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【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】歯周病による膿の意外な特徴について

歯周病にかかった方は、以前よりも歯茎が赤く腫れたり、食事やブラッシングなどの軽い刺激で歯茎から出血したりします。
また重度の歯周病では膿が生じることもあり、こちらは強烈な悪臭を放つ以外にも、あまり知られていない特徴があります。
今回はこちらの内容について解説します。

歯周ポケットの奥深くから発生する

この膿は、目に見える歯の表面や歯茎の外側から出ているのではなく、歯と歯茎の隙間である歯周ポケットの暗く深い底から発生しています。

歯周病が軽度のうちはポケットが浅いため膿は目立ちませんが、中等度~重度にまで進行すると凶悪な歯周病菌がその奥底で爆発的に繁殖し、大量の膿を作り出します。
どれほど頑張って自宅でセルフケアの歯ブラシを当てても、その毛先は数ミリの深さまでしか届かないため、この領域で生成される膿の根本にアプローチすることは不可能です。
市販のケアでは絶対に届かない安全地帯で、細菌が膿を生み出し続けているのです。

歯茎を押すと慢性的ににじみ出る

指の腹や舌の先、あるいは歯ブラシの背などで、赤く腫れている歯茎を優しく圧迫すると、ジワッと湧き出るように白い膿が漏れてくるのが確認できます。
これは、かつて歯槽膿漏と呼ばれていた言葉の由来そのものの典型的な症状です。

強い痛みを伴わない場合であっても、腫れた場所を押すたびに毎回欠かさず膿が出てくるということは、慢性的な炎症状態であることを証明しています。
痛くないからと油断して放置されがちですが、内部では毛細血管や組織の破綻が日常化していて、口内の組織が静かに、そして確実に崩壊へと向かっている証拠です。

進行するとフィステルをつくる

歯周病が極限まで進行したり、歯の神経の病気と合併したりすると、歯茎にフィステル(瘻孔)と呼ばれる、おできのような白いプツッとした小さな膨らみができることがあります。

これは歯の根の周囲の骨が溶かされ、そこに溜まった大量の膿がパンパンに圧力を高めた結果、外へ排出されるために自ら骨と歯茎を突き破って作った膿の通り道です。
このおできが成熟して破れると、中からドロッとした膿が大量に出てきて一時的に内部の圧力が下がるため、腫れや重だるい違和感は引いていきます。

しかし膿の生産工場である根本の原因が治っていないため、時間が経つと再び同じ場所に膿が溜まり、膨らんでは潰れるという再発を何度も繰り返します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病の膿は、歯と歯茎の隙間である歯周ポケットの暗く深い底から発生している
・赤く腫れている歯茎を優しく圧迫すると、ジワッと湧き出るように白い膿が漏れてくる
・歯周病が極限まで進行したり、歯の神経の病気と合併したりすると、歯茎にフィステル(瘻孔)と呼ばれる白い膨らみができる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・小児歯科】小児の前歯のケガを防ぐためのポイント

子どもは大人と比べて、前後左右や足元への注意力が散漫です。
またバランス感覚も未熟であるため、転倒したりぶつけたりする可能性が高く、このとき前歯をケガしてしまうことも考えられます。
今回は、このような状況を防ぐための主なポイントについて解説します。

食事中の姿勢改善と足の裏の接地

イスに座って食事やおやつを食べているとき、足をぶらぶらさせたり椅子を後ろに傾けたりして遊んでいると、バランスを崩して転落し、机の角や床で前歯を打つことがあります。

食事の際は、子どもの成長に合わせた椅子を選び、足の裏がしっかりと床や椅子の足置き台につくように調整してください。
足がしっかりと接地していると、体の軸が安定し、万が一のときにも踏ん張りがきくため転落を防げます。

また食事中は立ち上がらない、スプーンやフォークを口に入れたまま上を向かないといった食事マナーの徹底も安全につながります。

出っ歯の早期相談と治療

上の前歯が前方に大きく突出している、いわゆる出っ歯の子どもは、転倒した際に一番最初にその前歯が地面や障害物に激突します。
そのため、正常な噛み合わせの子どもに比べて前歯をケガするリスクが数倍高いことが分かっています。

