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【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】歯周病に関するさまざまな期間

歯周病はサイレント・ディジーズ(静かなる病気)とも呼ばれ、虫歯と違って痛みがほとんどないため、発症していることに気付きにくいです。
またそんな歯周病には、関連する期間というものがいくつか存在します。
今回は、その中でもいくつかピックアップして解説します。

中等度歯周病の治療期間“約3~6ヶ月”

歯槽骨が根元の半分近くまで溶け、歯周ポケットが5〜6ミリと深くなった状態が中等度歯周病です。
歯のぐらつきや口臭、膿が出るといった症状が現れ始め、治療には約3〜6ヶ月以上の長い期間を要します。

この場合、基本的な歯石除去だけでは奥深くの細菌を取りきれないため、麻酔をして歯茎の深い部分を掃除する処置が必要です。
場合によっては、歯茎を一時的に切り開いて直接根元をキレイ麗にする歯周外科手術を行うこともあります。
治療の工程が多くなるため、通院回数が増え、期間も長期化します。

また一度溶けてしまった骨は自然には元に戻らないため、治療後も慎重に経過を観察し、歯茎の状態が悪化しないようにコントロールしていく粘り強い姿勢が求められます。

重度歯周病の治療期間“半年~1年以上”

歯を支える骨が半分以上溶けてしまい、歯が大きくグラグラして噛むと激しい痛みが生じる段階が重度歯周病です。
このレベルになると、治療期間は半年~1年以上、場合によってはそれ以上の長期に及びます。

治療では、骨の破壊を止めるための徹底的な外科処置が必要となりますが、保存が不可能なほど骨が溶けている場合は、周囲の健康な歯を守るために抜歯を選択することもあります。
抜歯をした後は、噛む機能を回復させるためにインプラントや入れ歯、ブリッジなどの治療を並行して行うため、全体の治療期間がさらに延びることになります。

長期にわたる通院に加え、患者さん自身が「これ以上歯を失わない」という強い意志を持ってケアを続けることが不可欠です。

歯周外科手術後の治癒期間“約1~3ヶ月”

中等度や重度の歯周病において、深い歯周ポケットの奥にある汚れを完全に取り除くために行われるのが歯周外科手術です。
手術を行ってから、傷口が完全に塞がり、周囲の歯周組織が安定するまでには約1〜3ヶ月の治癒期間がかかります。

手術の直後は歯茎が非常にデリケートな状態になっているため、強い刺激を与えないよう細心の注意が必要です。

また術後1〜2週間で抜糸を行いますが、その後も目に見えない内部の組織は時間をかけてゆっくりと修復されていきます。
この期間中は、歯科医師から指示された特別な方法でブラッシングを行い、口の中を清潔に保つことが治癒を早めるポイントです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・中等度歯周病の治療には約3〜6ヶ月以上の長い期間を要する
・重度歯周病のレベルになると、治療期間は半年~1年以上、場合によってはそれ以上の長期に及ぶ
・歯周外科手術を行ってから、傷口が完全に塞がり、周囲の歯周組織が安定するまでには約1〜3ヶ月の治癒期間がかかる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】虫歯治療の料金でよくある勘違いとは?

歯科クリニックで虫歯を治療する場合、当然ながら患者さんは治療費を支払わなければいけません。
またこの治療費のルールについて把握しておかなければ、思いの外出費が大きくなる可能性があるため、注意が必要です。
今回は、虫歯治療の料金でよくある勘違いについて解説します。

銀歯の料金はいつでも常に一定の金額

保険診療の銀歯の料金は、常に一律の価格で固定されているわけではありません。
実は、銀歯の材料となる貴金属の市場価格に連動して、数ヶ月ごとに保険点数の見直しが行われています。

近年は歯科用パラジウムの価格が高騰しているため、過去に銀歯を入れた時と同じ部位・同じ大きさの治療であっても、窓口での支払額が高くなっているケースがあります。

このように、日本の医療保険制度は社会情勢や原材料費のコスト変動を反映して細かく調整されているため、時期による料金の変動が発生します。

歯科検診やクリーニングはどのような目的でも保険が使える

「歯石を取ってもらいたい」「汚れているから掃除してほしい」という理由で歯科クリニックに行けば、すべて保険がきくと思われがちです。
しかし、日本の公的医療保険は病気の治療を対象としているため、健康な方が予防目的や美容目的で受ける検診やクリーニングには保険が適用されず、全額自己負担となります。

