虫歯予防を意識する場合、日々の食事から摂取する栄養素について考えなければいけません。
また虫歯予防を含むさまざまな健康効果がある栄養素としては、ビタミンが挙げられます。
今回は、数あるビタミンの中でも、ビタミンKにおける虫歯予防効果について解説します。
歯と骨の健康維持
ビタミンKは脂溶性ビタミンの一種です。
こちらはカルシウムを骨に定着させる働きを助けるため、歯を支える歯槽骨を含む骨全体を丈夫に保つのに不可欠です。
歯や顎の骨の健康は、歯周病予防や将来にわたって自分の歯で噛む能力に直結します。
特に、ビタミンK2は虫歯になりにくくする効果も期待されています。
歯茎の健康維持と止血作用
ビタミンKは止血ビタミンとも呼ばれ、血液の凝固に深く関与しています。
ビタミンKが不足すると血液の凝固機能が低下し、歯茎からの出血が止まりにくくなる可能性があります。
そのため、適切な摂取は健康な歯茎や口の粘膜を維持し、歯周病による出血のリスクを減らすのに役立ちます。
ビタミンKが豊富な食材
ビタミンKは、日々の食材から摂取できます。
代表的なものには納豆やホウレンソウ、ブロッコリーや海藻類などが挙げられます。
これらの中でも特におすすめなのは、やはり海藻類です。
海藻にはさまざまな種類があり、毎日のように摂取しても簡単に飽きる心配が少ないです。
特に海苔やワカメはビタミンKの含有量が高く、その他もずくなどからも摂取可能です。
ビタミンK摂取時の注意点
虫歯予防の一環としてビタミンKを摂取する場合、血液を固まりにくくする薬を飲んでいる方は要注意です。
ビタミンK2は、こちらの薬の作用を弱めてしまう可能性があります。
特に納豆はビタミンKが多く、1回の摂取で必ずと言って良いほど薬の効果に影響が出るため、原則食べてはいけません。
またホウレンソウやブロッコリー、青汁やクロレラなどの食材を食べる際も、血栓予防薬を飲んでいる場合は大量摂取しないようにしましょう。
通常食事からの摂取でビタミンKを大量に摂取してしまうことはありませんが、サプリメント等を採り入れる場合は十分に考えられます。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ビタミンKはカルシウムを骨に定着させる働きを助けるため、歯を支える歯槽骨を含む骨全体を丈夫に保つのに不可欠
・ビタミンKは歯茎や口の粘膜を維持し、歯周病による出血のリスクを減らすのに役立つ
・ビタミンKは血栓予防役を服用している方にとって、禁忌の栄養素となる可能性がある
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!







