歯ブラシを使用する際、なんとなく磨いているという方は少なくないかと思います。
もちろん磨かないよりはましですが、しっかりポイントを押さえて使用しなければ、虫歯のリスクは高まります。
今回は、歯ブラシの効果を高める意外な使い方をいくつか解説したいと思います。
歯ブラシの先端は鏡に対して平行に動かす
多くの方が、前歯や奥歯の外側を磨くときに、歯ブラシの毛先を歯に対して斜めや垂直に突き刺すように当てがちです。
しかしブラシの毛先のポテンシャルを100%引き出すための意外なコツは、ブラシのプラスチックの背面を、常に目の前の鏡と平行に保つという意識です。
ブラシの面が鏡と平行ということは、毛先が歯の表面に対して完全にフラットに当たっている状態を意味します。
この状態のまま横にわずかにスライドさせることで、毛束の1本1本が折れ曲がることなく、ホウキのように均等な力でプラークをキレイに除去してくれます。
手の角度を迷ったときは、鏡とヘッドの平行度をチェックしてみてください。
歯の裏側は肘を大きく張って磨く
奥歯の裏側や前歯の裏側がどうしても上手く磨けないという悩みは、手首の角度ではなく肘のポジションが原因です。
脇を固めて小ぢんまりとブラシを持つと、手首の可動域が制限され、ブラシが歯の裏側の複雑なカーブに絶対にフィットしません。
裏側を磨くときは、驚くほど大胆に肘を肩の高さまで真横にグッと上げるのがポイントです。
肘を高く掲げることで、前腕から歯ブラシまでが直線的なクレーンのような構造になり、手首を不自然に曲げなくても、ブラシの毛先が歯の裏側の凹凸へ最適な角度で潜り込みます。
ポーズを少し変えるだけで、磨きやすさが劇的に変わります。
口を少し閉じて最奥部を磨く
一番奥の歯を磨こうとして、口を「あーん」と限界まで大きく開けている方も多いかと思います。
実は口を大きく開ければ開けるほど、頬の筋肉がピーンと突っ張って硬くなり、さらに顎の骨が前方へせり出してくるため、ヘッドが通るための隙間が完全に潰れてしまいます。
奥歯の側面や裏側にブラシを届かせるための正しいアプローチは、大きく開けた状態から力を抜いて、口を1cmだけそっと閉じることです。
こうして頬と顎の緊張を緩めてあげることで、口の奥にゆとり空間が生まれ、大きなヘッドの歯ブラシであっても、一番奥の壁際まで抵抗なくスルリと入るようになります。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・歯ブラシの先端は鏡に対して平行に動かすのがポイント
・裏側を磨くときは、大胆に肘を肩の高さまで真横にグッと上げるのがポイント
・奥歯の側面や裏側にブラシを届かせるためには、大きく開けた状態から力を抜いて、口を1cmだけそっと閉じる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!








