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【新潟市中央区新潟駅の歯医者】乳酸菌の歯周病予防効果とは?

歯周病は子どもからお年寄りまで、誰しもが発症するリスクのあるものです。

そのためブラッシングなどのセルフケアについては、なるべく早いうちから行うべきですが、セルフケアの一つに乳酸菌の摂取が挙げられます。

今回は、乳酸菌の主な歯周病予防効果について解説します。

 

〇乳酸菌はプラークを減らし、唾液を増やす

 

ヨーグルトやチーズなどに多く含まれる乳酸菌には、歯周病の原因となるプラークを減らし、唾液を増やす役割があります。

歯周病はさまざまなリスクファクターが重なって発症するものですが、直接的な原因はやはり口内に付着したプラークです。

乳酸菌はこちらの形成を抑制し、歯周病になりにくい口内環境をつくります。

また唾液には自浄作用や抗菌作用、口内のpHを一定に保つ作用などがあり、口内の健康を維持するには欠かせません。

乳酸菌を摂取すれば唾液の分泌量が増加し、歯周病菌に対抗しやすくなります。

 

〇炎症性物質の生成を抑える効果も

 

乳酸菌を摂取することで、炎症性物質の生成もある程度抑えられます。

免疫細胞は、身体の中で異物を認識したとき、炎症性物質を生成して免疫反応を活性化させます。

しかし炎症性物質の分泌が過剰になると、次々と炎症反応が起こり、歯周病の症状は悪化してしまいます。

乳酸菌には免疫細胞のバランスを整える働きがあるため、歯周病による歯茎の炎症や腫れについても重症化させないことが期待できます。

 

〇乳酸菌が豊富な食材

 

乳酸菌が多く含まれるのは、ヨーグルトやチーズ、キムチや漬物などの食材です。

ヨーグルトの発酵には乳酸菌が用いられていて、こちらは手軽に摂取できるため、毎日歯周病予防として食べる食材としてはピッタリです。

チーズについては、生きた乳酸菌が多く含まれるナチュラルチーズを選びましょう。

ナチュラルチーズは、乳酸菌などの微生物の働きで乳を固め、発酵熟成させたチーズです。

有名なものとしては、モッツァレラやカマンベール、ゴーダやチェダーなどの種類があります。

またキムチや漬物などの発酵食品にも乳酸菌が含まれていますが、摂取する際には加熱してはいけません。

加熱すると、乳酸菌が死滅します。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・乳酸菌には歯周病の原因であるプラークを減らし、唾液を増やす効果がある

・乳酸菌は免疫細胞のバランスを整え、炎症性物質の生成を抑えてくれる

・乳酸菌はヨーグルトやチーズ、キムチや漬物などに多く含まれる

・毎日継続して食べる食材としては手軽なヨーグルトがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!