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【新潟市中央区新潟駅の歯医者で入れ歯治療】入れ歯が合わなくなる意外な原因

入れ歯は患者さんの口内にフィットするように作製されていますが、使い続けるにつれて徐々に合わなくなってくることがあります。
またこちらの主な原因は、歯茎の退縮や入れ歯自体の劣化ですが、中には意外な理由で合わなくなってしまうケースもあります。
今回はこちらの理由について解説します。

顎関節の変化

入れ歯は歯や歯茎だけでなく、顎関節が変化することでも合わなくなる可能性があります。

顎関節は、上顎と下顎をつなぐ関節で、噛み合わせや咀嚼においてとても重要な役割を果たします。
しかし、年齢を重ねたりストレスが溜まったりすると、顎関節は形状が変化します。

特に顎関節症を発症している場合、正しく顎を動かせなかったり、痛みや異音が生じたりします。

このような異常が見られる場合、入れ歯の噛み合わせや位置にも変化が生じ、以前よりもフィット感が失われてしまいます。

体重の増減

意外と思われるかもしれませんが、体重が増えたり減ったりすることでも、入れ歯は合わなくなることが考えられます。
こちらは口内の脂肪組織に影響を与えるからです。

入れ歯を作製したときよりも太ってしまうと、身体や顔だけでなく、口内にも脂肪がつくようになります。
そのため、入れ歯の圧迫感を感じやすくなります。

逆に入れ歯の作製時より痩せてしまうと、口内の脂肪組織が減って入れ歯が緩くなり、安定感がなくなります。

特に大幅な体重の増減があった場合は、圧迫感による痛みを感じたり、フィット感がなく噛み合わせることすらできなくなったりすることがあります。

口内の外科治療

歯や歯茎の変化は、セルフケアの問題や加齢などによって引き起こされます。
また口内の外科治療を受けた場合も、歯や歯茎の状態が変わってしまい、入れ歯の装着感に悪影響を及ぼします。

例えば口内の腫瘍を取り除く治療を受けた場合、入れ歯に触れる口内組織の状態が変わるため、どうしても入れ歯を装着したときの違和感が大きくなります。

さらにインプラント治療やセラミック治療など、歯を補綴する治療を受けた場合も、既存の入れ歯が適合しなくなることがあります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・顎関節症などにより、顎関節の状態に異常が生じると、入れ歯が合わなくなる可能性がある
・体重が増減すると、口内の脂肪組織も増えたり減ったりするため、入れ歯を装着したときの違和感が大きくなる
・口内の腫瘍を除去したり、インプラント治療を受けたりした場合も入れ歯が合わなくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングのタッチアップにおける注意点

ホワイトニングは、一度歯を白くすれば永久に白さをキープできるわけではありません。
審美性を保つために、定期的に歯をケアする必要があります。
またそのとき必要になるのがタッチアップですが、こちらはメリットがある反面注意しなければいけないこともあります。
今回はこれらの点について解説します。

タッチアップの概要

タッチアップは、ホワイトニングの効果が薄れた場合に、再びホワイトニングを行うというものです。
“わずかな調整”という意味があります。

冒頭でも触れたように、タッチアップを行うことで、一度ホワイトニング受けた歯の白さを長持ちさせられます。
また初めてホワイトニングを行う場合よりも施術時間が短く、費用もそれほど高くありません。

さらにタッチアップは、白さを維持するだけでなく、歯列全体の白さを一定のレベルに保つことにもつながります。

タッチアップを行う場合の注意点

先ほど、タッチアップは初めてホワイトニングに比べて、それほど費用がかからないという風に説明しました。

もちろん、1回の施術における費用で言えばそうですが、何度もタッチアップを行う場合は費用が高額になります。
つまりホワイトニングによる歯の白さを長持ちさせればさせるほど、費用がかさんでいくということです。

そのため、ホワイトニングを受ける際は、ランニングコストとしてタッチアップ代がかかることを頭に入れておきましょう。

またタッチアップを行う回数が増えるということは、その分歯に薬剤が触れる機会も増えるということになります。
ホワイトニングの薬剤が何度も口内に触れると、知覚過敏を発症するリスクが高まります。

