ホワイトニングを行った後は、色の濃い食べ物や調味料などを口にすることにより、着色のリスクが高まります。
一方、白い食べ物であれば着色の心配はないと考えている方もいるかと思いますが、こちらの認識は正しくありません。
今回は、ホワイトニング後に食べてはいけない白いものについて解説します。
〇豆腐
豆腐はヘルシーかつ栄養も豊富であるため、普段からよく食べるという方もいるでしょう。
また色も白いため、ホワイトニング後でも問題なく食べられると思われがちですが、実際はそうではありません。
豆腐には、ポリフェノールの一種であるイソフラボンが含まれています。
ポリフェノールは、赤ワインなどにも含まれていて、こちらは着色を引き起こしやすい成分です。
そのため、ホワイトニング直後は豆腐を避けなければいけません。
ちなみに豆腐だけでなく豆乳やおから、納豆など、大豆製品は基本的にすべてNGです。
〇バナナ
毎朝バナナを食べているという方は多いかと思います。
またバナナも身の部分は白いため、ホワイトニングに悪影響を及ぼすことはなさそうですが、実際は着色リスクを高めます。
こちらは豆腐と同じように、ポリフェノールの一種であるタンニンが含まれているからです。
ちなみに、バナナ以外にもタンニンが含まれているものはあります。
具体的には緑茶や紅茶、コーヒーなどが挙げられ、バナナと同じ果物であるリンゴにも含まれています。
果物については、カットした後に時間が経つと変色する場合、その果物にはタンニンが含まれていると覚えておきましょう。
〇ヨーグルト
バナナとあわせて朝にヨーグルトを食べる方は多いかと思いますが、こちらもホワイトニング後に食べるものとしては適していません。
なぜなら、ヨーグルトは酸性の食品だからです。
ホワイトニング後は、歯の表面を保護するペリクルという膜が一時的に除去されています。
そのため食べ物の刺激を受けやすく、酸性のものを摂取するとより着色のリスクが高まってしまいます。
ちなみにバナナとヨーグルトを組み合わせて食べると、さらに着色のリスクは高くなるため、注意してください。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・色が白いからといって、ホワイトニング後に食べても良いとは限らない
・豆腐などの大豆製品は、着色の原因となるイソフラボンが含まれている
・バナナはポリフェノールの一種であるタンニンが含まれている
・ヨーグルトは酸性であり、ホワイトニング後に食べると着色の原因になりやすい
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!