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【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】歯周病と喘息の意外な関係について

歯周病は、万病のもとと言われるほど他の疾患を併発するリスクが高いです。
場合によっては、脳疾患や心疾患など、命の危険につながる全身疾患につながることもあります。
また歯周病は、慢性的な疾患である喘息との関係も持っています。
今回はこれらの疾患の意外な関係を解説します。

吸入ステロイド薬による口内の乾燥

喘息治療の主軸である吸入ステロイド薬は、気道の炎症を強力に抑えるために極めて重要ですが、副作用として唾液の分泌を低下させることがあります。

唾液には口腔内の細菌や汚れを自然に洗い流す自浄作用に加え、強力な抗菌作用が備わっています。
そのため、薬の影響で分泌量が減って口の中が乾くと、歯周病菌が爆発的に繁殖しやすい絶好の環境が整ってしまいます。

これが、喘息患者さんが健康な人と比べて歯周病を発症・悪化させやすい意外かつ重大な要因の一つです。

吸入治療を行った後は、必ず毎回丁寧にブクブクうがいを実践し、薬剤を口の中に残さないことが、歯茎の健康を守るための鉄則で。

口呼吸によるバリア機能の低下

喘息患者さんは気道が慢性的に狭くなっていて、常に息苦しさを感じやすいため、無意識のうちに鼻呼吸ではなく口呼吸を選択しがちです。

本来の鼻呼吸であれば、鼻毛や粘膜が微細なフィルターの役割を果たして細菌の侵入を防ぎますが、口呼吸を続けると乾燥した外気がダイレクトに口腔内へと入り込みます。
これにより口の中が急激に乾燥し、歯周病菌に対する本来の防御機能が著しく低下してしまいます。

乾燥して傷つきやすくなった歯茎は炎症を起こしやすく、プラークも付着しやすくなるため、歯周炎への進展が一気に加速します。

喘息のコントロールを良好に保ち、鼻呼吸ができる状態を維持することが、巡り巡って口内環境を健やかに保つ秘訣です。

歯周病菌の気道への誤嚥

口の中で増殖した歯周病菌やその毒素は、唾液や睡眠中の無意識な微少誤嚥によって、気管から肺へと直接吸い込まれるリスクが常に潜んでいます。

健康な方であれば、気道の繊毛運動などによって自然に排出されますが、喘息患者さんの気道は慢性的な炎症によって過敏になっていて、防御機能が著しく低下しています。
そのため、肺や気道に侵入した歯周病菌は気管支の粘膜を刺激し、局所的な炎症をさらに悪化させ、喘息の発作を引き起こしたり症状を重症化させたりする引き金になり得ます。

毎日の徹底的な口内のクリーニングによって、肺に流れ込む細菌の絶対数を減らすことが、大切な呼吸器を守るための重要な予防策になります。

つまり日頃からの丁寧なオーラルケアの地道な積み重ねが、結果として肺や気管支の健康を高いレベルで救い出すということです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・喘息治療のために吸入ステロイド薬を使用すると口内が乾き、歯周病のリスクが高まる
・喘息患者さんは気道が狭く口呼吸をしがちになり、これも歯周病のリスク増大につながる
・歯周病の方が細菌を誤嚥することで、喘息の発作や重症化につながることがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・矯正歯科】小児矯正を早めに始めるべき理由

子どもの矯正治療である小児矯正は、できるだけ早めに始めた方が良いとされています。
可能であれば、第一期治療を開始できる6歳頃から、治療を検討しましょう。
では、小児矯正を早めに始めることには、一体どのようなメリットがあるのでしょうか?
今回はこちらの内容について解説します。

顎の骨格的な成長をコントロールできる

子どもの時期は、まだ顎の骨が成長段階にあり、やわらかいのが最大の特徴です。
この時期に矯正を始めることで、上顎や下顎の成長のバランスを適切にコントロールすることが可能になります。

例えば下顎が前に出すぎている受け口や、上顎が出っ張っている出っ歯に対して、骨の成長を抑制したり、逆に促進したりする装置を使用できます。
大人になってからでは骨格自体を動かすことは難しく、外科手術が必要になるケースもありますが、子どものうちであれば、成長発育を利用してアプローチできます。
これにより、理想的な骨格の土台を築くことができ、将来の美しい歯並びと健康的な噛み合わせの基礎を作ることができます。

