虫歯の痛みは、他の身体の部分の痛みとはまた違う独特なものです。
どれだけ痛みに強くても、ズキズキとした虫歯の痛みに耐え続けるというのはなかなか難しいです。
また虫歯の痛みは、天候と関係があるとされています。
今回は、虫歯と雨の関係性について解説します。
雨の日には虫歯が痛みやすい?
晴れているときと比べて、雨の日は虫歯の痛みが強くなりやすいです。
こちらは歯髄腔の膨張や自律神経の乱れなどが関係しています。
歯の内部にある神経や血管が収まっている歯髄腔は、通常外気圧と等しく保たれています。
しかし雨の日に外気圧が下がると、内部から外へ押し出す力が強まり、神経を刺激して痛みが生じします。
また低気圧や雨によるストレスは自律神経を乱し、血流の変化や筋肉の緊張を引き起こして、歯の違和感やうずきを強めることがあります。
ちなみに気象の大きな変化は免疫力を低下させ、慢性的な歯周病を悪化させることが研究で示唆されています。
雨の日に歯が痛くなりやすい人の特徴
雨の日に虫歯が痛みやすいのは、治療していない虫歯がある方や、詰め物・被せ物の中に空気が入っている方などです。
治療していない虫歯はかなり進行していて、空洞が大きいため、雨による気圧の影響をより強く受けます。
また詰め物や被せ物を長期間装着している方や、これらの精度に問題がある方は、低気圧で中の空気が膨張して痛みの原因になります。
さらに、歯の根に膿が溜まっている方も、膿に含まれるガスが低気圧によって膨張することが考えられます。
こちらも強い痛みにつながります。
雨の日の通院におけるポイント
雨の日に歯科クリニックに通院する場合、前述の通り歯が急激に痛み出すことがあります。
また荒天時は交通機関の影響や転倒リスクがあるため、定期検診であればキャンセルや延期を検討すべきです。
治療の場合はどうしても通院しなければいけませんが、このような場合に備え、近所や駅直結の歯科クリニックを選んでおくと便利です。
ちなみに、濡れた傘や靴で院内を汚さないように配慮し、タオルや防水性のある靴を準備することをおすすめします。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・雨の日は歯髄腔が膨張したり、自律神経が乱れたりして虫歯が痛みやすくなる
・気象の大きな変化は免疫力を低下させ、慢性的な歯周病を悪化させる可能性もある
・治療していない虫歯がある方や、詰め物・被せ物の中に空気が入っている方は特に痛みやすい
・雨の日の通院に備え、歯科クリニックは近所や駅直結のところを選んでおくと便利
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!







