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【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】舌磨きにおけるNG行動とは?

歯のブラッシングと同じくらい重要なセルフケアの一つに、舌磨きが挙げられます。
舌をしっかり磨かなければ、虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、口臭もひどくなるおそれがあります。
今回は、そんな舌磨きにおいて避けるべきNG行動をいくつか解説しますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

舌苔以外の凸凹を削ろうとする

舌の構造を正しく知らないと、身体の一部を汚れと勘違いして攻撃してしまうことがあります。

特に舌の奥の方には有郭乳頭という、直径2〜3ミリほどの少し盛り上がったブツブツが逆V字型に並んでいます。
また、舌の側面には葉状乳頭というヒダ状の組織もあります。

これらは味を感じる重要な器官であり、誰にでもある正常な組織です。
これを舌苔だと思い込んで無理に削り取ろうとすれば、激痛とともに味覚を失うことになりかねません。

落とすべき汚れは、表面に乗っている白や黄色っぽい粉状の膜だけです。

体調が悪いときも無理に磨き続ける

舌の状態は、全身の健康状態と密接にリンクしています。

例えば風邪を引いて熱があったり、胃腸の調子が悪かったり、極度の疲労を感じているときは、舌苔がいつもより厚く白くなる傾向があります。
これは身体の防御反応の一つであり、無理に剥ぎ取ることが必ずしも正解ではありません。

また体調不良時は粘膜の再生能力も落ちているため、普段と同じ力で磨いても傷がつきやすく、治りにくくなります。
特に、舌に口内炎ができているときや、アフタ性潰瘍がある時にクリーナーを使うのは厳禁です。
傷口から細菌が入り込み、全身症状を悪化させる可能性もあります。

調子が悪いと感じる日は「今日は舌を休ませる日」と決めて、ぬるま湯で優しくゆすぐ程度に留める勇気を持つことが大切です。

舌クリーナーを除菌していない

使い終わった舌クリーナーには、目に見えない細菌や剥がれた角質、タンパク質が大量に付着しています。
これをサッと水洗いするだけで放置してしまうと、湿ったクリーナーの中で雑菌が爆発的に増殖し、翌朝には雑菌の塊で舌を磨くことになってしまいます。

使用後は、指の腹を使って毛先や溝の間まで流水で丁寧に洗い流し、水分をよく切って清潔な場所で乾燥させてください。

また、クリーナーにも寿命があります。
毎日使うものであれば、3ヶ月に一度は新しいものに交換するのが理想的です。

毛先が広がっていたり、プラスチックに傷がついていたりするものは、そこに汚れが溜まりやすく、不衛生なだけでなく舌を傷つける原因にもなります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・舌苔以外の舌の凸凹を削ると、舌が傷ついたり味覚に異常をきたしたりする可能性があるため注意が必要
・体調が優れないときは、無理に舌磨きを行わない方が良いケースもある
・歯を磨く歯ブラシと同じく、舌ブラシも丁寧に除菌しなければいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!