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【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】タマネギが虫歯予防に役立つ理由

タマネギは、野菜の中でも比較的接種する機会が多いものに分類されます。
和食や洋食、炒め物や揚げ物など、さまざまなジャンル・調理法で摂取されます。
またタマネギを摂取することで、虫歯予防に役立つとされています。
今回は、具体的にどのような効果があるのかを中心に解説します。

タマネギの虫歯予防効果

タマネギに含まれる硫黄化合物には、強い抗菌作用があり、虫歯や歯周病の原因菌を減らす効果が期待できます。
特に生のタマネギに多く含まれる硫化アリルには、強い殺菌作用があります。

またタマネギには、口内の有害な細菌を減らす一方で、有用な細菌は減らしすぎないという研究報告もあります。
このように、口内の細菌バランスを整えることで、虫歯や歯周病の予防につながります。

さらに、タマネギの硫黄化合物は、プラークの形成を妨げる効果もあります。
プラークは虫歯菌や歯周病菌の温床になるため、形成を抑えることは口内衛生を保つ上で大きなメリットです。

虫歯予防としてタマネギを摂取する際の工夫

虫歯予防の一環としてタマネギを摂取する際は、生のまま食べることが推奨されます。
例えばサラダやサンドイッチ、ハンバーガーなどのトッピングとして、薄切りにした生のタマネギを採り入れましょう。

また生のタマネギの辛味が苦手な方は、薄切りにして水にさらしたり、しばらく空気に触れさせたりすることをおすすめします。
こうすることで、辛みが和らいで食べやすくなります。

虫歯予防としてタマネギを摂取する際の注意点

タマネギには確かに虫歯予防効果が期待できますが、口臭の原因となることがあるため、注意が必要です。

タマネギに含まれるアリシンという成分が、体内で分解される際にニオイの元となる物質に変わります。
こちらのアリシンは、特に生のタマネギに多く含まれています。

タマネギとあわせてリンゴを食べたり、緑茶を飲んだりすれば、口臭のリスクはある程度抑えられます。

ちなみに虫歯予防のためには、ブラッシングはもちろんタマネギ以外のものも摂取し、バランスの取れた食生活を送ることが大切です。
フッ素を多く含む海産物や、カルシウムを多く含む食品なども、虫歯予防に役立ちます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・タマネギに含まれる硫黄化合物には、強い抗菌作用があり、虫歯や歯周病の原因菌を減らす効果が期待できる
・虫歯予防の一環としてタマネギを摂取する際は、生のまま食べることが推奨される
・タマネギに含まれるアリシンという成分が、体内で分解される際に口臭の元となる物質に変わる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!