歯科クリニックの定期検診は、プロフェッショナルケアの一環として提供されているものです。
数ヶ月に一度定期検診に通わなければ、虫歯や歯周病などを早期に発見できず、気付いたときには重症化していることもあります。
また定期検診を怠った場合、他のも意外なデメリットが生まれます。
今回はこちらの内容を解説します。
〇治療の回数が多くなる
きちんと定期検診を受けていれば、虫歯や歯周病などのトラブルを早い段階で見つけることができます。
こちらは症状の重症化を防げるだけでなく、治療を短期間で終わらせることにもつながります。
一方定期検診を怠っていると、症状が発覚したときにはある程度進んでいる可能性が高いため、治療回数も必然的に多くなります。
治療回数が増えるということは、患者さんにおける治療の負担が増えるということであり、歯科クリニックの立地によっては通院の手間もかかります。
〇治療費が高くなる
特に問題が発生していないからといって定期検診に通わないでいると、後々の治療費が高額になることも考えられます。
こちらは重症化した虫歯や歯周病の方が治療回数は多かったり、高度な治療が必要になったりするからです。
例えば初期虫歯の場合、歯を削らずに治療できることもあり、場合によっては1日で治療が完了します。
もちろん、保険診療で対応できるため、治療費もほとんどかかりません。
一方虫歯が進行している場合、根管治療や抜歯、インプラント治療などで対応しなければいけないことがあります。
これらは高度な治療であり、費用も高額になるケースが多いです。
〇歯科クリニックに慣れない
普段から定期検診に通っておかなければ、歯科クリニックの雰囲気に慣れることができません。
こちらは特に、歯科クリニックに苦手意識を持っている方にとってのデメリットです。
「歯の問題が起きたら通院すれば良い」と考えている方は、歯科クリニックが苦手なケースも多く、いざ問題が生じてもなかなか通院しようとしない傾向にあります。
一方、日頃から歯科クリニックに足を運んでいれば、実際治療を受けなければいけなくなったときの緊張感は和らぐでしょう。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・定期検診に通わずにいると症状が重症化し、治療の回数が多くなってしまう
・治療回数が増えたり高度な治療が必要になったりすると、必然的に治療費も高くなる
・日頃から定期検診に通っていないと、歯科クリニックへの苦手意識はなかなか払拭されない
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!