保険診療で歯石除去を行うためには、事前に医師による診察を受け、歯周病または虫歯という病名の診断が下される必要があります。
そのため、レントゲンや歯周ポケット測定などの検査が必須となり、その費用も合わせて請求されます。

領収書と一緒にもらう診療明細書には発行手数料がかかる

会計時に領収書とは別に、細かな点数が書かれた診療明細書を渡されます。
「紙を余計にもらうと発行費用を取られているのではないか」と疑う方がいますが、これは間違いです。

医療機関には明細書を原則として無料で発行することが義務付けられていて、明細書自体にお金はかかりません。
ただし、会計をよく見ると“明細書発行体制加算”という項目が基本料金に含まれている場合があります。

これは、明細書を無料で発行できる医療機関に対して国が認めている点数であり、受け取らないと申し出ても、体制自体への加算であるため支払いを拒否することはできません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・保険診療の銀歯の料金は、常に一定に固定されているわけではない
・予防目的や美容目的で受ける検診やクリーニングには保険が適用されず、完全に患者さんの自己負担になる
・領収書と一緒にもらう診療明細書には、発行手数料がかからない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】お祭りは虫歯のリスクを高める?

お祭りは、夏ならではの楽しいイベントです。
その地域の名物とも言えるほど規模の大きいものから、各町の学校や神社などで開催されるものまで、お祭りは多く存在します。
しかし、お祭りは虫歯のリスクを高めやすいとされています。
今回は、こちらの主な理由について解説します。

親の目が届きにくい

お祭りの場では、普段は家庭内で厳しく制限されているお菓子の摂取について、親の管理やルールが甘くなりがちです。
「今日はお祭りだから特別」という心理が働き、子どもが欲しがるままに甘いものを買い与えてしまったり、子ども同士で屋台を回って大量の買い食いをしたりします。

その結果、どれだけの糖分をどのくらいの時間をかけて摂取したのかを周囲の大人が把握できなくなります。
楽しい雰囲気にのまれて、食事のメリハリや健康への配慮といったお口のセルフケア意識が、大人も子どもも一時的に麻痺してしまうことが原因です。

食後のうがいや水分補給の機会が少ない

通常の食事であれば、食後に水を飲んだり、お茶で口をゆすいだりして、ある程度の食べカスをリセットすることができます。
しかし、お祭り会場には自由に使える水道や手洗い場が少なく、食べ終わったあとにすぐうがいをするのは困難です。

また自販機や屋台で売られているのも甘いジュースやアルコールが主流で、口をリセットするための水や緑茶・麦茶を意識的に摂取する機会が減ってしまいます。
そのため、食後に汚れを物理的に洗い流すという、もっとも手軽で効果的な応急処置が行われないまま時間が過ぎていきます。

翌朝までの汚れの定着時間が長くなる

お祭りから夜遅くに帰宅したあと、疲労からくる強い眠気によって、ブラッシングが雑になったり、最悪の場合は磨かずに寝てしまったりすることは珍しくありません。

睡眠中は、起きているときよりもさらに唾液の分泌量が極端に減少します。
お祭りで大量に仕込まれた糖分や酸、そして虫歯菌が、睡眠中の乾燥した口の中で一晩中、何の邪魔もされずに大繁殖することになります。

この“翌朝までの長時間の放置”が、お祭りで高まった虫歯リスクに最後の決定打を与え、歯を一気にボロボロにする直接的な引き金となってしまいます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・お祭りの場では、普段は家庭内で厳しく制限されているお菓子の摂取について、親の管理やルールが甘くなりがち
・お祭り会場では、食べ終わったあとにすぐうがいをするのは困難
・お祭りから夜遅くに帰宅したあと、疲労からくる強い眠気によって、ブラッシングが雑になるケースは多い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】虫歯予防と便秘の関係について

虫歯予防は、セルフケアやプロフェッショナルケアを徹底し、虫歯のリスクを極限まで低下させるためのものです。
また虫歯以外にも、多くの方が悩んでいる症状の一つに便秘が挙げられますが、実はこれらは深い関係性を持っています。
今回は、具体的にどのような関係があるのかについて解説します。