もし子どもの上の前歯が目立って出ていると感じるのであれば、成長期に合わせた小児矯正について早めに歯科クリニックに相談することをおすすめします。
顎の成長をコントロールしながら前歯の位置を適切な位置に下げることで、将来的な見た目や噛み合わせの改善だけでなく、前歯のケガの予防にも直結します。

周囲の大人との安全意識の共有

前歯のケガを防ぐためのルールや対策は、母親や父親だけでなく、同居する祖父母、通っている保育園・幼稚園の先生など、すべての大人で一貫して共有しなければいけません。

「我が家では歯ブラシを持ったまま歩かせない」「この遊具ではこう遊ばせる」という方針を周囲に伝えておくことで、大人の見守りの目がどこに行っても同じ基準で機能します。

大人の意識が統一されていると、子ども自身も“どこにいてもやってはいけない危険な行動”を正しく理解し、自ら危険を避ける習慣が身につきやすくなります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・食事の際は、子どもの成長に合わせた椅子を選び、足の裏がしっかりと床や椅子の足置き台につくように調整すべき
・子どもが出っ歯の場合はケガのリスクが高まるため、小児矯正について早めに歯科クリニックに相談するのがおすすめ
・前歯のケガを防ぐためのルールや対策は、子どもに関わるすべての大人で共有しなければいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】あまり知られていない歯周病関連の疾患とは?

歯周病は、単体でも十分におそろしい疾患ですが、やはり怖いのは関連疾患です。
あらゆる全身疾患につながる可能性が高い上に、ギネス世界記録にも認定されるほど、感染者数が多いというのが歯周病の特徴です。
今回は、あまり知られていない歯周病関連の疾患について解説します。

膿瘍

膿瘍は、脳や肝臓といった本来は無菌であるべき重要臓器の中に細菌が感染して膿の塊を作ってしまう、急性で命に関わる重篤な疾患です。

身体に免疫低下などの隙ができた際、進行した歯周ポケットから大量の歯周病菌が血管内に直接なだれ込みます。
菌は血流に乗って全身を巡り、脳の毛細血管や肝臓の門脈を通過する際、その場に定着して繁殖を始めます。

特に脳膿瘍では、原因不明とされていた症例の多くで、患者さんの脳から口の中にしか存在しないはずの歯周病菌が検出され、口が感染源であることが証明されました。

重度の歯周病を放置することは、脳や内臓にダイレクトに細菌の爆弾を送り込んでいるのと同じであり、急激な高熱や意識障害を招くリスクがあります。

勃起不全

男性の性機能障害である勃起不全(ED)は、心理的な要因だけでなく、血管の健康状態が深く関係しています。

ペニスに血流を送る陰茎動脈は、心臓の血管よりも遥かに細く、わずか1〜2ミリメートルほどしかありません。
そのため、全身の動脈硬化の兆候がもっとも早く現れやすい場所です。

歯周病菌が口から血管内に侵入すると、血管の内側の壁に炎症を起こし、血管を硬く狭くする動脈硬化を急速に進行させます。
これにより、必要なときに十分な血液が陰茎に送り込まれなくなり、勃起不全が引き起こされます。

血管障害によるED患者を調べると、高確率で重度の歯周病が見つかるため、歯科治療による口内環境の改善が男性機能の回復にも直結することが分かっています。

筋萎縮性側索硬化症

筋萎縮性側索硬化症(ALS)という手足や喉、呼吸に必要な筋肉が徐々に動かなくなる原因不明の指定難病において、歯周病が病状の進行を狂暴化させる因子として警戒されています。

ALSは運動神経細胞が変性して死滅する病気ですが、歯周病菌が放出するタンパク質分解酵素が、血液脳関門を突破して脳や脊髄の神経組織に到達することが解明されました。
この毒素が、神経細胞を保護し支えている周囲の細胞を過剰に刺激し、結果として運動神経細胞の破壊を加速させてしまうという仮説が立てられています。

現在は難病の進行スピードを少しでも緩め、患者のQOLを維持するための医療連携として、口腔ケアの徹底が推奨されています。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病を放置すると、脳や内臓に細菌の爆弾を送り込み、急激な高熱や意識障害を招くリスクがある
・歯周病菌が口から血管内に侵入すると、必要なときに十分な血液が陰茎に送り込まれなくなり、勃起不全が引き起こされる
・歯周病は筋萎縮性側索硬化症(ALS)において、病状の進行を狂暴化させる因子として警戒されている

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】歯周病と肩こりの関連性とは?