将来的に抜歯をする確率を減らせる

大人の矯正治療では、歯をキレイに並べるためのスペースが足りない場合、健康な小臼歯などを抜く抜歯矯正が行われることが多くあります。

しかし、小児矯正(第一期治療)では、顎の横幅を広げる装置などを用いて、永久歯がキレイに並ぶためのスペースをあらかじめ確保することができます。
骨が成長する力を利用して顎を適切な大きさに広げられるため、大切な天然歯を抜かずに済む可能性が格段に高くなります。

自分の歯を一本でも多く残すことは、生涯にわたる口の健康を維持する上で非常に大きなメリットです。
早期にアプローチを開始することで、歯のスペース不足という根本的な問題を解決し、身体への負担が少ない治療の選択肢を広げられます。

正しい咀嚼習慣が身に付き消化・吸収を助ける

噛み合わせが悪いと、食べ物をしっかりと細かく噛み砕くことができません。
特定の歯だけで噛む癖がついたり、丸飲みしてしまったりすることが多くなります。

小児矯正によって早期にバランスの良い噛み合わせを作ってあげることで、すべての歯を使って左右均等にしっかり噛むという、正しい咀嚼習慣が自然と身につきます。
また食べ物をしっかり咀嚼できるようになると、唾液の分泌が促され、胃や腸といった消化器官への負担が大幅に軽減されます。

栄養の吸収効率も良くなるため、身体が大きく成長する成長期の子どもの全身の健康や、健全な発育・発達を内面から力強くサポートすることにつながります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・小児矯正を早めに始めることで、上顎や下顎の成長のバランスを適切にコントロールできる
・小児矯正では、永久歯がキレイに並ぶためのスペースをあらかじめ確保できるため、将来的な抜歯のリスクを減らせる
・小児矯正によって早期にバランスの良い噛み合わせを作ることで、正しい咀嚼習慣が自然と身につく

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で入れ歯治療】入れ歯に慣れるためにすべきこととは?

入れ歯を装着することで、これまで失っていた歯を埋めることができ、食事や発音にも大きなメリットがもたらされます。
しかし、入れ歯は装着してすぐ、天然歯のように問題なく使用できるわけではありません。
ある程度慣れるまでには、以下のような行動を意識して行うことが大切です。

装着時間を徐々に伸ばす

新しい入れ歯を使い始める際は、口の粘膜や筋肉がその異物に慣れるまで時間がかかります。
そのため、最初は短時間だけ装着し、違和感や疲れがあったら無理をせず外すというステップを繰り返すことが大切です。

例えば初日は朝の1時間だけ装着し、問題がなければ翌日は午前中の2時間、その次は半日というように、段階的に装着時間を延ばしていきましょう。
いきなり朝から晩まで長時間つけ続けてしまうと、歯茎に過度な負担がかかって強い痛みが出たり、口の中が擦れて口内炎ができたりする原因になります。

まずは、口の中に入れ歯がある状態に脳や神経を慣れさせることが最優先です。
焦らずに、自身のペースで1日を通して快適に使える時間を少しずつ増やしていきましょう。

就寝時は外して歯茎を休ませる

入れ歯に早く慣れたいからといって、夜寝るときまでつけたままにするのは逆効果です。

睡眠中は唾液の分泌量が大幅に減少するため、口の中が乾燥しやすくなります。
その状態で入れ歯をつけたままだと、細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病、口臭のリスクが高まります。

また、日中ずっと入れ歯に締め付けられていた歯茎や顎の骨を休ませるためにも、就寝時は必ず外すようにしましょう。
外すことで歯茎の血行が改善され、粘膜の炎症や床ずれのような痛みを防ぐことができます。

外した入れ歯は、乾燥による変形を防ぐために、必ずお水や専用の洗浄剤を入れた容器に浸して保管してください。
口の健康を維持し、翌日も快適に入れ歯を使用するためには、夜の休息時間をしっかり確保することが不可欠です。

やわらかい食べ物から少しずつ噛む

入れ歯を入れたばかりの時期は、噛む感覚がこれまでと大きく異なります。
そのため最初の数日から数週間は、おかゆやスープ、豆腐ややわらかく煮込んだうどん、白身魚など、あまり噛まなくても喉を通るような食事からスタートしましょう。

