妊娠中は、虫歯治療を受ける際の制限が多くなります。
例えば治療のタイミングや、処方される薬の種類などが挙げられます。
また産後であれば、他の方と同じように虫歯治療を受けられると考えている方もいるかもしれませんが、実際はそうとは限りません。
今回は、産後すぐに虫歯治療を受ける場合の注意点を解説します。
通院時間の確保が困難
産後は問題なく虫歯治療を受けられると思われがちですが、通院はなかなか確保できないことが多いです。
生まれてすぐの赤ちゃんは、数時間に一度ミルクを上げるなど、付きっきりで見てあげなければいけません。
もちろん、旦那さんや親に子どもを見てもらうこともできますが、それも誰もができることではありません。
常に子どものそばにいてあげなければいけない状況の場合、定期的な通院やまとまった治療時間を確保するのは難しくなります。
体力の消耗
産後に虫歯治療を受ける際の注意点としては、体力のことも挙げられます。
産後の女性は、まだ体力が回復しきっていないことが多いです。
特に出産前から長期間入院していた方や、帝王切開をした方などは、元の体力に戻るまである程度の時間を要します。
このような状態で虫歯治療を受けると、同じ姿勢での固定などが負担になる場合があります。
一般的に、産後1ヶ月程度は安静が優先されるため、よほど緊急の場合でない限り、焦って歯科クリニックを訪れるのは控えましょう。
授乳への心理的不安
産後の女性の大きな仕事の一つに、授乳が挙げられます。
母乳育児とミルクでの育児の選択こそありますが、母乳をあげられる方はそちらを選ぶことが多いです。
しかし、授乳中に虫歯治療を受ける場合、麻酔や薬の使用が母乳に影響しないかどうか心配になることがあります。
そのため、なかなか虫歯治療を安心して受けられません。
ただし歯科クリニックで使用される局所麻酔薬は、母乳への移行が極めて微量であるため、子どもへの影響はほとんどないとされています。
また歯科クリニックで処方される痛み止めなどについても、基本的にはお母さんや赤ちゃんに影響が出ないものが選択されます。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・産後は赤ちゃんに付きっきりになるため、歯科クリニックの通院時間を確保するのが難しい
・産後の女性はまだ体力が回復していないことが多く、虫歯治療は身体の負担になりやすい
・麻酔や処方薬によって母乳に影響が出ることはほとんどないものの、心理的な不安は大きくなる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!







