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【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】電車で歯科クリニックに通う場合の注意点

歯科クリニックを選ぶ際は、費用や診療内容、歯科医師の評判などさまざまなポイントをチェックしなければいけません。
このとき、場合によっては自宅から離れた歯科クリニックを選択することもありますが、電車で通院する場合は注意が必要です。
今回は、電車での通院における主な注意点について解説します。

交通費がかかる

徒歩や自転車で歯科クリニックに通う場合、基本的に交通費は発生しません。
しかし電車の場合、必ず電車賃がかかります。

それほど遠くない歯科クリニックであれば往復数百円程度で済みますが、虫歯治療で通院する回数を考えると、トータルではなかなかの金額になります。

また距離的には離れていない歯科クリニックであっても、乗り換えをする場合はさらに電車賃がかさみやすくなります。
場合によっては、1回の通院で1,000円以上かかることもあります。

通院時間が長くなる

電車で歯科クリニックに通う場合、通院時間が長くなることにも注意が必要です。

例えば、自転車で2駅分移動した場合と、電車で2駅分移動した場合で比較してみましょう。
自転車の場合、家を出てそのまま歯科クリニックに直接向かうだけであるため、そこまで長い時間はかからないことが予想されます。

一方電車の場合、ホームで電車を待つ時間がありますし、駅構内に入ったり出たりする時間も考慮しなければいけません。
そのため、同じ距離でも電車の方が通院時間は長くなりやすいです。

もちろん遠く離れた歯科クリニックの場合、自転車で通うわけにはいかないため、時間がかかっても電車での通院を選択するしかありません。

治療後の体調変化に対応しにくい

歯科クリニックで虫歯治療を受ける場合、麻酔を施すことも多いです。
また麻酔後には、稀に患者さんの体調が悪化してしまうことがあります。

このような場合、電車での通院ではすぐに帰宅できないため、体調の変化に対し迅速に対応できません。

また電車内で急に気分が悪くなった場合などは、周囲の乗客に迷惑をかけてしまう可能性があります。
もちろん体調が優れないからといって、途中で下車して休憩できるところを探すのも、それはそれで身体の負担になります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・電車で歯科クリニックに通う場合、必ず交通費がかかる
・通院期間が長い場合や乗り換えが多い場合などは、電車賃がかさみやすくなる
・電車はホームで待つ時間や駅を出入りする時間があるため、通院に時間がかかる
・電車の場合、すぐに帰れないため、治療後の体調変化に対応しにくい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】ブラッシング後のうがいにおけるポイント

ブラッシングの方法については、普段からきちんと意識している方も多いかと思います。
一方、うがいについてはそこまで意識していない方がほとんどでしょう。
うがいもセルフケアの一つであるため、きちんと効果的な方法を実践しなければいけません。
今回は、ブラッシング後のうがいにおけるポイントを解説します。

正しいうがいの方法

ブラッシング後にうがいをする際は、まず少量の水を口に含み、左右の頬を膨らませて、3回ずつブクブクとゆすぎます。

その後上唇と上の歯の間を膨らませるように3回ブクブクうがいをして、同様に下唇と下の歯の間を膨らませるようにして3回ゆすぎます。

最後に、口全体で3~4回ブクブクうがいをし、水を吐き出して完了です。

このとき、上体が後ろに倒れていると誤嚥のリスクが高まるため、身体をまっすぐにするか少し前かがみの状態でうがいをしましょう。

ブラッシング後のうがいの回数について

ブラッシング後のうがいの回数は1回です。
何度も行うと、虫歯予防効果が薄れてしまいます。

初期虫歯では、脱灰した歯が元に戻る再石灰化という現象が起こります。
フッ素はこちらの再石灰化をサポートし、歯の表面も強くしてくれます。
こちらがフッ素入りの歯磨き粉が虫歯予防に効くと言われるゆえんです。

しかしフッ素入りの歯磨き粉を使用しても、ブラッシング後に何度もうがいをしてしまうと、フッ素が流れて薄くなってしまいます。
そのため、ブラッシング後に汚れを吐き出した後のうがいは、1回だけにとどめるべきです。

ちなみにフッ素の効果を持続させるには、ブラッシング後にしばらく飲食をしないことも大切です。

うがいだけで口内ケアはできる?