硬い生野菜やステーキ、あるいは餅や団子といった粘着性の高い食べ物をいきなり噛もうとすると、入れ歯が傾いて痛みが出たり、外れてしまったりすることがあります。
まずはやわらかいものを軽く噛むことから始め、入れ歯がどのように動くか、どの程度の力で噛めば痛まないかを確かめてください。

口の筋肉が新しい噛み合わせや装置の感触を覚えるにつれて、少しずつ硬いものへとステップアップしていきましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・新しい入れ歯になれるには、少しずつ装着時間を伸ばしていくことが大切
・就寝時は歯茎を休ませるために、必ず入れ歯を外さなければいけない
・入れ歯を入れたばかりの時期は噛む感覚もかなり異なるため、やわらかいものから噛むべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者でセラミック治療】セラミック治療の色選びに関するあれこれ

セラミックの色選びでは、シェードガイドと呼ばれる色見本を見ながら、違和感のない白さにすることが求められます。
また光の種類による色の違いを考慮するなど、他にもポイントがいくつかありますが、今回はより踏み込んだポイントをいくつか解説したいと思います。

歯の先端の透明感を再現する

本物の歯と人工的な歯を分ける最大の境界線は、歯の先端部分にある透明感の有無です。

健康な天然歯の切端は、エナメル質が厚く象牙質が薄いため、光を透過してわずかに青みがかって透き通って見えます。
もしセラミックを均一な不透明の白さで作ってしまうと、まるでプラスチックのような、いかにも作り物といった安っぽい印象になってしまいます。

現在のプレミアムなセラミック素材は、この天然歯特有の光の透過性を極めて高いレベルで再現可能です。
色を選ぶ際は、単に明るさだけでなく透明度についても歯科医師などとしっかり話し合い、光が当たったときにリアルな質感を追求することが本物らしさを生み出します。

歯の表面の凹凸やツヤ

美しいセラミックは、色調の正確さだけでなく、歯の表面にある微細な凹凸やツヤのコントロールによって完成します。

天然の歯の表面を細かく観察すると、完全に平らではなく、縦に走るわずかな溝や、横向きの微細な波状のラインが存在します。
これらが光を複雑に乱反射させることで、天然歯特有の深みのある輝きが生まれます。

色選びの際には、隣り合う歯の表面の質感も一緒に観察し、それと同等のザラつきやツヤ感をセラミックに付与するよう指定することが大切です。
鏡のようにツルツルに磨き上げられたセラミックは、一見キレイですが光を不自然に強く反射するため、かえってお口の中で悪目立ちする原因になってしまうことがあります。

理想の写真を準備してイメージ共有

「自然な白さにしたい」「芸能人のようなキレイな口元にしたい」という言葉の表現は、人によって思い浮かべるイメージが大きく異なります。
患者さん側の“自然”が、歯科医師にとっては“かなり黄色みが残った色”であることもあれば、その逆もあります。

このような認識のズレをなくすには、自分が理想とする歯の色や形が写っている雑誌の切り抜き、Webサイトの写真などを準備し、カウンセリングの際に見せるのが効果的です。

視覚的なゴールを共有することで、歯科医師やセラミックを実際に製作する歯科技工士との間に共通認識が生まれ、思い通りの仕上がり近づける確率が飛躍的に高まります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・セラミックの色を選ぶ際は、単に明るさだけでなく透明度についてもリアルを追求すべき
・美しいセラミックは、色調の正確さだけでなく、歯の表面にある微細な凹凸やツヤのコントロールによって完成する
・認識のズレをなくすには、自分が理想とする歯の色や形が写っているものを準備し、カウンセリングの際に見せるのが効果的

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で虫歯治療】虫歯が引き起こす意外な疾患とは?