歯周病は、万病のもとと呼ばれるほどおそろしい疾患です。
歯周病の状態を放置していると、あらゆる全身疾患のリスクが高まり、口内だけの問題ではなくなってしまいます。
また歯周病は、肩こりと密接な関連性があるとされています。
今回はこちらの内容について解説します。

歯周病菌による血流悪化と血栓リスク

歯周病が進行すると、歯茎の毛細血管を通じて歯周病菌が血液中に侵入します。
血管内に入り込んだ菌やそれに対抗する物質の影響で、血管内で血液の塊が作られやすくなり、全身の血液循環が低下します。

肩の筋肉はもともと重い頭を支えるために多くの血液を必要とするため、血流が悪化すると酸素や栄養が十分に行き届かなくなります。
その結果、疲労物質である乳酸などが筋肉に蓄積しやすくなり、頑固な肩こりを引き起こす原因になります。

口内の炎症が血管を通じて肩の筋肉を硬直させるという、全身の巡りに起因するメカニズムです。

噛み合わせの崩壊による筋肉の過緊張

歯周病が進行して歯を支える骨が溶けると、歯がぐらついたり、位置がズレたりして噛み合わせが悪化します。
噛み合わせにズレが生じると、食べ物を咀嚼する際に左右どちらか一方でばかり噛むようになり、顎の筋肉のバランスが崩れます。

顎の筋肉は、首や肩を覆う巨大な筋肉や筋膜と呼ばれる組織と地続きでつながっています。
そのため、噛み合わせの不調による顎の過剰な緊張がそのまま首や肩の筋肉へダイレクトに伝わり、持続的なコリや痛みを誘発します。

歯の土台の破壊が、最終的に上半身の骨格や筋肉の歪みへとつながっていくということです。

神経の伝達による慢性的な関連痛の誘発

歯周病による激しい炎症や鈍い痛みは、顔や頭の感覚をつかさどる三叉神経を刺激します。
この口からの強い痛み信号が脳へと伝わる際、すぐ近くにある首や肩の神経の通り道と脳内で情報が混線することがあります。
これを関連痛と呼び、脳が歯の痛みを首や肩の痛みと誤認して処理してしまいます。

また歯茎の不快感や痛みを無意識にかばおうとすることで、顔面から肩にかけての筋肉が常にこわばった状態になり、筋収縮性の肩こりが定着します。
口内のトラブルによる精神的なストレスも、自律神経を乱して血管を収縮させ、さらなる肩こりを招く悪循環を生み出します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病によって血流が悪化すると、頑固な肩こりを引き起こす原因になる
・歯周病から来る噛み合わせの不調により、顎の過剰な緊張が首や肩の筋肉へダイレクトに伝わり、コリや痛みを誘発することがある
・歯周病による激しい炎症や痛みについては、脳が首や肩の痛みと誤認して処理することがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】デンタルフロスに関するトラブルと対処法

デンタルフロスの使用は、虫歯予防を徹底するのであれば必要不可欠です。
歯ブラシだけでは落としきれない汚れを、デンタルフロスは絡め取ってくれます。
しかし、デンタルフロスを使用する際には、トラブルが起こるリスクもあります。
今回はトラブルの例と原因、そして対処法について解説します。

フロスの選び方がわからない

多種多様なフロスが流通しているため、自分の技量や歯並びに合っていない製品を選んでしまい、使いこなせずに挫折するというトラブルはよくあります。

初心者がいきなり操作の難しいロール型(指巻き)のノンワックスを使うと、力加減ができず歯茎を傷つける原因になります。

対策としては、まず初心者は持ち手がついたホルダー型(糸ようじタイプ)から始めましょう。
特に入れ歯や奥歯の管理には、角度がついていて挿入しやすいY字型が圧倒的におすすめです。
前歯にはF字型が適しています。

指に巻くロール型に挑戦する場合は、最初は滑りが良くて歯間に入りやすいワックスタイプを選んでください。
慣れてきたら、プラークの除去率がもっとも高いノンワックスタイプへ移行しましょう。