タッチアップの正しいタイミングについて

ホワイトニングの効果について、なるべく持続させるために行うのがタッチアップです。
そのため、完全に歯の色が元に戻ったタイミングで行っていては遅いです。

タッチアップはあくまで“わずかな調整”であり、完全に後戻りしてしまった歯に施しても満足のいく効果を得られません。

定期的に歯科クリニックに通っていれば、タッチアップのタイミングを歯科医師から伝えてもらうことができます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・タッチアップは、ホワイトニングの効果が薄れた場合に再びホワイトニングを行うもの
・ホワイトニングの効果を長持ちさせ、白さを一定に保つ効果がある
・タッチアップを何度も行うと費用がかさみ、なおかつ知覚過敏のリスクも高くなる
・タッチアップは完全に色が元に戻る前に行うべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】鍋を食べると歯周病がうつりやすい?

歯周病は歯周病菌によって引き起こされる感染症です。
そのため、人から人へ歯周病菌が移動すると、うつってしまうことがあります。
また人から人への感染は食事のときに起こりやすく、特に鍋は注意しなければいけません。
今回は、鍋を食べると歯周病がうつりやすくなる理由を中心に解説します。

鍋を食べると歯周病がうつりやすくなる理由

鍋を食べる際は、通常菜箸やお玉などで食材を取り皿に取り、自分用のお箸で食べます。
しかし家族や友人同士など、近しい間柄で鍋を囲む際は、自身の箸で直接食材を入れたり取ったりする場合もあります。
そのため、歯周病がうつりやすくなります。

歯周病が人から人へ感染するのを防ぐにあたって、もっとも避けなければいけないのが食器の共有です。
歯周病がある方の使用した箸で入れた食材を、歯周病がない方が食べてしまった場合、感染のリスクがあります。

ただし、高熱の鍋で煮込まれた食材は殺菌されているため、これだけで歯周病がうつる可能性は極めて低いです。

注意したい鍋について

人から人へ歯周病がうつるリスクが高いのは、通常の鍋ではなくチーズフォンデュです。
なぜなら、チーズフォンデュで食べられる具材は低温だからです。

チーズフォンデュは、熱して溶けた状態のチーズに肉などにつけて食べる料理です。
またチーズをつける際は、金属の串のようなものを使用しますが、こちらを共有すると歯周病菌がうつりやすくなります。

通常の鍋で煮込まれた食材は高熱ですが、チーズフォンデュで食べられる食材は熱されたチーズがかかっているだけです。
そのため、事前に熱した肉などであっても、食べるときに歯周病菌が付着すると感染リスクは高まります。

親御さんが子どもに食べ与える際も注意が必要

鍋を食べる際は、食材を取るときに菜箸、食べるときに自身の箸を使用するのが望ましいです。
また幼い子どもとその親御さんが一緒に鍋を食べる場合、親御さんの箸やスプーンなどで食べ与えることもありますが、こちらも基本的にはNGです。

たとえ親御さんが冷ましてから食べ与える場合でも、子ども専用のカトラリーや食器を使用しなければいけません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・直箸で鍋を食べると、人から人へ歯周病がうつりやすくなる
・通常の鍋は高温で歯周病菌が殺菌されるため、感染のリスクはそれほど高くない
・食材が低温のままのチーズフォンデュは、金属の串を共有すると歯周病がうつる可能性が高い
・親御さんの箸やスプーンで子どもに食べ与えるのもNG

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】虫歯予防で大切な栄養素のバランスについて

虫歯を予防するにあたって、摂取しなければいけない栄養素は数多くあります。
そのため、甘いものなどを控えていたとしても、栄養が不足していると虫歯の予防効果は半減します。
また栄養素については、摂取バランスの良さが求められます。
今回は虫歯予防の際にバランス良く摂取すべき栄養素について解説します。

カルシウム、リン

虫歯予防を意識するのであれば、普段の食事でカルシウムやリンを摂取する必要があります。

これらの成分は、歯の再石灰化をサポートし、虫歯になりにくい口内環境を整えてくれます。
また歯の機能や密度、強度などを維持する役割もあります。

カルシウムやリンが豊富なものには、チーズなどの乳製品やしらす、ひじきなどが挙げられます。

その他、豚肉や牛肉、米からも摂取することができます。

タンパク質

虫歯を予防するためには、良質なタンパク質の摂取も必要不可欠です。

タンパク質は歯の健康を維持するために必要な栄養素であり、歯や歯茎などの歯周組織における象牙質、セメント質などの構成成分です。

また良質なタンパク質には、体内ではつくられない9種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれています。
そのため、なるべく食事から摂ることを意識しましょう。