水分不足によるダブルパンチ

体内の水分が不足することは、口内とお腹の双方に致命的な悪影響を及ぼします。

水分が足りなくなると、体は水分を温存しようとするため、唾液の分泌量を大幅に減らしてしまいます。
これにより口の中が乾いて自浄作用が低下し、虫歯菌が非常に活動しやすい環境が作られてしまいます。

一方で、腸管内でも同様の現象が起こります。
水分が不足すると、大腸で便から余分に水分が吸収されてしまうため、便が硬くなってスムーズに排出されなくなり、しつこい便秘を招きます。

水分をこまめに摂取することは、口の中を潤して十分な唾液量を確保し、虫歯菌の定着を防ぐための基本です。
同時に、便をやわらかく保って排便を促すためにも必要不可欠な習慣であり、水分補給一つで両方のトラブルを同時に防ぐことができます。

食物繊維の摂取による相乗効果

野菜や海藻、キノコ類などに豊富に含まれる食物繊維は、お腹の健康だけでなく歯の健康にも素晴らしい恩恵を与えます。

食物繊維が豊富な食材は自然と噛み応えがあるため、食事の際に自然と咀嚼回数が増えます。
これにより大量の唾液が分泌され、虫歯の原因となる酸を中和し、歯を保護する効果が生まれます。

そして、飲み込まれた食物繊維は胃で消化されずに大腸まで届き、便の体積を増やして腸壁を刺激し、排便を促すダイレクトな便秘解消法になります。

さらに、食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を根本から整えてくれます。

糖分の過剰摂取と腸内悪玉菌の増殖

お菓子やジュースに多く含まれる砂糖の過剰摂取は、虫歯と便秘の両方を引き起こす最大の引き金になります。

虫歯菌は口の中にある糖分をエサにして強力な酸を作り出し、これが歯の表面のエナメル質を溶かすことで虫歯を発生させます。

一方で、過剰に絡め取られた糖分がそのまま腸に送られると、今度は腸内の悪玉菌にとって格好のエサになってしまいます。
糖分によって悪玉菌が爆発的に増殖すると、腸内が異常発酵を起こしてガスが溜まりやすくなり、腸の正常な動きが阻害されて便秘が慢性化します。

つまり甘いものをダラダラと食べる習慣は、口内を常に酸性にして虫歯を量産するだけでなく、腸内フローラを破壊して便秘を悪化させる負のスパイラルを生むということです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・身体の水分が不足すると、口内が乾いて虫歯のリスクが上がるだけでなく、便も硬くなる
・食物繊維は咀嚼回数の増加による口内環境の良化と、腸内環境の整備につながる
・お菓子やジュースなどの糖分は虫歯菌だけでなく、腸内の悪玉菌のエサにもなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】虫歯治療をスムーズに進めるために必要な会話

虫歯治療を行うのは歯科医師や歯科衛生士ですが、実際は患者さんとの共同作業と言っても過言ではありません。
なぜなら、患者さんの要望などについて歯科医師が把握していなければ、有意義な治療は実現できないからです。
今回は、虫歯治療をスムーズに進めるために必要な会話について解説します。

妊娠の可能性や全身疾患について伝える

現在妊娠している可能性のある方や、すでに妊娠中の方、また高血圧・糖尿病・心臓疾患・骨粗鬆症などの持病がある場合は、必ず治療を開始する前に伝えてください。

また、現在病院から処方されて日常的に服用している薬がある場合も同様に伝えなければいけません。
お薬手帳を持参して提示しながら「現在〜の病気で内科に通院しています」「妊娠〜ヶ月目です」と明確に話します。
歯科医師これらの情報により、全身の健康を最優先にした安全な治療プランを立てることができます。

治療内容や手順の疑問に対する質問

歯科医師からの説明の中で、分からない専門用語があったり、なぜその歯を削らなければならないのか疑問に思ったりしたことは、遠慮せずにその場で質問してください。
「今から行う処置は、具体的に何のためのものですか?」などと尋ねることは、納得して治療を受けるために大切です。
医療ミスや思い違いを防ぎ、医師との信頼関係を築くためにも疑問の解消は欠かせません。