うがいはブラッシングと必ずセットで行うものであり、うがいだけでは十分な口内ケアができません。

虫歯の原因となるプラークは、歯の表面に強く付着しているため、水ですすぐだけでは除去するのが難しいです。
またうがいだけでは、歯と歯の間や奥歯のくぼみに残った汚れを洗い流せませんし、口内細菌の周りにあるバイオフィルムという膜を破壊することもできません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ブラッシング後は正しい方法で口内の上下左右、全体のうがいを行うべき
・ブラッシングのうがいは身体をまっすぐにするかもしくは前かがみで行うべき
・歯磨き粉に含まれるフッ素の効果を減少させないよう、ブラッシング後のうがいは1回だけ行う
・うがいだけでプラークや細菌を口内から除去するのは難しい

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で入れ歯治療】入れ歯安定剤を使用する場合の注意点

入れ歯安定剤を使用することで入れ歯が外れにくくなり、食事や会話がスムーズに行えます。
また噛んだときの痛みが和らいだり、入れ歯と歯茎の隙間が埋まったりすることもメリットです。
しかし、使用する際は注意しなければいけないこともあるため、今回はその点について解説します。

衛生面を悪化させる可能性がある

入れ歯安定剤は非常に便利なアイテムですが、使い方を間違えると入れ歯の衛生面を悪化させる可能性があります。
具体的には、使用後のメンテナンスを怠った場合、入れ歯に悪影響が及びます。

入れ歯安定剤は、入れ歯を洗浄する際にしっかり洗い流さなければ、付着したまま残ってしまうことがあります。
特にクリームタイプの安定剤は、水に濡れると粘着性が高まり、膨張して除去しにくくなります。

また安定剤が残留した場合、汚れが付きやすくなり、入れ歯の細菌が増殖しやすい環境になってしまいます。

噛み合わせが悪くなる

入れ歯安定剤を使用するときは、基本的に一時的な補助アイテムという認識を持っておかなければいけません。
頻繁に使いすぎると、入れ歯の噛み合わせが悪くなる可能性があります。

安定剤を使用しているということは、入れ歯が緩いもしくは合っていないということを意味しています。
つまり、安定剤を使用するのは、入れ歯を調整するまでの間にとどめなければいけないということです。

しかし、入れ歯を調整せずに長期間安定剤で対応すると、入れ歯の問題が改善されず、より噛み合わせが悪くなってしまうことがあります。

体調に異変が起こる

入れ歯安定剤は決して危険なものではありませんが、使いすぎるとアレルギーや副作用などが起こることがあります。
こちらは、安定剤のほとんどに化学物質が使用されているからです。

また入れ歯安定剤を選ぶとき、注意したい成分には亜鉛が挙げられます。

亜鉛は、入れ歯との接着力を強化するために含まれているものです。
しかし亜鉛を過剰に摂取すると、貧血や手足のしびれなどの神経障害が起こる可能性があります。

長期間にわたる使用は亜鉛の蓄積を招くことがあるため、注意が必要です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・入れ歯安定剤を使用した後、しっかり洗い流さなければ入れ歯の衛生面が悪化する可能性がある
・入れ歯安定剤を頻繁に使いすぎると、入れ歯の調整が遅れて噛み合わせが悪化することがある
・入れ歯安定剤に含まれる化学物質や亜鉛などにより、アレルギーや副作用が起こることがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングが生活の質を上げる理由

ホワイトニングで歯の色を白くすることにより、これまでコンプレックスだった歯の黄ばみを気にする必要がなくなります。
またホワイトニングは歯の審美性をアップさせるだけでなく、生活の質を向上させることにも寄与します。
今回は、ホワイトニングが生活の質を上げる理由について解説します。

コミュニケーションが活発になる

ホワイトニングを受けることにより、これまでと比べて人とのコミュニケーションが活発になることが予想されます。
こちらは自分の見た目に自信がつくことが理由です。

歯が黄ばんでいる状態だと、口を大きく開けて会話をしたり、笑顔を見せたりすることをためらいやすいです。
一方、歯が白くなれば人に見られることに抵抗がなくなるため、多くの方とコミュニケーションを取るようになります。