ちなみに良質なタンパク質は、牛乳や豆腐、卵やアジなどの魚類から摂取することができます。

ビタミン類

虫歯予防の一環として摂取したいビタミン類には、主にビタミンAやビタミンCが挙げられます。

ビタミンAは歯の表面を覆うエナメル質の形成を助け、さらには免疫力の低下も防止します。
そのため、歯が虫歯菌に侵食されにくくなります。

ビタミンCについては、歯の象牙質をつくる働きがあり、虫歯に強い歯の基礎を形成してくれます。
ちなみにビタミンCには、歯茎のコラーゲン線維を再生したり、毛細血管からの出血を防いだりと、歯周病予防にも効果を発揮します。

ビタミンAはホウレンソウやニンジンなどの野菜、レバーやバターなどの動物性食品に多く含まれます。
ビタミンCは、キャベツやサツマイモなどの野菜、ミカンやレモンなどの果物を食べると摂取しやすいです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯を予防するには、バランス良く栄養を摂取することが大切
・タンパク質は歯や歯茎などの歯周組織における象牙質、セメント質などの構成成分
・ビタミンAは歯の表面を覆うエナメル質の形成を助け、免疫力の低下も防止できる
・ビタミンCは歯の象牙質をつくる働きがあり、虫歯に強い歯の基礎を形成してくれる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】虫歯治療で手を挙げるべきタイミング

虫歯治療を初めて受ける方は、緊張感や恐怖心を抱いているかと思いますが、歯科クリニックではそのような気持ちを考慮しながら治療を進めていきます。
また治療中、「何かあったら手を挙げてください」と言われることがありますが、この場合いつ手を挙げれば良いのでしょうか?
今回はこちらのタイミングについて解説します。

痛みを感じたとき

虫歯治療中は歯を削ったり、患部の汚れを取り除いたりといった施術が行われます。
このとき少しでも痛みを感じた場合は、遠慮なく手を挙げましょう。
痛みの具合によって施術の方法を変えてくれたり、より優しく丁寧に施術してくれたりします。

基本的に、虫歯治療では局所麻酔が使用されます。
そのため、耐えられないほど強い痛みに襲われる心配は少ないですが、痛みの感じ方は人それぞれです。

また麻酔の効果が弱い場合もあるため、我慢せずに手を挙げてください。

口を開けるのが辛いとき

虫歯治療中、口を開けるのが辛くなってきた場合も、遠慮なく手を挙げて大丈夫です。

虫歯治療では、長時間口を大きく開けておかなければいけません。
特に歯を削っているときは、口に大きめの器具が入るため、大きく口を開けなければ患部が見えにくくなってしまいます。

しかし、だからといって我慢して口を開け続けていると、顎関節を痛めるなどのトラブルにつながることもあります。

基本的に、歯科クリニックでは治療中口を開け続けることがないよう、適宜休憩を挟んでくれます。
それでも開け続けるのが困難な場合は、一度中断してもらい、長めに休憩を取ってもらうことをおすすめします。

口内が気持ち悪い、気分が悪いとき

虫歯治療中に口内が気持ち悪くなったり、気分が悪くなったりした場合も、手を挙げて中断してもらうべきです。

口内が気持ち悪くなる原因は、主に水が溜まっていることです。
治療は専用の器具で水を吸いながら行われますが、一度吐き出したい場合は遠慮なく手を挙げましょう。

また何度も口内に器具が入ってきたことや、麻酔の味が広がっていることなどが原因で、気分が悪くなることもあります。
気分が悪いまま治療を続けるのは危険なため、絶対に我慢しないでください。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯治療中、少しでも痛みを感じた場合は無理をせずに手を挙げるべき
・長時間口を開けるのが辛くなってきた場合も、遠慮せずに手を挙げるべき
・口内に水が溜まっている場合は、手を挙げて一度吐き出すのが理想
・異物感や薬剤によって気持ち悪くなった場合、手を挙げて治療を中断しなければ危険