奥歯にフロスが届かない

奥歯にうまく届かない原因の一つは、口を大きく開けすぎていることです。
口を大きく開けると頬の筋肉や顎の骨がピンと突っ張ってしまい、かえって奥歯の外側に指や器具を入れるスペースがなくなります。

また手の指が大きめの方や、顎の関節が硬い方も、指巻き型のフロスを奥まで到達させるのが困難になります。

対策としては、奥歯にフロスを入れるときは口を大きく開けるのではなく、少し指が入る程度にポカンと緩めに開けるのがコツです。
これにより頬の粘膜がやわらかくなり、スペースが生まれます。

また指巻きタイプで苦戦している方は、迷わずロングハンドルのY字型ホルダーフロスを使用してください。
奥歯の歯間に垂直に糸が当たる設計のため、簡単に奥まで届きます。

差し歯やブリッジ周りのケアができない

ブリッジは、失った歯の両隣を削って繋いだ構造をしているため、上部が完全に連結されています。
そのため、通常のフロスを上から直線的に挿入することはできません。

また、差し歯の根元は天然の歯よりも段差ができやすく、通常のフロスでは引っかかりやすいという構造的なトラブルが生じます。

対策としては、ブリッジのケアには先端が硬く加工されていて隙間に差し込みやすいスーパーフロスを使用します。
連結部分の下にある隙間に、針に糸を通すように横から先端を差し込み、中央のスポンジ状の部分で優しく前後に動かして汚れを落とします。

差し歯の周りは、段差に引っかかって器具を傷つけないように、ワックス付きのフロスを使って慎重に操作してください。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・自分の技量や歯並びに合っていない製品を選んでしまい、使いこなせずに挫折するというトラブルはよく起こる
・口を大きく開けると頬の筋肉や顎の骨がピンと突っ張ってしまい、奥歯までフロスが届かなくなる
・差し歯やブリッジをケアする場合、特にフロス選びは慎重に行うべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】歯周病予防として飲むヨーグルトを摂取するメリットとは?

歯周病予防は、虫歯予防と同じく半永久的に行わなければいけないものです。
口内に食べ物が入る機会がある以上、リスクはゼロにはなりませんし、歯周病菌を完全に排除することもできません。
今回は、歯周病予防の一環として、飲むヨーグルトを飲むことのメリットについて解説します。

歯を支える土台を強固にする

歯周病のおそろしい点は、炎症が悪化すると歯を支えている顎の骨が徐々に溶かされていき、最終的に歯が抜け落ちてしまうことです。

飲むヨーグルトは乳製品であるため、骨や歯の主成分となるカルシウムが豊富に、しかも体に吸収されやすい形で含まれています。
乳酸菌の働きにより口内の悪玉菌を減らしながら、同時にカルシウムを補給することで、歯周病菌の攻撃によって弱ってしまった歯槽骨の健康維持や再石灰化をサポートします。

土台となる骨を内側から健やかに保つことは、歯周病による歯のグラつきを抑え、生涯にわたって自分の歯を残すために極めて重要な役割を果たします。

口内の自浄作用とpHバランスを高める

口内の乾燥は悪玉菌の大好物であり、歯周病を急速に悪化させる原因になります。
飲むヨーグルトの乳酸菌には、口内を刺激して唾液の分泌を促す効果が報告されています。

唾液が増えることで、細菌や汚れを自然に洗い流す自浄作用が劇的に高まり、プラークが歯の表面に付着しにくくなります。
また、乳製品には口内のpHバランスを整える働きがあり、酸性に傾いた環境を素早く中和してエナメル質を保護します。

これにより、歯周病菌だけでなく虫歯菌の活動もまとめて抑え込むことが可能です。

さらに潤った口内環境を作ることで、歯周病特有の不快な朝のネバつきや、気になる口臭の予防にも直結します。

飲むだけという圧倒的な手軽さ

オーラルケアにおいてもっとも重要なのは毎日続けることですが、飲むヨーグルトはキャップを開けて飲むだけという究極の手軽さを誇ります。
スプーンですくって食べる手間や、食後のゴミを洗う面倒がありません。