またコミュニケーションの機会が増えれば、仕事もプライベートも充実することが期待できます。

肌がキレイに見える

ホワイトニングが生活の質を上げる理由としては、肌がキレイに見えることも挙げられます。

なぜホワイトニングで肌がキレイに見えるのかというと、顔の面積のうち口元が占める面積が大きいからです。
つまり肌が黄ばんでいると、その近くの歯もくすんだ色に見えてしまうということです。

もちろん、肌がくすんだ色だと暗い印象や不潔なイメージを与えることにつながります。

一方、ホワイトニングで歯を白くすれば、それに引っ張られるように周りの肌も白く見えるようになります。
実際に肌が白くなっているわけではありませんが、美肌効果が期待できると言えます。

メイクが際立つ

ホワイトニングで歯を白くすれば、メイクのコントラストを際立たせることにもつながります。

歯が白くなればなるほど、対照的な色合いであるリップやアイシャドウなどの色が鮮やかに見えるため、メイク映えが良くなるという仕組みです。
特に普段から濃い目のメイクをするという方は、自身が求めているメイクの効果をより実感しやすいです。

逆にどれだけメイクが決まっていても、歯が黄ばんでいるとそちらばかりが目立ってしまい、台無しになります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・ホワイトニングを受けることで自信がつき、人とのコミュニケーションが活発になる
・ホワイトニングで歯を白くすれば、その印象に引っ張られるように周りの肌も白く見えることがある
・歯が白くなればなるほど、リップやアイシャドウなどの色が鮮やかに見え、メイク映えする

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】歯石取りで痛みが出やすい人の特徴

歯石取りは、歯周病治療としてもっとも一般的なものです。
どれだけブラッシングを行っても、歯石を取り除かなければ歯周病の症状は改善しません。
また歯石取りは多少の痛みを伴いますが、中には特に痛みを感じやすいという方もいます。
今回は、歯石取りで痛みが出やすい方の特徴について解説します。

重度の歯周病を患っている

すでに重度の歯周病を患っている方は、歯石取りのときに痛みが出やすいです。
なぜなら、歯茎の強い腫れや炎症が見られるからです。

健康な歯茎と比べ、腫れたり炎症を起こしていたりする歯の方が、当然外部からの刺激には敏感になります。
歯石取りを行う際は、スケーラーという先端の尖った器具を使用するため、重度の歯周病だと触れたときに痛みやすくなります。

ブラッシングの習慣がほとんどない

普段ブラッシングの習慣がほとんどない方も、歯石取りのときに痛みが出やすくなります。
こちらは外部からの刺激に対し、極端に弱いことが理由です。

歯石が蓄積してしまうケースは2つあります。
1つはブラッシングをしているにもかかわらず、歯の裏側などの清掃がおろそかで、いつの間にか溜まってしまうケースです。
もう1つは、そもそもブラッシングをほとんどしておらず、歯列全体に歯石がついいているという場合です。

後者の場合、普段歯ブラシによる刺激が歯茎に加わっていないため、少し器具触れただけで痛みが出ます。

またブラッシングをしていない場合、歯石の量は大量になるケースも多いです。
つまり、単純に歯石除去にかかる時間が長くなることから、痛みを感じる可能性も高くなるということです。

知覚過敏の症状がある

歯周病を発症していなくても、知覚過敏の症状が出ている方は歯石取りのときに痛みが出やすいです。

知覚過敏は、冷たいものや歯ブラシなどが歯に触れると、しみるような痛みが出るという症状です。
こちらは歯周病と併発することもありますが、単に加齢によって歯茎が下がり、象牙質が露出することで発症するケースもあります。

また普段歯ぎしりや食いしばりが強い方、酸性の食品を頻繁に摂取する方も発症することが考えられます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・重度の歯周病を患っている場合、歯茎の強い腫れや炎症が起こり、歯石取りのときに痛みが出やすくなる
・普段ブラッシングをしていない方も、外部からの刺激に弱く、歯石取りの痛みを感じやすい
・加齢や歯ぎしり、食いしばりなどによって知覚過敏の症状が出ている場合も、歯石取りの痛みは強くなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】虫歯治療費が高くなる意外な理由