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で入れ歯治療】若くして入れ歯を装着する原因とメリット

入れ歯と聞くと、高齢の方が装着するものいう印象を抱く方も多いでしょう。
確かに、高齢になると歯が抜け落ちるリスクが高まりますが、20代などの若い方であっても入れ歯を装着する可能性はあります。
今回は、若くして入れ歯を装着する原因とそのメリットについて解説します。

虫歯や歯周病が悪化すると若くても入れ歯を装着しなければいけない

虫歯や歯周病は、若くして歯を失う原因の中でも、特に大きな割合を占めます。

虫歯は早期に治療を行えば、歯を失う原因にまでならないことがほとんどですが、重度にまで進行すると抜歯をしなければいけないこともあります。
特に若い方の中には、歯科クリニックの定期検診に通うという習慣がない方も多く、虫歯が手遅れの状態になるケースも少なくありません。

また歯周病についても、高齢の方だけでなく、若い方の罹患率も高い疾患です。
20代であっても2~3割の方は罹患していると言われていて、歯周病で歯茎がブヨブヨになると、歯が抜けて落ちて入れ歯でカバーしなければいけないことがあります。

転倒や事故で入れ歯になるケースも

年齢に関係なく、転倒や事故のリスクというのは誰にでもあるものです。

例えば顔から転倒したり、交通事故で強い衝撃を受けたりした場合、歯が大きく破損することがあります。
特に事故による破損の場合、頬や唇など周囲の組織にも損傷が見られることが多く、歯根や神経にまでダメージを与えます。

このとき治療で修復するのが不可能なほど歯が破損した場合、感染のリスクが高い場合は、残念ながら抜歯・入れ歯を選択しなければいけません。

若い方が入れ歯を装着するメリット

若くして入れ歯を装着するのに嫌悪感を抱く方もいるかと思いますが、若い方ならではのメリットもあります。

まず若い方は適応能力が高いため、入れ歯に慣れるまでの期間は短縮できます。
そのため、天然歯と同様に噛んだり話したりできる可能性が高いです。

また虫歯や歯周病などの問題がない場合、入れ歯が安定しやすいのもメリットです。
歯茎がまだ強く健康な時期に入れ歯を装着すれば、安定感を得ることができ、使用してもずれる心配がありません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯や歯周病が悪化すると、若くても入れ歯を入れなければいけない可能性がある
・顔から転倒して歯に外傷を負った場合も、若いうちから入れ歯が必要になる
・事故による破損は歯根や神経にまでダメージを与え、抜歯のリスクが高まる
・若い方は入れ歯への適応能力が高く、安定感も得やすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でホワイトニング】オフィスホワイトニングで使用するブリリカビアンコとは?

歯科クリニック内で施術を受けるタイプのオフィスホワイトニングは、施術回数が少なく、短期間で効果を得やすいです。
また歯科医師や歯科衛生士に施術を行ってもらえるため、安心感があります。
当院では、オフィスホワイトニングの際に“ブリリカビアンコ”という機材を使用しています。
今回はこちらの特徴を解説します。

ブリリカビアンコとは?

ブリリカビアンコは、株式会社東京技研が提供しているLED照射器です。
前に販売されていたブリリカの後継機で、重さや光出力、バッテリーの形式などさまざまな面で進化を遂げています。

オフィスホワイトニング自体は、ホワイトニングを取り扱っている歯科クリニックであればほぼ確実に受けられます。
しかし、ブリリカビアンコを導入している歯科クリニックはそれほど多くありません。

ブリリカビアンコの機能性に関するメリット

ブリリカビアンコは、従来の照射器に比べて照射力がアップしています。
そのため、効果が出やすいというオフィスホワイトニングのメリットがさらに大きくなっています。

また照射器が口腔内の開口器に装着されているため、患者さんが体勢を変えても照射位置がずれません。
これにより、精度の高いホワイトニングを実現できます。

さらに照射器がおよそ100gと軽量のため、患者さんの負担は軽減されますし、リチウムイオンバッテリー搭載によってコードレス化されています。

その他、拡散板の採用により、効果的に照射できるようになっているのもメリットです。

ブリリカビアンコでのオフィスホワイトニングがおすすめの人

ブリリカビアンコでのホワイトニングがおすすめの方は、仕事や家事、育児などで忙しい方です。

普段あまり時間が確保できない方でも、歯を白くしたいと考えることはあるでしょう。
このような場合、オフィスホワイトニングの中でもさらに即効性が高いブリリカビアンコを選ぶのがおすすめです。