虫歯を発症すると、歯の痛みによって食事に影響が出たり、以前よりも口臭が強くなったりします。
これだけでも十分厄介ですが、さらに虫歯を放置すると、今後は全身疾患を引き起こすことも考えられます。
今回は、虫歯が引き起こす意外な疾患について解説します。

慢性的な胃腸障害

虫歯が進行して歯が崩壊したり、痛みのせいで食べ物を十分に噛めなくなったりすると、食事の際に食べ物を大きな塊のまま飲み込むようになります。
これにより、胃や腸などの消化器官に過度な負担がかかり、慢性的な消化不良や胃痛、便秘、下痢といった胃腸障害を引き起こします。

また、よく噛まないことで消化酵素を含む唾液の分泌量が激減し、胃酸の分泌バランスが乱れて胃炎や逆流性食道炎を招く原因にもなります。

しっかり咀嚼することは、栄養を効率よく吸収するための第一歩です。
しかし、虫歯による咀嚼機能の低下はその基盤を揺るがし、どれだけ健康的な食事を心がけていても、胃腸が荒れて十分な栄養を体に吸収できなくなります。

誤嚥性肺炎

虫歯を放置すると、口腔内で増殖した虫歯菌が唾液や食べ物と一緒に誤って気管に入り込み、肺に達することがあります。
健康な方であれば反射的に咳き込んで排出できますが、高齢者や免疫力が低下している方、睡眠中などは、この防御機能が働かずに細菌が肺で繁殖し、誤嚥性肺炎を発症します。

誤嚥性肺炎は高熱や激しい咳、呼吸困難を引き起こし、日本の高齢者の死亡原因の上位を占める非常に危険な病気です。
虫歯を放置して口の中が細菌の温床になっていると、1回あたりの誤嚥で肺に侵入する菌の量が爆発的に増えるため、肺炎の発症率や重症化のリスクが著しく高まります。

蜂窩織炎

虫歯菌が歯の根の先から顎の骨の内部に侵入し、さらに骨を突き破って感染が広がると、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という急性組織感染症を引き起こします。
特に下顎の奥歯の虫歯から感染が広がると、首や喉の周りの組織が短時間でパンパンに腫れ上がります。

この腫れが気道を外側から強く圧迫すると、呼吸困難に陥り、最悪の場合は窒息死する危険性があります。
また、上顎の虫歯から目の周囲や脳へと感染が波及することもあります。
強い痛みに加えて、高熱や全身の震え、倦怠感が現れ、入院して抗生物質の点滴治療を受けなければ治らないほど重篤化します。

たかが虫歯の放置が、突然命を脅かす緊急事態へと豹変するおそろしい例です。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯によってものが噛めなくなると、慢性的な胃腸障害を引き起こす可能性がある
・虫歯を放置すると、口腔内で増殖した虫歯菌が唾液や食べ物と一緒気管に入り込み、誤嚥性肺炎を引き起こす
・虫歯菌が歯の根の先から顎の骨の内部に侵入し、さらに骨を突き破って感染が広がると、蜂窩織炎という急性組織感染症につながる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】歯周病による膿の意外な特徴について

歯周病にかかった方は、以前よりも歯茎が赤く腫れたり、食事やブラッシングなどの軽い刺激で歯茎から出血したりします。
また重度の歯周病では膿が生じることもあり、こちらは強烈な悪臭を放つ以外にも、あまり知られていない特徴があります。
今回はこちらの内容について解説します。

歯周ポケットの奥深くから発生する

この膿は、目に見える歯の表面や歯茎の外側から出ているのではなく、歯と歯茎の隙間である歯周ポケットの暗く深い底から発生しています。

歯周病が軽度のうちはポケットが浅いため膿は目立ちませんが、中等度~重度にまで進行すると凶悪な歯周病菌がその奥底で爆発的に繁殖し、大量の膿を作り出します。
どれほど頑張って自宅でセルフケアの歯ブラシを当てても、その毛先は数ミリの深さまでしか届かないため、この領域で生成される膿の根本にアプローチすることは不可能です。
市販のケアでは絶対に届かない安全地帯で、細菌が膿を生み出し続けているのです。

歯茎を押すと慢性的ににじみ出る

指の腹や舌の先、あるいは歯ブラシの背などで、赤く腫れている歯茎を優しく圧迫すると、ジワッと湧き出るように白い膿が漏れてくるのが確認できます。
これは、かつて歯槽膿漏と呼ばれていた言葉の由来そのものの典型的な症状です。

強い痛みを伴わない場合であっても、腫れた場所を押すたびに毎回欠かさず膿が出てくるということは、慢性的な炎症状態であることを証明しています。
痛くないからと油断して放置されがちですが、内部では毛細血管や組織の破綻が日常化していて、口内の組織が静かに、そして確実に崩壊へと向かっている証拠です。