虫歯治療を受けるにあたって、多くの患者さんが気になっている点は治療費でしょう。
治療費がわからないことにより、なかなか通院できない方も少なくないかと思います。
また通常の虫歯治療はそこまで高額ではありませんが、場合によっては相場より高くなります。
今回は、虫歯治療費が高くなる意外な理由について解説します。

虫歯を放置する

虫歯治療費が高くなる意外な理由としては、まず虫歯を放置することが挙げられます。

「虫歯を放置したとしても、治療内容は同じ」と考えている方もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。

初期虫歯の場合、簡単な清掃とブラッシング指導だけで症状が改善することがあり、この場合は歯を削ることもありません。
一方、重度の虫歯になればなるほど治療が複雑になり、費用も高くなる傾向にあります。

虫歯治療を何度もキャンセルする

虫歯治療を受ける際は、原則歯科クリニックで予約を取らなければいけません。
また予約を取った場合でも、前もって連絡を入れれば延期などの対応はしてもらえますが、何度もキャンセルしていると治療費が高くなります。
こちらは初診料のルールが関係しています。

例えば1回目の虫歯治療を受けた後、何度もキャンセルをしてしまい、2回目の治療を受けたのが1回目の3ヶ月後だったとします。
初診料は、その歯科クリニックで初めて治療を受ける際に発生する費用ですが、前回の治療から3ヶ月以上間隔が空いている場合にも発生します。

つまり、キャンセルによって間隔が空きすぎると、初めての治療ではないにもかかわらずもう一度初診料を支払わなければいけないということです。

遠方の歯科クリニックに通う

遠方の歯科クリニックに通うことでも、虫歯治療費は高額になりがちです。
こちらは交通費が発生するからです。

電車で通わなければいけない場合は電車賃がかかりますし、駐車場が付帯していない歯科クリニックの場合は駐車場代が発生します。
また車の場合はガソリン代も発生します。

これらの費用は、正確には虫歯治療費ではありませんが、徒歩や自転車で通える歯科クリニックを選ぶ場合は発生しません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯を放置すればするほど治療の内容は複雑化し、費用も高額になりやすい
・虫歯治療の期間が前回から3ヶ月以上空くと、初診料が再び発生する
・遠方の歯科クリニックに通う場合は、電車賃などの交通費が虫歯治療費に上乗せされる
・車で通う場合はガソリン代も発生する

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】レモンの虫歯予防効果と注意点について

レモンは数ある果物の中でも、栄養が豊富なことで知られています。
リンゴやバナナなどとは違い、直接レモンを食べるという機会はあまりないかもしれません。
しかし、虫歯予防を目指すのであれば適切な方法で摂取すべきです。
今回は、レモンの虫歯予防効果や注意点について解説します。

レモンが持つ虫歯予防効果

レモンを摂取することにより、強い酸味が口内に広がります。
こちらは唾液の分泌量を増加させることにつながります。

唾液は口内の汚れを洗い流してくれたり、細菌に対して殺菌作用を発揮したりするため、虫歯予防には欠かせません。

またレモンに多く含まれるビタミンCは、歯のエナメル質や象牙質の生成を助けたり、抗酸化作用で虫歯菌の繁殖を抑えてくれたりします。

ちなみにレモンに含まれるクエン酸は、歯の表面の着色汚れを落とす効果があるとされています。

虫歯予防としてレモンを摂取する際の注意点

レモンは虫歯予防効果のあるものですが、その一方で酸蝕歯のリスクが高いです。
酸蝕歯は、歯に酸性のものが繰り返し触れることで、歯の硬組織であるエナメル質が侵蝕される疾患です。

レモンをはじめとする柑橘類は、健康には有用であるものの、いかんせん酸が強いです。
こちらの酸は、虫歯菌が生み出す酸と同じく歯を溶かしてしまうため、虫歯の発症を助長することが考えられます。

ちなみに、同じような理由でオレンジやミカンなどの柑橘類も、虫歯の発症につながることがあります。

レモンを摂取するときのポイント

虫歯予防の一環としてレモンを摂取するのであれば、食べる量は少なく、食べる時間も短くすることを意識しましょう。
カットしたレモンを少量口に入れるだけでも、十分に唾液は分泌されます。