また結婚式や面接など、大事なイベントを控えている方にも、ブリリカビアンコは向いています。
見た目が大事になるイベントまでに歯を白くしたい方にとって、即効性と確実性のあるブリリカビアンコはピッタリです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ブリリカビアンコは、オフィスホワイトニングに使用するLED照射器
・ブリリカビアンコは従来の照射器より効果が出やすく、照射位置がずれにくいため施術の精度も高い
・軽量であり、コードレスで扱いやすいところもメリット
・普段忙しい方や、イベントを控えている方にはブリリカビアンコがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・矯正歯科】矯正治療中の食べやすさと栄養面を考えた正しい食事

ワイヤー矯正などの固定式の矯正装置は、生活にある程度の支障が出ます。

特に食事には注意する必要があり、ワイヤー矯正の場合は食べやすさだけでなく、栄養もしっかり補給できる食事を選ばなければいけません。

今回は、矯正治療中に摂取すべき食事の内容について解説します。

 

〇矯正治療中におすすめの主食

 

主食といえばやはりご飯やパンが挙げられますが、ご飯はしっかり噛まなければいけない通常のお米よりも、おかゆやリゾットの方がおすすめです。

おかゆやリゾットであれば、矯正治療中のあまり噛めない状態でもしっかり消化できます。

またパンについては、歯にかかる負担が大きくなるため、なるべく避けるのが無難です。

どうしても食べたい場合は、牛乳やスープなどでやわらかく煮込んだものを摂取しましょう。

さらに胃に優しくあまり噛まなくても良いという意味では、うどんやそうめんなどの麺類もおすすめです。

 

〇矯正治療中におすすめの主菜

 

矯正治療中に摂取すべきメインのおかずとしては、煮魚やハンバーグ、卵料理などが挙げられます。

煮魚は消化吸収が良いだけでなく、良質なタンパク質を摂取できますし、ハンバーグもやわらかいため、固定式の装置が口内にあっても食べやすいです。

ハンバーグに関しては、野菜を多めに混ぜ込むことにより、栄養バランスも整えられます。

また卵料理も、やわらかさと料理のバリエーションを兼ね備えています。

どのような主食とも合わせられるため、卵は常に自宅に用意しておきたいところです。

 

〇矯正治療中におすすめの副菜

 

主菜以外のおかずでいうと、温野菜や冷奴、スープなどがおすすめです。

矯正治療中は、歯と装置の間にものが詰まりやすくなります。

そのため、線維質の野菜は食べにくくなる可能性がありますが、柔らかい温野菜であれば食べやすいです。

また豆腐は料理のアレンジがしやすく、なおかつ栄養も豊富のため、矯正治療中の食事ではかかせない副菜だと言えます。

冷奴であれば、調理の手間もほとんどかかりません。

ちなみにスープについては、肉や魚介、野菜などさまざまな具材を使用できます。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・矯正治療中はおかゆやリゾット、麺類などの主食を摂取すべき

・パンはそのままだと硬さがあるため、牛乳やスープでやわらかく煮込むのがおすすめ

・煮魚やハンバーグ、卵料理は食べやすさと栄養のバランスが抜群

・副菜としては温野菜や豆腐、具沢山のスープなどを摂取すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・小児歯科】子どもの歯並びを良くするおやつ・悪くするおやつ

子どもの歯並びは、永久歯が生え始める6歳頃にある程度決定します。

そのため、親御さんは上記の年齢までに歯並びが悪化しないように、食べ与えるおやつについて考えなければいけません。

今回は、子どもの歯並びを良くするおやつ、悪くするおやつをそれぞれ紹介します。

 

〇子どもの歯並びを良くするおやつ

 

子どもの歯並びに良い影響を与えるおやつとしては、ドライフルーツが挙げられます。

ドライフルーツは、子どもの歯並びを良くする条件を多く満たしています。

一つは、適量を前歯でかじり取ることができる適度な大きさだという点です。

口の中に詰め込まなければいけないようなものは、歯並びが乱れる原因になります。

またもう一つは、硬すぎずやわらかすぎないため、歯を鍛えつつもそこまで歯がダメージを受けないという点です。

さらに繊維質が含まれるため、口内でまとめて飲み込みやすく、上顎の成長が促進されて歯が並ぶスペースもできやすくなります。

ただしドライフルーツには多量の砂糖が含まれているため、与えすぎは禁物です。

 

