歯科クリニックを選ぶ

 

設備が豊富な歯科クリニックを選ぶことも、虫歯治療を早く終わらせる方法の一つです。

具体的には、以下のような設備が揃っている場合、効率的に虫歯治療を進めやすくなります。

・マイクロスコープ
・レーザー機器
・歯科用CT
・CAD/CAMシステム
・口腔内スキャナー など

マイクロスコープは患部を数十倍にまで拡大できる機器で、難しい箇所の治療もスムーズに行えます。

またレーザーには殺菌や消毒、止血や鎮痛などの作用があるため、根管治療や抜歯といった治療の時間を短縮することができます。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・初期虫歯の段階ですぐに通院すれば、1回で治療が終わる可能性がある

・初期虫歯を早期発見するには、日頃から歯科クリニックで定期検診を受けるべき

・定期検診では歯のクリーニングを受けられるため、虫歯や歯周病のリスクも軽減させられる

・医療機器が充実した歯科クリニックを選ぶことでも、虫歯治療の期間は短くなりやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!