ホワイトニングを受けようとする方の中には、なかなか決心できず「受けたいけど受けられない」という状況が続いている方もいるでしょう。
では、多くの方はホワイトニングを受けるかどうか、どのような理由で迷っているのでしょうか?
今回は主な理由について解説します。
コストが高い
「ホワイトニングを受けたいけど決心がつかない」という方は、施術費用が高いことで迷っているケースが多いです。
ホワイトニングは治療ではなく審美性のアップが主な目的であるため、残念ながら保険が適用されません。
そのため、患者さんが施術費用の10割を支払うことになります。
オフィスホワイトニングの場合、1回あたり3万~7万円程度、ホームホワイトニングでも2万~5万円程度はかかります。
しかし、こちらは保険診療の治療と比べて高額というだけで、ホワイトニングの効果を考えれば決して高額ではありません。
また歯を根本的に白くしたい場合、基本的にはホワイトニングかもしくは他の自由診療しか選択肢がないため、ある程度コストがかかっても損はないと言えます。
白くなるかどうかが不安
ホワイトニングを受けるかどうか迷う理由としては、「ちゃんと白くなるかどうかが不安」ということもあります。
確かにホワイトニングの効果は個人差があります。
例えばコーヒーなど色の付きやすいものを口にする方や、喫煙をしている方などは、比較的効果が出にくいとされています。
また詰め物や被せ物などの人工物についても、ホワイトニングでは白くできません。
しかし、ホワイトニングの前に漂白を妨げる生活習慣を改善すれば、十分効果は出ることが期待できます。
さらに補綴物をセラミックなど審美性の高いものに変更すれば、歯列全体を白くすることも可能です。
痛みが出るのが怖い
ホワイトニングは薬剤を使用する施術であり、痛みが出る可能性があることから、なかなか受けられないという方もいます。
ホワイトニングに使用する薬剤が歯茎などに付着すると、刺激によって痛みが出ることはあります。
ただし、オフィスホワイトニングは歯科医師や歯科衛生士が施術を行うため、そのリスクは限りなく低いです。
またホームホワイトニングでも、マウスピースの使用方法や薬剤の量を守っていれば、基本的に痛みが出ることはありません。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ホワイトニングは自由診療のため費用が高いものの、コストパフォーマンスは決して悪くはない
・ホワイトニングの効果は、生活習慣の改善などによって高めることができる
・ホワイトニングでは高濃度の薬剤を使用するものの、痛みが出るケースはそれほど多くない
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!