インフォームドコンセント(説明と同意)は患者さんの権利であるため、十分な説明を受け、納得できないまま治療が進んでしまうことのないよう、積極的な対話を意識しましょう。

治療中の合図を決める

いざ実際の治療が始まってしまうと、口を大きく開けたままで、器具が入っている状態になるため、言葉を発して不快感を伝えることができなくなります。
そのため、治療が始まる前の段階で「もし治療中に痛かったり苦しかったりしたときは、どちらの手を挙げれば良いですか?」と確認しておきましょう。
一般的には左手を上に挙げることが多いですが、事前にこの合図をお互いに決めておくことで、治療中に痛みの限界を迎える前に、治療を一時中断してもらうことができます。

またいつでも治療を止めてもらえるという明確な約束があるだけでも、治療中の精神的な緊張や恐怖心を大きく和らげる効果があり、心理的に非常に楽になります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・妊娠の可能性がある場合や全身疾患、それに伴う薬の服用がある場合、必ず歯科医師に伝える
・歯科医師からの説明で分からない部分があった場合、遠慮せずにその場で質問する
・事前に合図をお互いに決めておくことで、治療中に痛みの限界を迎える前に、治療を一時中断してもらえる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】虫歯予防効果が期待できる居酒屋メニュー

普段居酒屋でお酒を飲む機会が多い方は、アルコールや食事を長時間摂取し続けるため、口内が酸性に傾いて虫歯のリスクが上昇します。
そのため、少しでも虫歯になりにくい料理を選ぶことをおすすめします。
今回は、虫歯予防効果が期待できる居酒屋メニューをいくつか紹介します。

エイヒレ

お酒のおつまみとしてじっくり味わえるエイヒレは、噛む習慣を利用した強力な虫歯予防メニューです。

エイヒレは乾燥させてあり非常に噛みごたえがあるため、一切れを口に入れてから飲み込むまでに、数十回以上の咀嚼が必要となります。
この連続した咀嚼運動が耳下腺などの唾液腺を強く刺激し、高濃度の唾液を次々と分泌させます。
唾液はお口の最大の味方であり、虫歯菌を洗い流し、エナメル質を修復してくれます。

また、エイヒレは魚の軟骨成分であるコラーゲンが主成分であり、糖質は極めて低いです。
長時間口の中で噛み続けても、キャラメルやスナック菓子のように虫歯の原因になる酸を作らないため、ダラダラと飲む場には最適な清掃性おつまみです。

刺身盛り合わせ

新鮮なお刺身は、加工による余計な糖分やみりんが一切使われていないため、非常に虫歯リスクの低い安心なメニューです。

魚肉には、歯の有機質を形成する良質なタンパク質がたっぷりと含まれています。
特に、マグロやサーモンといった魚には、カルシウムの吸収を劇的に高めて歯の再石灰化を助けるビタミンDが豊富に蓄えられています。

また、お刺身に添えられているツマや大葉を一緒に食べるのが隠れたポイントです。
これらの薬味の強固な食物繊維が、噛むたびに歯の表面をこすり洗いし、自浄作用を後押ししてくれます。

さらに醤油をベッタリつけすぎないように工夫すれば、口内をアルカリ性寄りの健康な状態に維持できます。

炙りしいたけ、きのこホイル焼き

しいたけやエリンギなどのきのこ類を使ったメニューは、歯を強固にするためのブースター役として欠かせません。

きのこ類には、食品の中でもトップクラスのビタミンDが含まれています。
ビタミンDは、他のメニューから摂取したカルシウムを体内にしっかりと吸収させ、歯の再石灰化へと導く極めて重要な役割を持っています。

さらに、きのこは独特の弾力と強い繊維質を持っているため、自然と前歯や奥歯で何度もすり潰すように噛むことになります。
これにより、歯の汚れを落とすとともに、唾液の大量分泌が促されます。

ポン酢や塩などのシンプルな味付けで頼めば、糖分を一切気にすることなく、美味しく食べながら口内の抵抗力を高めることができます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・エイヒレは、噛む習慣を利用した強力な虫歯予防メニュー
・新鮮なお刺身は、加工による余計な糖分やみりんが一切使われていないため、非常に虫歯リスクの低い安心なメニュー
・キノコ類はカルシウムの吸収率を上げるビタミンDが豊富で、咀嚼による唾液の増加も期待できる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】歯周病がある状態でフロスを使うとどのようなニオイがする?