進行するとフィステルをつくる

歯周病が極限まで進行したり、歯の神経の病気と合併したりすると、歯茎にフィステル(瘻孔)と呼ばれる、おできのような白いプツッとした小さな膨らみができることがあります。

これは歯の根の周囲の骨が溶かされ、そこに溜まった大量の膿がパンパンに圧力を高めた結果、外へ排出されるために自ら骨と歯茎を突き破って作った膿の通り道です。
このおできが成熟して破れると、中からドロッとした膿が大量に出てきて一時的に内部の圧力が下がるため、腫れや重だるい違和感は引いていきます。

しかし膿の生産工場である根本の原因が治っていないため、時間が経つと再び同じ場所に膿が溜まり、膨らんでは潰れるという再発を何度も繰り返します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病の膿は、歯と歯茎の隙間である歯周ポケットの暗く深い底から発生している
・赤く腫れている歯茎を優しく圧迫すると、ジワッと湧き出るように白い膿が漏れてくる
・歯周病が極限まで進行したり、歯の神経の病気と合併したりすると、歯茎にフィステル(瘻孔)と呼ばれる白い膨らみができる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・小児歯科】小児の前歯のケガを防ぐためのポイント

子どもは大人と比べて、前後左右や足元への注意力が散漫です。
またバランス感覚も未熟であるため、転倒したりぶつけたりする可能性が高く、このとき前歯をケガしてしまうことも考えられます。
今回は、このような状況を防ぐための主なポイントについて解説します。

食事中の姿勢改善と足の裏の接地

イスに座って食事やおやつを食べているとき、足をぶらぶらさせたり椅子を後ろに傾けたりして遊んでいると、バランスを崩して転落し、机の角や床で前歯を打つことがあります。

食事の際は、子どもの成長に合わせた椅子を選び、足の裏がしっかりと床や椅子の足置き台につくように調整してください。
足がしっかりと接地していると、体の軸が安定し、万が一のときにも踏ん張りがきくため転落を防げます。

また食事中は立ち上がらない、スプーンやフォークを口に入れたまま上を向かないといった食事マナーの徹底も安全につながります。

出っ歯の早期相談と治療

上の前歯が前方に大きく突出している、いわゆる出っ歯の子どもは、転倒した際に一番最初にその前歯が地面や障害物に激突します。
そのため、正常な噛み合わせの子どもに比べて前歯をケガするリスクが数倍高いことが分かっています。

もし子どもの上の前歯が目立って出ていると感じるのであれば、成長期に合わせた小児矯正について早めに歯科クリニックに相談することをおすすめします。
顎の成長をコントロールしながら前歯の位置を適切な位置に下げることで、将来的な見た目や噛み合わせの改善だけでなく、前歯のケガの予防にも直結します。

周囲の大人との安全意識の共有

前歯のケガを防ぐためのルールや対策は、母親や父親だけでなく、同居する祖父母、通っている保育園・幼稚園の先生など、すべての大人で一貫して共有しなければいけません。

「我が家では歯ブラシを持ったまま歩かせない」「この遊具ではこう遊ばせる」という方針を周囲に伝えておくことで、大人の見守りの目がどこに行っても同じ基準で機能します。

大人の意識が統一されていると、子ども自身も“どこにいてもやってはいけない危険な行動”を正しく理解し、自ら危険を避ける習慣が身につきやすくなります。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・食事の際は、子どもの成長に合わせた椅子を選び、足の裏がしっかりと床や椅子の足置き台につくように調整すべき
・子どもが出っ歯の場合はケガのリスクが高まるため、小児矯正について早めに歯科クリニックに相談するのがおすすめ
・前歯のケガを防ぐためのルールや対策は、子どもに関わるすべての大人で共有しなければいけない

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】あまり知られていない歯周病関連の疾患とは?

