虫歯予防サプリメントは、さまざまな種類が販売されています。
またこれらは、気軽に虫歯の原因菌を抑制したり、歯の再石灰化を促したりできるというメリットがあります。
しかし、注目すべきなのはメリットばかりではありません。
今回は、虫歯予防サプリメントのデメリットについて解説します。
キシリトール配合サプリメントのデメリット
キシリトール配合のサプリメントは、冒頭で触れた効果のほか、唾液の分泌促進なども期待できます。
しかし、キシリトールなどの糖アルコールは消化されにくいため、過剰摂取すると下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。
特に、小さい子どもの摂取量には注意が必要です。
また近年の研究により、キシリトール摂取量が多い方ほど心臓発作や脳卒中などの心血管イベントのリスクが高まる可能性が示唆されています。
フッ素配合サプリメントのデメリット
フッ素配合サプリメントも、歯質の強化や再石灰化の促進などが期待できます。
しかし一度に多量のフッ素を摂取した場合、吐き気や嘔吐、腹痛などの中毒症状を引き起こす可能性があります。
また歯が形成されている小児期に、長期間にわたって過剰なフッ素を摂取し続けると、斑状歯という歯のエナメル質に白い斑点や縞模様ができる状態になることが考えられます。
さらに、高フッ化物が子どもの神経発達に悪影響をもたらす可能性があるという研究結果も示唆されていますが、適切な使用量であれば問題ないとされています。
ビタミンCやクエン酸を含むサプリメントのデメリット
ビタミンCはエナメル質や象牙質の生成に関与し、抗酸化作用により歯茎の健康を維持します。
またこちらはサプリメントで摂取できる栄養素ですが、このようなサプリメントはビタミンCのほか、クエン酸なども含まれている可能性があります。
ビタミンCやクエン酸は酸性であるため、頻繁に摂取したり口内に長くとどめたりすると、口内が酸性に傾きます。
その結果、歯のエナメル質が溶ける酸蝕症を引き起こすことが考えられます。
酸蝕症はかえって虫歯のリスクを高めるだけでなく、知覚過敏や歯の変色、歯の形状の変化などを引き起こします。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・キシリトールなどの糖アルコールを含むサプリメントは消化されにくいため、過剰摂取すると下痢や腹痛を引き起こす可能性がある
・多量のフッ素配合サプリメントを摂取した場合、吐き気や嘔吐などの中毒症状を引き起こすことがある
・ビタミンCやクエン酸を含むサプリメントは酸性であるため、頻繁に摂取すると酸蝕歯になりやすい
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!