歯周病を発症している方は、日々丁寧なセルフケアにより、徐々に健康的な歯茎を取り戻せるように努めなければいけません。
また歯茎の引き締めには、歯間ブラシなどのサポートアイテムが必須ですが、歯周病の方は歯間ブラシの使用後に独特なニオイがすることがあります。
こちらは一体どのようなニオイなのでしょうか?

特定の同じ場所だけが猛烈に臭う

口内全体を掃除している中で、なぜかいつも特定の同じ隙間だけが突出して臭うことがあります。
この現象は、その部分だけに深い歯周ポケットが形成されていたり、隠れた虫歯が存在したりする特徴的なケースです。

あるいは過去に入れた銀歯や詰め物の接着剤が剥がれ、内部に微小な隙間ができて、そこに歯周病菌が繁殖している可能性もあります。

どれだけ丁寧にブラッシングをして全体の口臭対策を行っていても、このニオイの巣窟が残っている限り、歯間ブラシを通すたびに同じ強烈な悪臭が再現されます。
これは口の構造的な不具合を知らせる、非常にわかりやすい危険信号です。

奥歯の隙間から発生する濃厚な悪臭

歯周病の方は、前歯の周辺は比較的ニオイがないにもかかわらず、奥歯に歯間ブラシを入れた途端、鼻が曲がるような濃厚な臭気が発生する特徴があります。

奥歯は構造的に複雑で、歯ブラシの毛先が物理的に届きにくいため、圧倒的に磨き残しが多いエリアです。
さらに、唾液の出口から遠い場所では自浄作用が弱まり、プラークが長期間にわたって定着・熟成されてしまいます。

また親知らずが中途半端に生えていると、さらにその周囲に巨大な細菌の巣が作られます。
結果として、奥歯の歯間からかき出された汚れは、前歯に比べて細菌の密度が何倍も高く、結果として放たれるガスの濃度も極めて濃厚で不快なものになります。

取り出されたプラーク自体のニオイ

歯間ブラシの毛先にベッタリと付着してくる黄色や白っぽいうねうねした塊、これがプラークです。

プラークは単なる食べカスではなく、1mgあたり1億個以上もの細菌がひしめき合う細菌の生きた塊です。
このプラーク自体が細菌の排泄物や死骸を内包しているため、それ自体が凝縮された悪臭の発生源となっています。

歯ブラシだけでは、歯間のプラークは6割程度しか落とせません。
残りの4割が歯間で何日も生き残り、発酵を続けることで、ブラシに付着した瞬間に強烈な個体特有のニオイを放ちます。

またこれを放置すると、ニオイが強まるだけでなく、やがて石のように硬い歯石へと変化していきます。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病の人は、特定の部分だけがいつも強烈な悪臭を放つことがある
・歯周病の人は、奥歯に歯間ブラシを入れた途端、鼻が曲がるような濃厚な臭気が発生することがある
・歯周病の場合、プラーク自体が凝縮された悪臭の発生源となっていることもある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】舌の汚れが虫歯を引き起こす意外な理由

舌の汚れは、歯や歯茎の汚れと比べて軽視されがちです。
実際、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなどを用いてプラークを除去している方でも、舌磨きはおざなりになっているというケースが散見されます。
今回は、舌の汚れが虫歯を引き起こす意外な理由について解説します。

口呼吸による乾燥の悪化と酸の濃縮

日常的に口呼吸をしている方や、就寝中に口が開いてしまう方は、外気が直接口内に入り込むため、口の中が常に乾燥しやすくなります。
口腔内が乾燥すると、舌の表面にある突起が硬くなり、角質や汚れがこびりついて舌苔がさらに厚く形成されます。

水分が失われた口の中では、虫歯菌を抑える唾液の絶対量が不足するため、舌苔内の細菌はさらに活発化します。
また乾燥によって水分だけが蒸発すると、虫歯菌が作り出した有害な酸や毒素が薄まることなく、濃縮された状態で口腔内に残留することになります。