歯周病は、単体でも十分におそろしい疾患ですが、やはり怖いのは関連疾患です。
あらゆる全身疾患につながる可能性が高い上に、ギネス世界記録にも認定されるほど、感染者数が多いというのが歯周病の特徴です。
今回は、あまり知られていない歯周病関連の疾患について解説します。

膿瘍

膿瘍は、脳や肝臓といった本来は無菌であるべき重要臓器の中に細菌が感染して膿の塊を作ってしまう、急性で命に関わる重篤な疾患です。

身体に免疫低下などの隙ができた際、進行した歯周ポケットから大量の歯周病菌が血管内に直接なだれ込みます。
菌は血流に乗って全身を巡り、脳の毛細血管や肝臓の門脈を通過する際、その場に定着して繁殖を始めます。

特に脳膿瘍では、原因不明とされていた症例の多くで、患者さんの脳から口の中にしか存在しないはずの歯周病菌が検出され、口が感染源であることが証明されました。

重度の歯周病を放置することは、脳や内臓にダイレクトに細菌の爆弾を送り込んでいるのと同じであり、急激な高熱や意識障害を招くリスクがあります。

勃起不全

男性の性機能障害である勃起不全(ED)は、心理的な要因だけでなく、血管の健康状態が深く関係しています。

ペニスに血流を送る陰茎動脈は、心臓の血管よりも遥かに細く、わずか1〜2ミリメートルほどしかありません。
そのため、全身の動脈硬化の兆候がもっとも早く現れやすい場所です。

歯周病菌が口から血管内に侵入すると、血管の内側の壁に炎症を起こし、血管を硬く狭くする動脈硬化を急速に進行させます。
これにより、必要なときに十分な血液が陰茎に送り込まれなくなり、勃起不全が引き起こされます。

血管障害によるED患者を調べると、高確率で重度の歯周病が見つかるため、歯科治療による口内環境の改善が男性機能の回復にも直結することが分かっています。

筋萎縮性側索硬化症

筋萎縮性側索硬化症(ALS)という手足や喉、呼吸に必要な筋肉が徐々に動かなくなる原因不明の指定難病において、歯周病が病状の進行を狂暴化させる因子として警戒されています。

ALSは運動神経細胞が変性して死滅する病気ですが、歯周病菌が放出するタンパク質分解酵素が、血液脳関門を突破して脳や脊髄の神経組織に到達することが解明されました。
この毒素が、神経細胞を保護し支えている周囲の細胞を過剰に刺激し、結果として運動神経細胞の破壊を加速させてしまうという仮説が立てられています。

現在は難病の進行スピードを少しでも緩め、患者のQOLを維持するための医療連携として、口腔ケアの徹底が推奨されています。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病を放置すると、脳や内臓に細菌の爆弾を送り込み、急激な高熱や意識障害を招くリスクがある
・歯周病菌が口から血管内に侵入すると、必要なときに十分な血液が陰茎に送り込まれなくなり、勃起不全が引き起こされる
・歯周病は筋萎縮性側索硬化症(ALS)において、病状の進行を狂暴化させる因子として警戒されている

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者で歯周病治療】歯周病と肩こりの関連性とは?

歯周病は、万病のもとと呼ばれるほどおそろしい疾患です。
歯周病の状態を放置していると、あらゆる全身疾患のリスクが高まり、口内だけの問題ではなくなってしまいます。
また歯周病は、肩こりと密接な関連性があるとされています。
今回はこちらの内容について解説します。

歯周病菌による血流悪化と血栓リスク

歯周病が進行すると、歯茎の毛細血管を通じて歯周病菌が血液中に侵入します。
血管内に入り込んだ菌やそれに対抗する物質の影響で、血管内で血液の塊が作られやすくなり、全身の血液循環が低下します。

肩の筋肉はもともと重い頭を支えるために多くの血液を必要とするため、血流が悪化すると酸素や栄養が十分に行き届かなくなります。
その結果、疲労物質である乳酸などが筋肉に蓄積しやすくなり、頑固な肩こりを引き起こす原因になります。

口内の炎症が血管を通じて肩の筋肉を硬直させるという、全身の巡りに起因するメカニズムです。

噛み合わせの崩壊による筋肉の過緊張

歯周病が進行して歯を支える骨が溶けると、歯がぐらついたり、位置がズレたりして噛み合わせが悪化します。
噛み合わせにズレが生じると、食べ物を咀嚼する際に左右どちらか一方でばかり噛むようになり、顎の筋肉のバランスが崩れます。

顎の筋肉は、首や肩を覆う巨大な筋肉や筋膜と呼ばれる組織と地続きでつながっています。
そのため、噛み合わせの不調による顎の過剰な緊張がそのまま首や肩の筋肉へダイレクトに伝わり、持続的なコリや痛みを誘発します。

