お祭りは、夏ならではの楽しいイベントです。
その地域の名物とも言えるほど規模の大きいものから、各町の学校や神社などで開催されるものまで、お祭りは多く存在します。
しかし、お祭りは虫歯のリスクを高めやすいとされています。
今回は、こちらの主な理由について解説します。
親の目が届きにくい
お祭りの場では、普段は家庭内で厳しく制限されているお菓子の摂取について、親の管理やルールが甘くなりがちです。
「今日はお祭りだから特別」という心理が働き、子どもが欲しがるままに甘いものを買い与えてしまったり、子ども同士で屋台を回って大量の買い食いをしたりします。
その結果、どれだけの糖分をどのくらいの時間をかけて摂取したのかを周囲の大人が把握できなくなります。
楽しい雰囲気にのまれて、食事のメリハリや健康への配慮といったお口のセルフケア意識が、大人も子どもも一時的に麻痺してしまうことが原因です。
食後のうがいや水分補給の機会が少ない
通常の食事であれば、食後に水を飲んだり、お茶で口をゆすいだりして、ある程度の食べカスをリセットすることができます。
しかし、お祭り会場には自由に使える水道や手洗い場が少なく、食べ終わったあとにすぐうがいをするのは困難です。
また自販機や屋台で売られているのも甘いジュースやアルコールが主流で、口をリセットするための水や緑茶・麦茶を意識的に摂取する機会が減ってしまいます。
そのため、食後に汚れを物理的に洗い流すという、もっとも手軽で効果的な応急処置が行われないまま時間が過ぎていきます。
翌朝までの汚れの定着時間が長くなる
お祭りから夜遅くに帰宅したあと、疲労からくる強い眠気によって、ブラッシングが雑になったり、最悪の場合は磨かずに寝てしまったりすることは珍しくありません。
睡眠中は、起きているときよりもさらに唾液の分泌量が極端に減少します。
お祭りで大量に仕込まれた糖分や酸、そして虫歯菌が、睡眠中の乾燥した口の中で一晩中、何の邪魔もされずに大繁殖することになります。
この“翌朝までの長時間の放置”が、お祭りで高まった虫歯リスクに最後の決定打を与え、歯を一気にボロボロにする直接的な引き金となってしまいます。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・お祭りの場では、普段は家庭内で厳しく制限されているお菓子の摂取について、親の管理やルールが甘くなりがち
・お祭り会場では、食べ終わったあとにすぐうがいをするのは困難
・お祭りから夜遅くに帰宅したあと、疲労からくる強い眠気によって、ブラッシングが雑になるケースは多い
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!