濃い酸が舌苔の周囲や歯の表面に停滞し続けることで、歯が溶けるスピードは速まります。
つまり口呼吸と舌苔の悪循環は、口の乾燥を招き、虫歯が多発する致命的な環境をつくり出すということです。

歯周病菌との共生によるバイオフィルムの強化

舌苔は、単一の細菌ではなく、虫歯菌や歯周病菌など多種多様な微生物が共生するバイオフィルムという強固な複合体を形成しています。
これら異なる種類の細菌たちは、お互いに代謝産物を融通し合ったり、外敵や薬剤から身を守るための粘液状の膜を共同で作ったりして、非常に強い抵抗力を獲得します。

特に歯周病菌が作り出す酵素や毒素は、口の中の組織を弱らせるだけでなく、虫歯菌が歯に付着するのを手助けすることが分かっています。
舌苔という守られた環境下で、虫歯菌と歯周病菌がタッグを組んで共生・進化を遂げることで、通常のブラッシングだけでは破壊できないほどタフな汚れへと変貌します。

この強固なネットワークが歯へと飛び火することで、虫歯の発生率が爆発的に高まる結果となります。

奥歯や歯間などブラッシングの死角への飛び火

舌は口の中で非常に自由に、そして大きく動き回る臓器です。
食事や会話の際、舌は前歯の裏側だけでなく、もっとも奥にある歯や、歯と歯の間の細かい隙間にも頻繁に接触しています。

もし舌の表面に大量の舌苔が付着していたら、舌が動くたびに、口の中のあらゆる隙間へ細菌を塗り付けるような結果になってしまいます。
特に奥歯の溝や、歯と歯の間、歯並びが悪い部分は、元からハブラシの毛先が届きにくく、汚れが溜まりやすいブラッシングの死角です。

このような元々リスクの高い場所に、舌の動きを介して毎日のように新鮮な虫歯菌の塊が擦り付けられれば、当然そこから虫歯が発生しやすくなります。

舌苔を放置することは、口の中のすべての死角に虫歯の種を蒔き続ける行為に他なりません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・口呼吸と舌苔の悪循環は、口の乾燥を招き、虫歯が多発する致命的な環境をつくり出す
・舌苔と虫歯菌、歯周病菌が共生することで、通常のブラッシングだけでは破壊できないほどタフな汚れへと変貌する
・舌苔は、奥歯などの磨きにくい場所の虫歯リスクを高める原因にもなる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】虫歯治療翌日に起こり得る意外な異変とは?

虫歯治療を受けることで、正常な歯を取り戻すことができ、生活の質は間違いなく治療前よりも向上します。
しかし虫歯治療の翌日は、口内でさまざまな異変が生じることがあるため、あらかじめ対処法を知っておくことが大切です。
今回は、特に意外な異変とその対処法について解説します。

歯の隙間にものが詰まりやすくなる

虫歯を削った部分に詰め物を入れた翌日、以前よりも食事の際に繊維質の野菜や肉類が挟まりやすくなったと感じることがあります。
これは、詰め物の隣の歯との接触面のきつさが、わずかに緩いことが原因です。

逆に、きつすぎてフロスがまったく通らないという異変が起きることもあります。

歯の隙間に食べカスが詰まったまま放置されると、翌日以降に歯茎が炎症を起こして腫れる食片圧入という状態になり、新たな虫歯や歯周病の原因になります。
歯科クリニックで隙間のきつさをチェックしてもらい、必要に応じて詰め物を作り直すか、隣の歯とのバランスを微調整してもらう必要があります。

舌や頬の裏側を噛んでしまう

麻酔が効いている間や、治療の翌日に、自分の舌や頬の内側の粘膜を誤って強く噛んでしまうことがあります。
こちらは新しい詰め物や被せ物が入り、口の中の形状や噛み合わせのバランスが昨日までとガラリと変わったため、脳と口腔内の感覚にズレが生じていることが主な原因です。

噛んでしまった部分は翌日に口内炎となり、白く腫れて食べ物や醤油などが触れるとピリピリと痛みます。
口の感覚は数日~1週間ほどで適応していきますが、口内炎の痛みがつらい場合は、抗炎症作用のある軟膏を処方してもらうか、市販の口内炎薬を塗布して患部を保護してください。