歯の土台の破壊が、最終的に上半身の骨格や筋肉の歪みへとつながっていくということです。

神経の伝達による慢性的な関連痛の誘発

歯周病による激しい炎症や鈍い痛みは、顔や頭の感覚をつかさどる三叉神経を刺激します。
この口からの強い痛み信号が脳へと伝わる際、すぐ近くにある首や肩の神経の通り道と脳内で情報が混線することがあります。
これを関連痛と呼び、脳が歯の痛みを首や肩の痛みと誤認して処理してしまいます。

また歯茎の不快感や痛みを無意識にかばおうとすることで、顔面から肩にかけての筋肉が常にこわばった状態になり、筋収縮性の肩こりが定着します。
口内のトラブルによる精神的なストレスも、自律神経を乱して血管を収縮させ、さらなる肩こりを招く悪循環を生み出します。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病によって血流が悪化すると、頑固な肩こりを引き起こす原因になる
・歯周病から来る噛み合わせの不調により、顎の過剰な緊張が首や肩の筋肉へダイレクトに伝わり、コリや痛みを誘発することがある
・歯周病による激しい炎症や痛みについては、脳が首や肩の痛みと誤認して処理することがある

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

【新潟市中央区新潟駅の歯医者・予防歯科】デンタルフロスに関するトラブルと対処法

デンタルフロスの使用は、虫歯予防を徹底するのであれば必要不可欠です。
歯ブラシだけでは落としきれない汚れを、デンタルフロスは絡め取ってくれます。
しかし、デンタルフロスを使用する際には、トラブルが起こるリスクもあります。
今回はトラブルの例と原因、そして対処法について解説します。

フロスの選び方がわからない

多種多様なフロスが流通しているため、自分の技量や歯並びに合っていない製品を選んでしまい、使いこなせずに挫折するというトラブルはよくあります。

初心者がいきなり操作の難しいロール型(指巻き)のノンワックスを使うと、力加減ができず歯茎を傷つける原因になります。

対策としては、まず初心者は持ち手がついたホルダー型(糸ようじタイプ)から始めましょう。
特に入れ歯や奥歯の管理には、角度がついていて挿入しやすいY字型が圧倒的におすすめです。
前歯にはF字型が適しています。

指に巻くロール型に挑戦する場合は、最初は滑りが良くて歯間に入りやすいワックスタイプを選んでください。
慣れてきたら、プラークの除去率がもっとも高いノンワックスタイプへ移行しましょう。

奥歯にフロスが届かない

奥歯にうまく届かない原因の一つは、口を大きく開けすぎていることです。
口を大きく開けると頬の筋肉や顎の骨がピンと突っ張ってしまい、かえって奥歯の外側に指や器具を入れるスペースがなくなります。

また手の指が大きめの方や、顎の関節が硬い方も、指巻き型のフロスを奥まで到達させるのが困難になります。

対策としては、奥歯にフロスを入れるときは口を大きく開けるのではなく、少し指が入る程度にポカンと緩めに開けるのがコツです。
これにより頬の粘膜がやわらかくなり、スペースが生まれます。

また指巻きタイプで苦戦している方は、迷わずロングハンドルのY字型ホルダーフロスを使用してください。
奥歯の歯間に垂直に糸が当たる設計のため、簡単に奥まで届きます。

差し歯やブリッジ周りのケアができない

ブリッジは、失った歯の両隣を削って繋いだ構造をしているため、上部が完全に連結されています。
そのため、通常のフロスを上から直線的に挿入することはできません。

また、差し歯の根元は天然の歯よりも段差ができやすく、通常のフロスでは引っかかりやすいという構造的なトラブルが生じます。

対策としては、ブリッジのケアには先端が硬く加工されていて隙間に差し込みやすいスーパーフロスを使用します。
連結部分の下にある隙間に、針に糸を通すように横から先端を差し込み、中央のスポンジ状の部分で優しく前後に動かして汚れを落とします。

差し歯の周りは、段差に引っかかって器具を傷つけないように、ワックス付きのフロスを使って慎重に操作してください。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・自分の技量や歯並びに合っていない製品を選んでしまい、使いこなせずに挫折するというトラブルはよく起こる
・口を大きく開けると頬の筋肉や顎の骨がピンと突っ張ってしまい、奥歯までフロスが届かなくなる
・差し歯やブリッジをケアする場合、特にフロス選びは慎重に行うべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!