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【新潟市中央区新潟駅の歯医者・小児歯科】子どもの歯並びを良くするおやつ・悪くするおやつ

子どもの歯並びは、永久歯が生え始める6歳頃にある程度決定します。

そのため、親御さんは上記の年齢までに歯並びが悪化しないように、食べ与えるおやつについて考えなければいけません。

今回は、子どもの歯並びを良くするおやつ、悪くするおやつをそれぞれ紹介します。

 

〇子どもの歯並びを良くするおやつ

 

子どもの歯並びに良い影響を与えるおやつとしては、ドライフルーツが挙げられます。

ドライフルーツは、子どもの歯並びを良くする条件を多く満たしています。

一つは、適量を前歯でかじり取ることができる適度な大きさだという点です。

口の中に詰め込まなければいけないようなものは、歯並びが乱れる原因になります。

またもう一つは、硬すぎずやわらかすぎないため、歯を鍛えつつもそこまで歯がダメージを受けないという点です。

さらに繊維質が含まれるため、口内でまとめて飲み込みやすく、上顎の成長が促進されて歯が並ぶスペースもできやすくなります。

ただしドライフルーツには多量の砂糖が含まれているため、与えすぎは禁物です。

 

〇子どもの歯並びを悪くするおやつ

 

子どもの歯並びを悪くするおやつとして注意したいのは、子どもの人気も高いグミです。

特にハード系のグミは、子どもの口にとって硬すぎるため、口に力を入れて噛むことになります。

その結果、噛む力が強くなり、歯が歯茎の中に押し戻されてしまいます。

また歯が押し戻されると、本来あるべき高さよりも低くなってしまうため、噛み合わせがずれます。

それを埋めるために、下顎が上顎の中に潜り込んでしまうと、噛み合わせが深い過蓋咬合を引き起こします。

 

〇矯正治療中におすすめのおやつ

 

子どもの歯並びを良くする治療と言えば矯正治療が挙げられますが、矯正治療の効果を阻害しないおやつも、ある意味歯並びを良くするおやつだと言えます。

また矯正治療中に摂取するものとしておすすめなのは、ヨーグルトやチーズ、アイスなどです。

ヨーグルトやチーズは口内のpHバランスを整え、虫歯になりやすい矯正治療中の歯を守ってくれます。

さらにアイスは噛まずに摂取できる上に、歯と矯正装置の間に挟まる心配も少ないです。

 

〇この記事のおさらい

 

今回の記事のポイントは以下になります。

・ドライフルーツは、子どもの歯並びを良くする条件を多く満たしている

・市販のドライフルーツには多くの砂糖が含まれるため、与えすぎは禁物

・グミは子どもの口にとって硬く、過蓋咬合のリスクが高まる

・子どもの矯正治療中にはチーズやヨーグルト、アイスなどのおやつがおすすめ

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!