もちろん忙しい朝の通勤前、オフィスのデスクワークの合間、あるいは外出先など、場所やシーンを選ばずにいつでもどこでもスマートに摂取できます。

タブレットなどのサプリメントを「薬っぽくて飲むのが億劫」と感じる人でも、美味しい飲料として毎日の習慣に無理なく組み込めるため、歯周病ケアの継続率が格段に高まります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・飲むヨーグルトは乳製品であるため、骨や歯の主成分となるカルシウムが吸収しやすい形で含まれている
・飲むヨーグルトの乳酸菌は、口内を刺激して唾液の分泌を促し、プラークを付着しにくくする
・飲むヨーグルトは飲むだけであり、固形のヨーグルトに比べて継続しやすい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・矯正歯科】矯正治療に失敗する原因について

矯正治療を受ければ、必ず歯並びを中心としたコンプレックスは解消されると考えている方もいるでしょう。
もちろん、矯正治療はコンプレックス解消のために行うものですが、実際は100%成功するとは限りません。
今回は、矯正治療に失敗する原因にはどのようなことが挙げられるのかについて解説します。

マウスピースの装着時間不足

マウスピース矯正における最大の失敗原因は、患者さん自身の装着時間不足です。

この治療法は、1日20時間から22時間以上という極めて長い時間、装置を自ら確実に装着し続けることを前提に設計されています。
しかし自己管理が甘く、食事や外出の際に外したまま数時間放置したり、装着を忘れて就寝したりする日が続くと、歯はシミュレーション通りに動きません。

サボっている間に歯が元の位置に戻ろうとするため、次第に新しいマウスピースが歯の形に適合しなくなり、治療が完全に停滞します。
最終的には計画の大幅な修正や、最初からの作り直しが必要となり、費用がかさむだけでなく治療期間が何年も延びる原因になります。

リテーナーの未装着による後戻り

動かし終わったばかりの歯の周囲の骨は非常にやわらかく、そのまま放置すると確実に元のガタガタな位置へ戻ろうとします。
これを防ぐために装着するのが保定装置(リテーナー)ですが、この使用を怠ることは後戻りという失敗の最大の原因です。

歯科医師から指示された期間、一般的に治療にかかった期間と同等以上は、毎日欠かさずリテーナーを装着しなければなりません。
しかし、実際は「治療が終わってキレイになったから」と自己判断で装着をやめてしまう患者さんが絶えません。

数ヶ月放置しただけで、せっかく大金と時間をかけて並べた歯列が崩れてしまい、再度高額な費用を払って再矯正を余意なくされるケースは非常に多く見られます。

顎間ゴムの使用指示に従わない

出っ歯や受け口、上下の噛み合わせのズレを治すために、上下の装置に患者さん自身で小さな輪ゴムを引っ掛ける顎間ゴムという工程があります。
このゴムを指示通りに毎日一定時間以上使用しないことは、骨格的なズレや噛み合わせが改善しない直接的な原因になります。

顎間ゴムは歯科医師が直接固定できないため、完全に患者さんの協力度に依存する領域です。
面倒くさいからと装着を怠ったり、痛みを理由に勝手に外したりしていると、歯の傾きや前後的な位置関係がいつまでも目標値に到達しません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・マウスピース矯正の場合、1日20時間以上は装着しなければいけない
・矯正し終えたばかりの歯を固定するためのリテーナーを装着しないと、歯並びの後戻りが発生する
・出っ歯や受け口などを治すために使用する歯間ゴムは、毎日一定時間以上使用する必要がある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】あまり使わない方が良い歯ブラシとは?

歯ブラシは、毎日行うブラッシングにおいて欠かせないアイテムです。
そのため、時間をかけて商品を選ばなければいけません。
またドラッグストアなどでは、あらゆる種類の歯ブラシが販売されていますが、その中にはあまり使わない方が良いタイプもあります。
今回は具体的にどのようなタイプに注意すべきなのかを解説します。

天然毛の歯ブラシ

高級感があり、歯のエナメル質を傷つけないとされる豚毛や馬毛などの天然毛歯ブラシは、衛生面のリスクが非常に高いです。

市販の一般的な歯ブラシは、吸水性が低く乾燥の早いナイロンやポリブチレンテレフタレートという飽和ポリエステル樹脂で作られています。
一方で天然毛は、毛の内部に微細な空洞が存在するため、水分やタンパク質汚れを内部に吸収し溜め込んでしまいます。