〇子どもの歯並びを悪くするおやつ

 

子どもの歯並びを悪くするおやつとして注意したいのは、子どもの人気も高いグミです。

特にハード系のグミは、子どもの口にとって硬すぎるため、口に力を入れて噛むことになります。

その結果、噛む力が強くなり、歯が歯茎の中に押し戻されてしまいます。

また歯が押し戻されると、本来あるべき高さよりも低くなってしまうため、噛み合わせがずれます。

それを埋めるために、下顎が上顎の中に潜り込んでしまうと、噛み合わせが深い過蓋咬合を引き起こします。

 

〇矯正治療中におすすめのおやつ

 

子どもの歯並びを良くする治療と言えば矯正治療が挙げられますが、矯正治療の効果を阻害しないおやつも、ある意味歯並びを良くするおやつだと言えます。

また矯正治療中に摂取するものとしておすすめなのは、ヨーグルトやチーズ、アイスなどです。

ヨーグルトやチーズは口内のpHバランスを整え、虫歯になりやすい矯正治療中の歯を守ってくれます。

さらにアイスは噛まずに摂取できる上に、歯と矯正装置の間に挟まる心配も少ないです。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・ドライフルーツは、子どもの歯並びを良くする条件を多く満たしている

・市販のドライフルーツには多くの砂糖が含まれるため、与えすぎは禁物

・グミは子どもの口にとって硬く、過蓋咬合のリスクが高まる

・子どもの矯正治療中にはチーズやヨーグルト、アイスなどのおやつがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でセラミック治療】フルジルコニアクラウンが破損してしまう原因

フルジルコニアクラウンは、セラミック素材の中でも随一の硬さを誇ります。

そのため、強度と耐久性を重視している方に選ばれる傾向にあります。

しかし、どれだけ硬いといっても、100%破損が起こらないというわけではありません。

今回は、フルジルコニアクラウンが破損してしまう主な原因について解説します。

 

〇噛み合わせの悪化

 

噛み合わせが悪くなると、硬度の高いフルジルコニアクラウンでも破損のリスクが高まります。

こちらはフルジルコニアクラウンの部分にのみ、強い負担がかかる可能性があるからです。

特に奥歯については、食べ物をすり潰す役割があるため、前歯と比べて4~5倍もの圧力がかかるとされています。

そのため、奥歯にフルジルコニアクラウンを適用している場合、噛み合わせの悪化には注意しなければいけません。

ちなみに噛み合わせが悪くなる原因としては、歯ぎしりや食いしばり、反対側の奥歯の喪失、顎関節の状態の悪さなどが挙げられます。

 

〇硬いものを継続して食べる

 

ある程度硬いものでも、フルジルコニアクラウンであれば問題なく噛むことができます。

しかし、継続して硬いものを食べ続けると、徐々にダメージが蓄積されていきます。

その結果、ある日ものを噛んだ拍子にフルジルコニアクラウンが割れてしまう可能性があります。

例えばナッツや煎餅、硬いフランスパンなどを継続して食べている方は要注意です。

ちなみに硬い食べ物でダメージが蓄積されたフルジルコニアクラウンは、それほど硬くないものを噛んだときでも割れてしまうことが考えられます。

 

〇事故や転倒

 

フルジルコニアクラウンを装着した状態で事故に遭ったり、転倒したりした場合も、フルジルコニアクラウンは割れる可能性があります。

フルジルコニアクラウンを含むすべてのセラミック素材の特徴として、瞬間的な衝撃に弱いという特徴があります。

そのため、事故や転倒で思いっきりセラミックの歯をぶつけた場合などは、割れたり欠けたりするリスクが高まります。

また事故や転倒は日常生活だけでなく、スポーツをしているときにも起こりやすいため、マウスピースを装着するなどして対策を取らなければいけません。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・噛み合わせが悪くなると、硬度の高いフルジルコニアクラウンでも破損のリスクが高まる

・継続して硬いものを食べ続けると、徐々にダメージが蓄積されてフルジルコニアクラウンが割れやすくなる

・事故や転倒による瞬間的な衝撃も、フルジルコニアクラウンが破損する原因の一つ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!