長時間、歯に押し付けるようにて食べ続けると、前述した酸蝕歯のリスクが極めて高くなります。

またレモンを食べた後は、すぐに口を水ですすぎ、酸を洗い流すことも大切です。
唾液の分泌量は確かに増えますが、その自浄作用では追い付かないくらいの酸が作用するため、注意が必要です。

レモンをジュースで摂取する際は、ストローを使用すると直接歯に触れるのを防げます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・レモンを食べると強い酸味が口内に広がり、唾液の分泌量を増加させてくれる
・レモンに含まれるビタミンCには、エナメル質や象牙質の生成を助けたり、虫歯菌の繁殖を抑えたりする作用がある
・レモンは酸が強いため、食べすぎると歯を溶かす可能性がある
・レモンを摂取する際は食べる量や時間を少なくし、食後はすぐ口内を洗い流すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で入れ歯治療】入れ歯の着色汚れにおける意外な原因について

入れ歯は人工歯であり、天然歯とは違ってそのものが虫歯になることはありません。
しかし、天然歯と同じように色がつき、審美性が低下することはあります。
また入れ歯の着色汚れの原因は、カレーやコーヒーなど色が濃いものを摂取すること以外にもあります。
今回は、入れ歯の着色汚れにおける意外な原因について解説します。

緑黄色野菜

入れ歯の着色汚れは、冒頭でも触れたカレーやコーヒーなど色の濃い食べ物・飲み物、ケチャップやソースなどの調味料が原因のことが多いです。
その他、着色のイメージがない食べ物でも色が付くことがあります。
その一つが緑黄色野菜です。

緑黄色野菜は確かに色が濃いですが、摂取することで着色が見られるイメージは少ないかと思います。
しかし、実際はポリフェノールが含まれているため、頻繫に摂取すると入れ歯が変色してしまいます。

特にホウレンソウやニンジン、カボチャなどは摂取しすぎにように注意しましょう。

健康食品

特定の健康食品を口にすることでも、入れ歯は着色してしまう可能性があります。
ここでいう健康食品には、二日酔いの予防や肝臓の解毒作用の強化などが期待できるものが該当します。

このような健康食品には、ウコンが含まれていることがあります。
またウコンの根茎に含まれるクルクミンという黄色色素は、着色の原因になります。

ちなみにウコンは、カレーに含まれる黄色い色素であるターメリックと同じものです。
つまりウコンが含まれる健康食品を口にすることは、カレーを食べるのと同じような着色の原因になるということです。

入れ歯を装着したまま寝る

入れ歯の着色汚れにおける意外な原因としては、入れ歯を装着したまま寝ることも挙げられます。

入れ歯は基本的に、睡眠時は外して浸け置き洗いをしておくものです。
装着したまま眠ると、入れ歯と歯茎の間に細菌が繁殖しやすくなり、口内環境が悪化します。

また入れ歯そのものも細菌の影響を受けて劣化し、特にレジンのものだと表面がザラザラになることも考えられます。
このようなザラザラになった入れ歯は、色素が入り込みやすくすぐに着色します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・入れ歯の着色汚れの主な原因はカレーやコーヒー、ケチャップやソースなどを摂取すること
・緑黄色野菜にはポリフェノールが含まれていて、入れ歯を変色させることがある
・ウコンが含まれる健康食品を口にすることも、入れ歯が変色してしまう原因
・入れ歯を装着したまま寝ると入れ歯が劣化し、着色汚れがつきやすくなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】保険証がない場合、虫歯治療の費用はどうなる?

歯科クリニックで虫歯治療を受ける場合、一般的には保険が適用されます。
そのため、患者さんは発生した費用の3割を負担するだけで済みます。
では、治療を受けたときに保険証を持っていない場合、治療費はどうなるのでしょうか?
今回はこちらの点を中心に解説します。

保険証を忘れてしまった場合

保険証を所有していない、つまり健康保険に加入していない場合、虫歯治療に保険は適用されません。
そのため、治療費の10割を患者さんが負担します。

また、加入はしているものの虫歯治療の当日に保険証を忘れてしまった場合も、一時的に治療費の全額を支払う形になります。

ただし、この場合は後々保険証を持ってくることで、保険が適用されます。
具体的には、治療を受けた同月中に保険証を提示することで、支払った虫歯治療費のうちの7割を返金してもらえます。