日本の高温多湿な環境では驚くほど乾きにくく、使用後に雑菌やカビが内部で増殖し、次回使用時に菌を口内に塗り拡げることになりかねません。
また水分を含むと急激にコシが失われるため、プラークを弾き飛ばす力が弱く、清掃効率の面でもナイロン製に劣ります。

かためのナイロン歯ブラシ

短時間ですっきり磨けるからと、かための歯ブラシを愛用し続けるのは非常に危険です。

かための毛はプラークの除去力自体は高いものの、弾力性が強すぎるため、歯ブラシを動かす際の摩擦力が強大になります。
特に日本人は欧米人に比べて歯茎の粘膜が薄い傾向があり、かためのブラシで毎日ゴシゴシと磨き続けると、歯茎が傷ついて徐々に下がっていく歯肉退縮を引き起こします。

歯茎が下がると歯の根元が露出してしまい、冷たいものが激しくしみる知覚過敏の原因になります。
さらに露出した根元は酸に弱いため、根面虫歯のリスクも跳ね上がります。

歯科医師が一般的に推奨するのは、トラブルの起きにくいふつうかやわらかめです。

消耗した歯ブラシ

どのような高性能な歯ブラシであっても、後ろから見て毛先がヘッドの枠からはみ出して広がっているものは、即座に使用をやめるべきです。

歯ブラシの寿命は約1ヶ月であり、毛先が開いた状態になると、プラークをかき出す力が新品時の約6割まで低下します。
開いた毛先は歯面に直角に当たらないため、いくら時間をかけて磨いても汚れが素通りしてしまいます。

そればかりか、広がってバラバラになった毛の側面が歯茎に強くこすれるため、効率良く磨けないにもかかわらず、歯茎だけを傷つけるという最悪の悪循環に陥ります。

また長期間使用した毛先は目に見えない微細な傷が無数に入っていて、そこに細菌が定着して不衛生です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・天然毛の歯ブラシは乾燥しにくく、細菌が繁殖しやすい傾向にある
・かためのナイロン歯ブラシは、弾力性が強すぎるあまり歯茎を退縮させるおそれがある
・使用から1ヶ月以上経過している歯ブラシは機能が低下しているため、新しいものに交換すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】舌磨きにおけるNG行動とは?

歯のブラッシングと同じくらい重要なセルフケアの一つに、舌磨きが挙げられます。
舌をしっかり磨かなければ、虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、口臭もひどくなるおそれがあります。
今回は、そんな舌磨きにおいて避けるべきNG行動をいくつか解説しますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

舌苔以外の凸凹を削ろうとする

舌の構造を正しく知らないと、身体の一部を汚れと勘違いして攻撃してしまうことがあります。

特に舌の奥の方には有郭乳頭という、直径2〜3ミリほどの少し盛り上がったブツブツが逆V字型に並んでいます。
また、舌の側面には葉状乳頭というヒダ状の組織もあります。

これらは味を感じる重要な器官であり、誰にでもある正常な組織です。
これを舌苔だと思い込んで無理に削り取ろうとすれば、激痛とともに味覚を失うことになりかねません。

落とすべき汚れは、表面に乗っている白や黄色っぽい粉状の膜だけです。

体調が悪いときも無理に磨き続ける

舌の状態は、全身の健康状態と密接にリンクしています。

例えば風邪を引いて熱があったり、胃腸の調子が悪かったり、極度の疲労を感じているときは、舌苔がいつもより厚く白くなる傾向があります。
これは身体の防御反応の一つであり、無理に剥ぎ取ることが必ずしも正解ではありません。

また体調不良時は粘膜の再生能力も落ちているため、普段と同じ力で磨いても傷がつきやすく、治りにくくなります。
特に、舌に口内炎ができているときや、アフタ性潰瘍がある時にクリーナーを使うのは厳禁です。
傷口から細菌が入り込み、全身症状を悪化させる可能性もあります。

