シナモンは、クスノキ科の常緑樹の樹皮を乾燥させた香辛料の一種です。
甘くエキゾチックな香りが特徴であり、シナモンロールやアップルパイなどに使用されることで知られています。
またシナモンには、歯周病予防があるとされています。
今回はこちらの真相に迫りたいと思います。
シナモンの歯周病に対する効果
シナモンの主要成分であるシンナムアルデヒドは、歯周病の原因菌であるジンジバリス菌などの増殖を抑え、バイオフィルムの形成を阻害する強力な抗菌作用があります。
またシナモンには、歯茎の炎症を抑える効果も期待されています。
臨床試験では、スケーリングの補助としてシナモンジェルを使用した結果、歯茎の炎症指標が改善したという例もあります。
さらに、シナモンには毛細血管を拡張して血流を良くする働きがあり、歯茎の組織に栄養を届けやすくする役割も果たします。
シナモンの採り入れ方
シナモンを摂取する方法としておすすめなのは、シナモンティーや専用のデンタルケア製品です。
シナモンティーは口内の細菌抑制や口臭予防として、日常的に続けやすい方法です。
またシナモンを配合した歯磨き粉なども市販されているため、こちらを使用するのもおすすめです。
ちなみに冒頭で触れたように、シナモンロールやアップルパイなどにもシナモンは含まれていますが、こちらの積極的な摂取はおすすめできません。
これらのお菓子には多くの砂糖が含まれているため、摂取することでかえって歯周病や虫歯のリスクが高まってしまう可能性があります。
歯周病予防としてシナモンを採り入れる場合の注意点
シナモンに含まれるクマリンという成分は、大量に摂取すると肝障害を引き起こす可能性があります。
そのため、過剰摂取は禁物です。
体重50kgの方の場合、シナモンの1日の摂取上限は5mg程度が目安とされています。
こちらは小さじ1杯弱程度です。
特にカシアと呼ばれる修理はクマリンの含有量が多いため、日常的に摂取する場合は含有量の少ないセイロンシナモンを選ぶのが推奨されます。
ちなみに歯周病は細菌感染による慢性疾患であり、シナモンだけで完治させることはできません。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・シナモンの主要成分であるシンナムアルデヒドは、歯周病の原因菌の増殖を抑える効果がある
・シナモンには歯茎の炎症抑制作用、歯茎に栄養を届けやすくする作用もある
・シナモンを採り入れる場合は日常的に摂取しやすいシナモンティーがおすすめ
・シナモンの過剰摂取は肝障害につながる可能性があるため注意が必要
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!







