ホワイトニングの間隔は、オフィスホワイトニングの場合で前回の施術から1~2週間程度空けるのが望ましいです。
患者さんの中では、より早く効果を得たいことから、間隔を早めてしまう方もいますが、こちらはおすすめできません。
今回は、ホワイトニングの間隔が短すぎることのデメリットについて解説します。
〇知覚過敏のリスクが高まる
ホワイトニングの間隔が短すぎると、知覚過敏を発症するリスクが高まります。
知覚過敏は、少しの刺激でしみるような痛みが出る症状です。
ホワイトニングでは、歯を脱色するために強い薬剤を使用するため、少なからず歯はダメージを受けます。
髪の毛を染めるとき、短期間に何度も脱色すると髪がボロボロになってしまいますが、ホワイトニングでもこれと同じようなことが起こります。
また知覚過敏になると、食事が思うように摂れなくなったり、ブラッシングの際に痛みが出たりする可能性があります。
〇違和感のある見た目になる
違和感のある見た目になることも、ホワイトニングの間隔が短すぎることのデメリットです。
ホワイトニングを短期間で何度も行う方は、少しでも歯を白くしたいと考えている方です。
しかし、あまりに薬剤を塗布する頻度が多いと、歯の色が均一ではなくなる可能性があります。
ホワイトニングは本来、適切な頻度で薬剤を使用し、経過を見ながら適宜色を調整していくものだからです。
また場合によっては、ホワイトニングをやりすぎることで歯が変色してしまうことも考えられます。
せっかく歯を白くしようとしたにもかかわらず、施術前よりも黄ばみが目立ってしまうと意味がありません。
〇費用や通院の負担が大きくなる
ホワイトニングの間隔が短すぎると、施術にかかる費用や通院の負担は大きくなります。
間隔を狭めすぎると、ほんのわずかの色の変化にも敏感になり、どんどんホワイトニングをやり直す機会が増えることが予想されます。
また間隔が狭まれば狭まるほど、費用はかかりやすくなりますし、オフィスホワイトニングの場合は歯科クリニックに通院する回数も増加します。
〇この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ホワイトニングの間隔は、オフィスホワイトニングの場合で前回の施術から1~2週間程度空けるのが望ましい
・ホワイトニングをやりすぎると知覚過敏のリスクが高まる
・ホワイトニングの間隔が短いと、かえって違和感のある見た目になる
・ホワイトニングのやりすぎは、単純に費用や通院の負担も大きくする
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!