調子が悪いと感じる日は「今日は舌を休ませる日」と決めて、ぬるま湯で優しくゆすぐ程度に留める勇気を持つことが大切です。

舌クリーナーを除菌していない

使い終わった舌クリーナーには、目に見えない細菌や剥がれた角質、タンパク質が大量に付着しています。
これをサッと水洗いするだけで放置してしまうと、湿ったクリーナーの中で雑菌が爆発的に増殖し、翌朝には雑菌の塊で舌を磨くことになってしまいます。

使用後は、指の腹を使って毛先や溝の間まで流水で丁寧に洗い流し、水分をよく切って清潔な場所で乾燥させてください。

また、クリーナーにも寿命があります。
毎日使うものであれば、3ヶ月に一度は新しいものに交換するのが理想的です。

毛先が広がっていたり、プラスチックに傷がついていたりするものは、そこに汚れが溜まりやすく、不衛生なだけでなく舌を傷つける原因にもなります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・舌苔以外の舌の凸凹を削ると、舌が傷ついたり味覚に異常をきたしたりする可能性があるため注意が必要
・体調が優れないときは、無理に舌磨きを行わない方が良いケースもある
・歯を磨く歯ブラシと同じく、舌ブラシも丁寧に除菌しなければいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】虫歯が痛むときの意外な注意点とは?

虫歯が痛むとき、無意識に指や舌で患部を触ってしまうという方は少なくないでしょう。
しかし、これは虫歯の症状を悪化させるおそれがあるため、もっとも避けたい行動と言っても過言ではありません。
また虫歯が痛むときには、以下のような行動についても注意しなければいけません。

濃い味付けや高塩分の食事

意外と知られていないのが、食事の味の濃さによる刺激です。
特に塩分濃度が高い食べ物は、浸透圧の作用によって、虫歯で露出した神経組織から水分を急激に奪い取ります。
この浸透圧の変化が、神経を直接刺激して鋭い痛みを引き起こします。

塩辛いスープや漬物、加工食品などは、物理的な固さがなくても痛みの引き金になります。

また高塩分の食事は一時的に血圧を上昇させ、血管を拍動させるため、ズキズキとした痛みも強まります。

さらに激しい痛みがあるときは、味覚も過敏になっていることが多く、濃い味付けがストレスとなって痛みの閾値(境界となる値)を下げてしまうこともあります。
理想的なのは、常温で薄味の刺激の少ない食べ物です。

マッサージチェア

全身の疲れを取るマッサージチェアですが、歯痛のときは振動が仇になります。
特に首や肩、頭部を揉みほぐす機能がある場合、その微細で強力な振動が頭蓋骨を伝わって、炎症を起こしている歯の神経をダイレクトに揺さぶります。

炎症部位はわずかな振動でも痛みをキャッチするほど過敏になっているため、マッサージ後に痛みが何倍にも増幅したというケースは少なくありません。

またマッサージによって副交感神経が優位になり、全身の血管が拡張することも、歯髄腔内の圧力を高める要因となります。
肩こりが原因で歯が痛いと感じる関連痛の場合もありますが、自己判断で揉むのは危険です。

研磨剤、メントール入りの歯磨き後

歯が痛むときは、口内を清潔にしようとして、普段通りに歯磨き粉をたっぷり使うのは控えましょう。
多くの市販品に含まれる研磨剤は、虫歯で脆くなった部分を物理的に削り、痛みを誘発する元になります。

またスースーするメントールや発泡剤は、むき出しの神経にとっては化学的な劇薬です。
これらが虫歯の穴に入り込むと、飛び上がるような激痛が走り、うがいをしてもなかなか痛みが引かないことがあります。

痛みがあるときは、歯磨き粉を使わずに、ぬるま湯で濡らしただけの水磨きを推奨します。
毛先の柔らかいブラシで、汚れだけを優しく絡め取るように磨き、最後に少量の水で優しくゆすぐのが、患部をもっとも刺激しないケア方法です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・塩分濃度が高い食べ物を食べると、歯の神経組織から水分が奪い取られ、鋭い痛みを引き起こす
・マッサージチェアの振動は、間接的に虫歯の炎症部分の痛みを増幅させることがある
・研磨剤やメントールなどの成分が入った歯磨き粉は、虫歯が痛む部分にとっては劇薬

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!