保険証の紛失や加入手続き中の場合

保険証を持っているにもかかわらず紛失してしまった場合も、忘れたときと同じく一旦は虫歯治療費を全額支払わなければいけません。
保険証の再発行の手続きを行い、同月中に提示できれば、全額支払ったうちの7割は返金を受けられます。

また保険証は、加入手続きをしている最中で、まだ手元に保険証が届いていないというケースもよくあります。
こちらは、新たな勤務先に就職したときなどにありがちな事例です。

手元に保険証がない場合も、忘れたときや紛失したときと同じく、一旦は虫歯治療費を全額負担します。

虫歯治療で保険が適用されない場合

一般的な虫歯治療では、保険証さえあれば問題なく保険が適用されます。
ただし、虫歯治療に伴って自由診療を受けた場合、保険証があっても保険は適用されません。

例えば虫歯を削った部分にセラミックの詰め物や被せ物を入れたり、虫歯を抜いた部分にインプラントを埋入したりしたケースです。

また歯科クリニックによって取り扱いの有無はありますが、レーザー治療やオゾン治療など、最新技術を用いた歯科治療を受けた場合も保険の対象外です。

虫歯治療で保険が適用されるのは、あくまで基本的な治療と虫歯予防の処置などが行われるケースだけです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・保険証を忘れた場合、一旦虫歯治療費をすべて支払い、同月中に提示すれば7割を返金してもらえる
・保険証を紛失したり、まだ手元に届いていなかったりした場合も一旦は全額負担になる
・セラミックの詰め物や被せ物をした場合、虫歯治療後にインプラント治療を受けた場合などは自由診療になる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】日本人の虫歯が多い理由

虫歯になりやすいかそうでないかについては、個人差があります。
ここでいう個人差とは、歯並びや生活環境などの違いが挙げられますが、国籍によっても虫歯のリスクは変わってきます。
また日本人は、他国よりも虫歯が多い国として知られています。
今回はこちらの理由を中心に解説します。

他国と比較した日本人の虫歯におけるデータ

日本人は、他国と比べてそこまで多くの砂糖を摂取しているわけではありません。
例えばオーストラリアが1人につき年間53.1kg、スウェーデンが52.0kg摂取しているのに対し、日本人は19.2kgにとどまっています。

また日本人は真面目であり、他国よりブラッシングも熱心に行っていることがデータで明らかになっています。
それにもかかわらず、虫歯の発症率は高いです。

例えば12歳の子どものデータでは、虫歯の本数がオーストラリアで平均1.1本、スウェーデンで1.0本なのに対し、日本は2.4本と倍以上になっています。

なぜ日本人は虫歯が多いのか?

日本人が他国よりも虫歯を発症しやすいのには、定期検診に対する意識の低さ、歯科衛生士の育成不足などが挙げられます。

予防歯科の先進国として有名なスウェーデンでは、およそ90%以上の方が歯科クリニックで定期検診を受けています。
一方、日本人は歯科クリニックで歯をキレイにするという文化がそこまで定着していません。

また日本では、技術の力の高い歯科衛生士があまり育たないと言われています。
こちらは、保険診療の歯科クリニックでは多くの患者さんをさばくために業務が過密になりがちで、仕事内容が明確でないことが主な理由です。

フッ素の利用が遅れていることも理由の一つ

日本人の虫歯が多い理由としては、他国よりもフッ素の利用が遅れていることも挙げられます。

フッ素は自然界に存在するミネラルの一種で、歯のエナメル質を強化し、虫歯を予防する効果があります。
日本の歯科クリニックでも、フッ素塗布を行っているところは多いですが、現在も患者さんの十分な理解のもと普及しているかというと、少し疑問が残ります。

一方、アメリカでは学童期から歯科保健教育学が組み込まれていて、教科書にはフッ素の虫歯予防効果を説明するイラストが掲載されています。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・日本人は砂糖の摂取量が少なく、しっかりブラッシングをしているにもかかわらず、他国より虫歯になりやすい
・定期検診への意識が低いことが、日本人の虫歯リスクを高める理由の一つ
・日本では技術力の高い歯科衛生士が育ちにくいとされている
・フッ素の利用が遅れていることも、日本人が虫歯になりやすい理由

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!