治療した歯が黒く見える、変色している

治療を終えて翌日に鏡をよく見ると、治療したはずの歯やその周辺が、心なしか黒ずんでいたり茶色く変色したりしているように見えることがあります。

これにはいくつか理由があり、一つはプラスチックを光で固めた際のわずかな隙間に、着色汚れが早くも付着したケースです。
もう一つは、金属の詰め物の成分が歯の組織に透過して影を作っているケース、あるいは深い虫歯を保護するための裏打ちの薬剤の色が透けて見えているケースです。

翌日の段階でこれに気づいた場合、虫歯の取り残しではないことがほとんどですが、審美的に気になる場合は、再確認の意味も含めて担当医に相談してみましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯治療後の詰め物の大きさが不適切だと、歯の隙間にものが詰まりやすくなる
・新しい詰め物によって口内の感覚が変わると、舌や頬の裏側を噛みやすくなることがある
・虫歯治療後の歯が黒く見えたり、変色したりすると、審美的な問題が生じる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】歯周病と喘息の意外な関係について

歯周病は、万病のもとと言われるほど他の疾患を併発するリスクが高いです。
場合によっては、脳疾患や心疾患など、命の危険につながる全身疾患につながることもあります。
また歯周病は、慢性的な疾患である喘息との関係も持っています。
今回はこれらの疾患の意外な関係を解説します。

吸入ステロイド薬による口内の乾燥

喘息治療の主軸である吸入ステロイド薬は、気道の炎症を強力に抑えるために極めて重要ですが、副作用として唾液の分泌を低下させることがあります。

唾液には口腔内の細菌や汚れを自然に洗い流す自浄作用に加え、強力な抗菌作用が備わっています。
そのため、薬の影響で分泌量が減って口の中が乾くと、歯周病菌が爆発的に繁殖しやすい絶好の環境が整ってしまいます。

これが、喘息患者さんが健康な人と比べて歯周病を発症・悪化させやすい意外かつ重大な要因の一つです。

吸入治療を行った後は、必ず毎回丁寧にブクブクうがいを実践し、薬剤を口の中に残さないことが、歯茎の健康を守るための鉄則で。

口呼吸によるバリア機能の低下

喘息患者さんは気道が慢性的に狭くなっていて、常に息苦しさを感じやすいため、無意識のうちに鼻呼吸ではなく口呼吸を選択しがちです。

本来の鼻呼吸であれば、鼻毛や粘膜が微細なフィルターの役割を果たして細菌の侵入を防ぎますが、口呼吸を続けると乾燥した外気がダイレクトに口腔内へと入り込みます。
これにより口の中が急激に乾燥し、歯周病菌に対する本来の防御機能が著しく低下してしまいます。

乾燥して傷つきやすくなった歯茎は炎症を起こしやすく、プラークも付着しやすくなるため、歯周炎への進展が一気に加速します。

喘息のコントロールを良好に保ち、鼻呼吸ができる状態を維持することが、巡り巡って口内環境を健やかに保つ秘訣です。

歯周病菌の気道への誤嚥

口の中で増殖した歯周病菌やその毒素は、唾液や睡眠中の無意識な微少誤嚥によって、気管から肺へと直接吸い込まれるリスクが常に潜んでいます。

健康な方であれば、気道の繊毛運動などによって自然に排出されますが、喘息患者さんの気道は慢性的な炎症によって過敏になっていて、防御機能が著しく低下しています。
そのため、肺や気道に侵入した歯周病菌は気管支の粘膜を刺激し、局所的な炎症をさらに悪化させ、喘息の発作を引き起こしたり症状を重症化させたりする引き金になり得ます。

毎日の徹底的な口内のクリーニングによって、肺に流れ込む細菌の絶対数を減らすことが、大切な呼吸器を守るための重要な予防策になります。

つまり日頃からの丁寧なオーラルケアの地道な積み重ねが、結果として肺や気管支の健康を高いレベルで救い出すということです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・喘息治療のために吸入ステロイド薬を使用すると口内が乾き、歯周病のリスクが高まる
・喘息患者さんは気道が狭く口呼吸をしがちになり、これも歯周病のリスク増大につながる
・歯周病の方が細菌を誤嚥することで、喘息の発作や重症化につながることがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!